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【月刊タロティスト】占いにハマる心理はここから!?3月号

こんにちは!

今回は、宗教を歴史と類型に分けて、丸ごと理解しようと思います。

日本人は無神論という向きもあるようですが本当でしょうか?

先日、岡田斗司夫のYouTubeでたまたま見かけた話では、神道のような長い歴史がある宗教ほど、教義や哲学はなくなり形式だけが残るそうです。


それはもしかしたら、私たちの体に浸透しているのではないでしょうか?

これまでタロットを理解するために、キリスト教徒であるタロットを作った人(ウェイトやクロウリーなど)、
つまりヨーロッパ人の思想を理解することで、よりタロットの絵や世界への理解を深めるという主旨でこのシリーズを開始しましたが、

今日はキリスト教以前からの流れも知って、
同時に私たちにも関わる宗教観がどれだけ生活に浸透しているかと見ていきましょう!

長文になりますが、これを読めば、世界の宗教が分類されて見えてくると思います。

それによって、占いで依頼される相談事も、
実は相談者が知らずに想像して設定されている物語がベースにあったり、

アミニズム※的な思考と感情によって生み出した恐れであったり、という話は容易に、説明がつき、スッキリするかと思います!

※アミニズム
全てのものに霊魂が宿るという考え方
後ほど詳しく説明します。
例えば「タロットさんが伝えています」とよく聞きませんか?
こういった言葉は無自覚だと思いますが、アミニズム的な思考になります。

大前提になる話

1.1宗教の社会的役割と歴史的背景
割と最近まで、社会は宗教の勢力下にあったことを忘れてはなりません。
政治だけでなく文化や社会構造、経済や、行動規範、日常生活にわたり、それぞれの国の宗教が根幹にあり、影響を及ぼしたという事実を含めて歴史を見ていくことがこれからの話を理解するために重要になります。

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