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フリーランスになる前に決めておきたい3つのこと

はじめまして、酒匂(サカワ)です。
2018年3月に約6年間勤めた会社を辞め、現在フリーランスのデザイナーとして働いています。先月でフリーランスになって丸1年が経ったので、今回は私がフリーランスになる前に決めておいてよかったことを書きます。
これからフリーランスになる予定の方や駆け出しのフリーランスの方の参考になれば嬉しいです!

まずは、簡単に自己紹介をすると

■経歴
2011年   4月:株式会社エウレカにてインターン開始(当時は受託事業)
2012年 10月:恋活・婚活アプリPairsの立ち上げ・リリース
2017年  3月:リードデザイナーと兼務でプロダクトオーナーに
2018年  3月:エウレカを退職し、フリーランスに転身

フリーランスになる前は株式会社エウレカに約6年間勤めていました。
中でも2012年の立ち上げ時からデザインを担当していたPairsは現在会員数1000万人を越える大きなサービスに成長しています。
現在は、フリーランスのデザイナーとして大手からベンチャー数社のプロダクト・サービス開発に携わっています。


なぜフリーランスを選んだのか


長い間1つのサービスをやってきたので、そろそろ他のサービスに挑戦したいと思ったのがきっかけです。

ですが、私はこれまで就活も転職活動もしたことがなく1つの会社や事業に絞ることが難しいと思いました。

もちろん副業という選択肢も考えましたが、会社員という守られてる環境から飛び出て自分の力を試してみたかったですし、将来自分で事業を立ち上げるためのアイデアをインプットするためにフリーランスになることを決意しました。


フリーランスになる前に決めてよかったこと

1.フリーランスになる目的・理由をはっきりさせておく


いきなり厳しいことを言うかもしれませんが、
「なんとなくやってみたい」や「自由だから」という理由では私はフリーランスを続けられなかったと思います。

長い間1つの会社にいたのでフリーランスになってから、どこにも属していない孤独感や次の仕事があるか・続けられるかわからない不安に襲われることがたくさんありました。
そういう時、自分を奮い立たせるためにフリーランスになる目的をはっきりしておいてよかったなと思います。

私の場合は、退職前の面談で何度かキャリアの相談に乗っていただきました。結婚や妊娠など人生設計も含めた将来のキャリアから逆算をして、自分がベストだと思うタイミングでフリーランスになると決めることができました。

さらに、フリーランスの先輩方に直接話を聞きに行き、フリーランスになった理由やフリーランスになってからの働き方を尋ねることでイメージを膨らませることができました。

このように、私は上司や知人への相談を通して目的・理由をはっきりさせることができたので、これからフリーランスになりたい人はいきなり自分ひとりで決めようとせず、まずは上司や知人に壁打ちをしてもらいましょう


2.定量・定性の両方の目標設定をする


ビジネスやサービス開発では馴染みがあるかと思いますが、私はキャリアも一緒だと思っていたので、定性・定量の目標を独立前に決めました。

フリーランスは上司や評価してくれる相手がいないので、自分で目標を立てて実行し、達成していく能力がないと続かないだろうと思っていたからです。

私の場合は

定量目標:年収の金額
定性目標:1年目で新規事業の内容を決める

という目標設定をし、定量目標はこのようにスプレッドシートで可視化をしています。


3.引き受ける仕事の基準を決める


フリーランスになる宣言をした後も、フリーランスになってからもお陰様で様々な案件を紹介いただけるようになりました。
しかし、案件によって事業内容も求められる裁量もまばらなことが多いです。(これは私がデザイナーという職種だからかもしれませんが)

そういう時、事前に引き受ける事業選びの軸を決めておいてよかったなと思いました。

例えば私の場合は、

①自分が課題感を感じる・共感できる事業
②市場が大きい、もしくはこれから市場が大きくなる期待感を持てる事業
③人々のイメージや文化を変えようとしてる事業

この3つを軸として持っていたので、案件の相談があってからすぐに返答ができました。

もし、自分の軸を持っていなかったらどんな案件でも引き受けていたでしょうし、毎回受けるべきかものすごく悩んでいただろうなと思います。


最後に

今回は「やってよかったこと」を中心に書きましたが、次回は「やっておけばよかったこと」や「後悔していること」を中心に書く予定です。

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また、ご質問やご相談がありましたらいつでもお声をかけください。


Image by freepik

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