学生インターン、高田。DIGGLEの社員さんにインタビューをする。 #5


こんにちは。
最近太陽が本気を出し始めて極力戸外に出たくない、DIGGLEインターンの高田ひなこです。

今回はサーバーサイドエンジニアでいらっしゃる勝井さんに、お話をお伺いしました。具体的な業務内容や仕事観について詳しく教えて頂きました。

高田 勝井さんはサーバーサイドエンジニアをされているそうなのですが、具体的にどのような業務を担当なさっているのですか?

勝井さん(以下敬称略) 既存の機能を改修してみたり、機能を追加するといったことをしています。業務では主にRailsやReactを使って開発しています。

高田 勝井さんがやっていらっしゃることは、DIGGLEというプロダクトのどういう部分に関わっているのでしょうか?

勝井 バックサイドをスポット的にやっています。今作っている実際の機能としては、予算の画面がありまして、権限を持つ人が予算をロックした場合、権限を持たない人は予算を勝手に編集できなくなる機能です。これはお客様のご要望があって作っています。
全体的な仕事としては、積まれたタスクをやったり、場合によっては要件定義から実装までやることもあります。

↑予算ロック前

↑予算ロック後


高田 ありがとうございます。続いての質問です。大手企業とスタートアップの2社を経験されているとお伺いされたのですが、両社を比較してメリット・デメリットを教えて頂けませんか?

勝井 最初に前職(大手企業)の話からしますね。前職はいわゆるSierで、基本はお客様の要望に沿ってシステムを構築して納品する、という形でした。僕は部門としては、コールセンター用の業務用アプリケーションの開発を行う部門に配属されていました。
担当していたお客様がとても大きな会社様ということもあり、システムのダウンや障害は大規模な損害に直結します。そのため、そういった事象が起こらないように慎重に開発をしていくことを求められていました。
また、ウォータフォール型の開発手法を採用していたため、要件定義の段階から正確にお客様の要望を把握しておくことも必須でした。
これらの、「お客様の要件を抜け漏れなく反映した、障害の起きないシステムの開発」というのは前職の規模の大きさだからこそ経験できたと思います。

デメリットとしては、慎重になるあまり、意思決定に時間がかかることです。基本的に納期はきつめのプロジェクトが多かったので、この意思決定に関わる時間を負担に思うことも少なくなかったです。また、私の勤務先がお客様のビルということもあり、ツールの導入等の規則が厳しかったです。環境構築時に必須なツールを入れようとして、申請してから3週間かかってやっと許可が下りたこともあります。

DIGGLEに入社して感じるスタートアップのメリットとしては、積極的にトライアンドエラーをしていけることかなと。もちろん、エラーを極力しないように気をつけてはいますが、前職と比較しても、挑戦することへの心理的ハードルは下がりましたね。今後も色々と試行錯誤して成長していきたいと思います。

デメリットは、フレックスゆえに朝起きるのが遅くなったことですね。もう少し早く起きたいいと思う毎日です。

高田 ありがとうございます。少し話題が変わるのですが、学生時代に経験しておいたほうが良いことはありますか?

勝井 勝井 チームで何かやったという経験があるといいかなと思っています。僕の場合は、大学時代のサークルでギターをやっていたのですが、曲目を決め、練習のスケジュールを決定し、演奏会に向けてチームで練習していくという流れを経験しました。メンバーの意見をまとめたり、スケジュールを調整したりするなど、人と動くことの大変さを経験できましたね。
会社では、チームの規模が大きくなってより考慮することが増えるなど、難易度が跳ね上がったりしますが、経験があるのとないのとでは結構違ってくるのではと思います。

あとは、休みがやたらあるので旅行に是非行って欲しいですね。社会人になると長い休みが取れないので。

高田 おすすめの場所はありますか?

勝井 イギリスですね。行ったことはありますか?

高田 行ったことがないのでとても行って見たいです。

勝井 イギリスは観光地が多いのと、基本雨なのですが夏でも涼しいので避暑地としても良いですね。

高田 ありがとうございます。
私は、論理的思考が苦手で、いわゆる走りながら考えるタイプです。勝井さんは、他愛もないお話をされている時も業務のお話をされている時も、かなり論理的にお話しされているな、という印象を受けます。

勝井 実際、僕はかなり論理的に話すのが苦手です。論理的に見えたとしても、実はすでに頭がパンクしていることがほとんどです。

高田 何か工夫されていることはありますか?

勝井 もともと僕は論理的思考というところにかなり苦手意識がありまして、どちらかというと行き当たりばったりな性格ですね。論理的思考かどうかは自信がないですが、先にゴールを決めてしまって、そこに至るまでの道筋を整理する、という感じで考えるようにしています。

高田 参考にさせて頂きます。
職業を選択される際に明確な軸は持っておられましたか?

勝井 大学の学部が情報系ということもあり、IT業界は見ておこう、というのは漠然と考えていました。就活を進めていくうちに、チームで大きな一つのものを作っていくことに魅力を感じるようになり、比較的規模の大きめなSIerを志望していくようになりました。
転職をする際には軸が変わり、「自分で手を動かすことが出来て、プロダクトの成長に寄与出来ている実感が持てそうか」という感じになっていました。
また、自分が勉強していたプログラミング言語がrubyだったため、開発のメインの言語がrubyである、というのも検討材料としていました。ただ、今ではフロントとバックの両方の処理の流れを把握する重要性が分かってきたので、rubyに限らず、他の言語も勉強中です

高田 ありがとうございました!

【インタビュー後の感想】
これまで行った、エンジニアの社員さんのインタビューを通して、馴染みがなかったエンジニアという職業についてや業務内容を少しずつ理解できたのではと思います。
エンジニアの、0→1のプロセスを経験できるという所にとても魅力を感じました。

また、就職先にスタートアップなどベンチャー企業を視野に入れるかを悩んでいたので、大手企業との比較のお話は非常に勉強になりました。

勝井さん、どうもありがとうございました!


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