スタンプや絵文字を選定する時の思考回路は英訳する時と似ている
今日Lineをしながら思った。今日、知り合いとLineでやり取りをした。
私はスマホで文字を打つのは遅い方だ。
単純に「打つのが遅い」という理由もあるが、「相手に送る文章を決めるのが遅い」という原因の方が大きいと思っている。
現にPCで入力しているここまでの文章も、何度か文章を消しては書き直されている。
「それは推敲だね。」
と優しい人は言ってくれるかもしれない。
でも私にとってはそんな崇高なものではない。
しまった、話が逸れた。
さて、なぜ今日Lineの話をしたかというと、そのやり取りの中で思ったことがあったからだ。
まさしくそれが今日の題名「スタンプや絵文字を選定する時の思考回路は英訳する時と似ている」である。
何を言っているのか?
そうですよね、何を言っているのか。
私は先ほど文字を打つのが遅いことを告白した。
Lineのやり取りにおいて、相手の質問に回答しようとして返事を考えている間に、どんどんと次の話題が送られてくることがざらにある。
今日の私はまさしくその状態だったのだ。
相手からの質問に「了解」と返すのが関の山。
でもそんな文字だけの文章だと、感情のすれ違いが起こりかねない。
そして私はスタンプや絵文字を探す。
文章すら時間がかかるのに、スタンプや絵文字を探すのはよりいっそう時間がかかる。なぜならそれらは私にとって、感情のすれ違いを最小限にするための大切な手段だからだ。
何をそこまで気にしているのかといわれても、そういう性分だからここは目を瞑って欲しい。本末転倒もいいところだと私も思っているのだ。
それは「了解」という意味のスタンプを選定している時の事だった。
「了解」「OK」「分かった」「承知」「ラジャー」「(^^)/」「(*^_^*)」「 (^O^)/ 」・・・等
ここではスタンプが使えないので顔文字にしたが、
さて、どれが自分の気持ちに一番近いものだろうか?
そして、どれが自分の感情や意図を相手に伝えるのにふさわしいだろうか?
無駄に悩むことが多い私は、必要以上にそんなことを考えるのだ。
ここで少し話は変わる。
私は英語も得意ではない。だが仕事で海外の方とメールでやり取りをしなければならない時がある。
その時は「簡易で簡潔な文章」で且つ「言いたい事が伝わるか」ということを意識した英文を作り、相手に送っている。・・・つもりだ。
そもそも長文を英語で作成する能力もないので伝えることが最優先課題なのだ。
伝えたいことを「簡易で簡潔な」英語にする際、いろいろな言い回しを考える。
Google翻訳の訳は違っていたとしても「言いたいことが伝わるような言い回し」の方が相手に伝わっているように感じているからだ。
この「言いたいことが伝わるような言い回し」を選ぶという思考がLineでスタンプを選定する時の思考と似ていると感じたのだ。
ふぅ。ここまでたどり着くのに時間がかかった。
しかもここまで書いて、日本語の日常会話ですら同じことをしているという事に気が付いた。
受信。解釈。思考。推敲。選択。発信。
どんな言語や記号を使おうとも、誰かに何かを伝えるために行われる過程と伝えるために必要なポイントは同じなのかもしれない。
イラッとしても言い回しを考えよう。
そうしたら伝わることが増えるかもしれない。
普遍的な教訓の意味を私はやっと理解したかもしれない。
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