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お盆といえば、三重留学。

お盆といえば、家族で三重の祖父母の家に帰省するのが常でした。

渋滞の嫌いな父のために朝3時に出発するのが恒例で、私はその特別な早起きが楽しくて仕方なかったのを覚えています。

車に乗って、7時間。

祖父母の家は、三重県の田んぼの真ん中にあります。

父とバイクに二人乗りして田んぼ道を飛ばしたり、畑の新鮮な野菜を取りに行ったりする日々。


そんななかで、私がちょっと緊張してしまうのは、祖父母と2人きりになる時間でした。

「今日は晩飯にビントロ食うか?」

そう言われたと思って、「うん、食べる!」と子どもらしく元気に答えたら、「今日は宿題やらなくてええんか」だった、というトラウマからの恐怖。

何を話してるか99%聞き取れないほどの超スピード関西弁かつ三重訛りで、分からん時はとりあえずニコニコしていようと努めていた私。

そんな私を見て、家族はいつも「あんた、理解してないの?」と大爆笑でした。

何を言っているか分からなくて怖い!と思っていましたが、家族が笑ってくれるのは嬉しくて、頑張って祖父母とたくさん会話をしていました。今思えば、きっと祖父母も、伝わらなくっても喜んでくれていたと思います。

...

そんな思い出を遡っていたら、田舎に帰りたくなってきましたね。

皆さんは、どんなお盆休みをお過ごしですか?




言葉で、日々に小さな実りを。そんな気持ちで文章を綴っています。