道にバナナ、のつくりかた
歩いていたら道にバナナが落ちていて、すってコンロリン。
そんなこと、どうやったら起こるわけ?そもそも、バナナの皮が道に落ちるシチュエーションとは何や。
バナナ食べながら歩いてポイ捨てって、かなりの暴挙であるよね。通りすがるひとに三度見はされちゃうよね。
と、完全に道にバナナはアニメのシチュエーションと決めつけていた私に、
道にバナナのつくりかたを見せてくれたのは、
井の頭線のホームを歩いていたおじいさん。
バナナを食べながら歩き、
食べ終わったバナナの皮を持っていた袋に入れ.....
ポトリ。
あ、落ちた.....。
え、拾わないの...。
....なるほど。
いとも簡単に、道にバナナはつくられたのでした。
言葉で、日々に小さな実りを。そんな気持ちで文章を綴っています。