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うまくいっていない便利屋の共通点


はじめに


この記事は自社(便利屋困りごと解決本舗)の便利屋の運営経験を元にした記事になります。便利屋業は今年で7年目ですが右肩上がりで安定した売上を出すことができています。(月商500万前後)商圏はほぼ半径7キロ以内が9割以上の地域密着型の便利屋です。

現役の便利屋さん達が情報交換している日本最大級の便利屋コミュニティを主催しています。様々な情報交換をしているので、現役の便利屋の方、便利屋開業に興味がある方は参加してみてください。


うまくいっていない便利屋の共通点


コミュニティを運営しているので、今まで多くの便利屋さんと実際にお会いして話したり、相談されたりしてきました。その経験からわかったことですが、うまくいっていない便利屋には「ある確実な共通点」があることがわかりました。

それは「集客ができていない」ことです。

いくらスキルが優れていたとしても
いくら良心的なサービスができたとしても
いくらコミュニケーションがうまくても

お客さんからの依頼がないと宝の持ち腐れなります。

賛否両論あるかと思いますが、ぶっちゃけ便利屋は「集客」さえできてしまえば何とでもなります。シンプルに作業ができる方を探してやってもらうだけです。仕事が欲しい人はちょっと探せばたくさんいます。普通のビジネスでは、作業ができる人よりも集客できる人の方が優位性が高いのは否めません。

私は便利屋以外に他のスモールビジネスのホームページ制作やコンサルもしていますが、便利屋だけではなく、事業におけるセンターピンは「集客」だと断言できます。集客はボーリングでいうセンターピンです。センターピンを倒すことができれば、バタバタと他のピンも倒れていくのと一緒の現象が起きます。

ビジネスセンスがある人は「集客」の大事さがわかっています。なぜ、集客が最重要なのかをこれから解説します。

集客ができないと成長速度が全てにおいて激遅


集客できないと将来的にどういう流れになるか?かなりの便利屋さんが集客の大事さに気づかずに以下の流れで撤退しています。

  1. 集客ができないと 仕事が少ない(売上がたたない)

  2. 集客ができないと 実戦経験が積めない(スキルアップしない)

  3. 集客ができないと 安い下請けの仕事しかない(日払いの仕事と変わらない)

  4. 集客ができないと 今後どうなるか不安になる(運次第で綱渡り状態)

  5. 集客ができないと いずれは撤退する

月商30万の便利屋と月商100万の便利屋では、1年後にどんな差がつくでしょうか?

実戦経験、スキル、道具や設備、手元の資金など、あらゆるものに差がついてきます。3年後とかになると比べ物にならないほど差がつきます。

逆に集客できるとどうなるか?


逆に集客ができるとこんなフローになります。集客がセンターピンというのがわかると思います。

  1. 集客ができると 仕事が増え売上が立つ

  2. 集客ができると どんどん実戦経験が積める

  3. 集客ができると 安い下請けの仕事は断れる

  4. 集客ができると 人を増やしたり、設備投資できる

  5. 集客ができると 不安はなくなりはしないがかなり薄まる

再現性のある集客ができると、来月、再来月などの売上の目処がついたり、リピートのお客様が積み上がっていく感じが体感できます。こうなると今後の不安はどんどんなくなります。

リピートのお客様が増えると「便利屋で1人食べていくこと」「家族を食べさせていける」と思えるようになります。集客の仕組みができて、リピートのお客様がたくさんいる(とりあえず食べていくことができる)という安心感は人生レベルでの生活の質が上がるため、メンタルもめちゃくちゃ良い状態になります。

うまくいってない便利屋の共通点まとめ


この記事はうまくいっていない便利屋の共通点を「集客」にフォーカスしましたが、ここからは「集客以外の他のうまくいかない共通点」をまとめてみました。ずばり本音で書いています。当てはまったら注意が必要です。

素直じゃない人、自分の考えに固執している

「今現在の自分の結果や立場」は過去に自分がやってきたことの集大成です。もし、今うまく結果が出ていないのであれば、過去やってきたことが間違っている可能性があります。

自分の考えを固執せずに、素直に結果ができている人のマネしたり、アドバイスを聞くべきです。そして、素直になり受け入れることをおすすめします。今からやることが、未来の自分の結果や立場を作ります。当たり前ですが、自分が思うような結果が出ている場合は、素直でなくても自分の考えに固執して良いと思います。

報連相ができない人・レスポンスが遅い人

報連相をしっかりするのはビジネスにおける基本中の基本です。バタバタとしていても、取り急ぎの連絡をすることはできるはずです。レスポンスが悪い人は信用されません。相手はわざわざ何も言ってくれませんが、知らないうちにお付き合いは終わります。

報連相をしっかりすることで信頼を勝ち取ることができます。紹介してもらったり、次の仕事をいただいたりします。報連相やレスポンスを早くするのは意識すれば誰でもできることです。これを徹底することで失客はもちろん、お客様から新しい紹介者をいただくことができます。

短期目線で投資ができない人

投資感覚がないと事業がスケールしません。集客しかり、軽トラ、置き場、道具などに設備投資できない人。単純に目先の利益ばかりで、投資できないと機会損失になります。(目に見えない損失)先に投資して、後で回収するという発想がないと、いつまでたっても同じステージにいることになります。綱渡り状態ではなく、安定した経営をするには長期的な視野は必須です。

搾取・奪う発想の人

自分が与えてもらうことばかり考えている人や奪う発想の人は短期的には儲かるかもしれませんが、長期的には破綻します。理由は「人が離れていく」からです。逆に、与える発想の人は短期的には損をするかもですが、長期的には繁栄します。経営はマラソンです。目先の利益ももちろん大事ですが、長期的な視野が必要です。


感謝の心がなく当たり前だと思っている人

「ありがとう」の対義語は「当たり前」です。何かしてもらったら「感謝の心でありがとう」と表現できる人は人がついてきます。お客様しかり、バイトさんやパートナーなどへの対応も大事ですね。

感謝の気持ちで接することは相手に伝わりますし、配慮などで出てしまいます。やはり、そういった心構えができていない人はリピートのお客様はもちろん、パートナーも離れていくので長期的な事業継続は厳しいかもしれません。


愛想がない人

当たり前の話ですが、愛想がない人はチャンスを逃しまくっています。やはり、ニコニコしていて、愛想がある人にはチャンスが来る確率は高いです。ペコペコする必要はないですが、笑顔は大事だと思います。

私達は職人ではありません。元請けがいて、仕事をしっかりとすればOKではありません。しっかりとコミュニケーションを取ることも大事な仕事です。そもそも、ぶっきらぼうな人に頼みたいと思いますか?コミュニケーションは作業スキルと同じか、それ以上に大事なスキルです。そもそも自分がお客に立場にたった時に無愛想な人をまた呼びたいと思いますか?

不義理をする人

・紹介してもらった人を勝手に飛び越えて、直接やり取りする。
・紹介案件で紹介料を誤魔化したり、報酬を払わない、報告しない。
・前もって予定を入れていたのに自分の仕事が忙しくなってきたからドタキャンする(代替え案なども出さない)      
・自分が困った時だけ助けてもらい、世話になった人が困った時に他人事。
・お金に汚い。(報酬を払わない、支払うべき報酬を先延ばしにする)

不義理する人の傾向として、一人ではなく複数の人のにも不義理するので、すぐに広まります。世間は思った以上に狭いです。こういった話は水面下で行われており、本人は不義理がバレているのに気付かずに周りの人間が離れていきます。(まともな人ほど関わるのが面倒くさいのでサイレントで消えていきます)自分本位の人は嫌われますし、ビジネスで成功することはありません。超短期的には利益を得られますが、長期的目線では損でしかないです。


以上、うまくいっていない便利屋の共通点について解説しました。


このNOTEの文末に無料でできる集客方法を掲載していますので、もしよかったら参考にしてみてください。便利屋の集客や経営相談・アドバイスは以下のページからお問い合わせください。

便利屋集客相談について

便利屋の経営相談・開業相談について


おまけ おすすめの3つの集客媒体


弊社では以下の3つの集客媒体を連動させて問い合わせを獲得しています。仕組みとして機能しています。この3つの媒体に注力しておけば間違いないです。ここでは概要のみ解説します。

  1. チラシ

  2. ホームページ

  3. グーグルビジネスプロフィール 


1.チラシ

チラシは反応のある当たりチラシを作るのが難しいですが、それが作ることができたらしばらくは安心ですね。うちの場合は1万枚配るコストがだいたい5万円いかないくらいなのですが、めちゃくちゃ運が悪くて大ゴケしても1万枚配れば最低でも売上は30万にはなります。

1万枚のチラシから100万以上の仕事を取ることもザラです。絶対に損をしないこと(ある一定数の反応が確約されたもの)がわかると安心してチラシを配ることができます。まだまだチラシは王道です。比較検討しない近くの優良顧客が獲得できます。「近くで安心できそうだら」というお客様のリピート率は言うまでもないです。


2.ホームページ(SEO対策)

自動で24時間働いてくれる営業マンです。今の時代はチラシを見て、ホームページとグーグル口コミで確認して問い合わせる。という流れになります。しっかりと集客の仕組みができると、ある一定数の新規顧客からの問い合わせが来るようになります。便利屋ビジネスは地域系キーワードなので、基本的にライバルが少なく弱いのでSEO上は安定しています。(地域による)


.グーグルビジネスプロフィール(MEO対策)

グーグルビジネスプロフィールは初期設定が大事です。一度しっかり設定してやれば、今のところ2週に一度でも更新すれば上位に行くことは簡単です。(ライバルや地域による)設定方法はコツがありますが、理論がわかれば、便利屋ならではの様々な仕事にリーチできるようになります。

無料でできるSNS集客はどうなのか?


個人的に思うにはSNSで集客は無料でできますが、めちゃくちゃ難易度高いです。よほど個性的なキャラクターでないと厳しいでしょう。来たとしても単発で良くても月に3件とかじゃないでしょうか。手間や時間など工数が多いわりにリターンが低いので、最初や売上がない時にやるべきことはではありません。不確定要素が多すぎます。

例外としてグーグルビジネスプロフィール(MEO・グーグル口コミ)は無料でもかなり費用対効果が高い施策です。ここは時間や手間をかければ、それなりのリターンは見込めます。ホームページよりも即効性もあり、専門性がなく取り組めるのでぜひ、お試しあれ。実感としては良い口コミが20近くなると「今まで獲得できなかった層」が取れるようになります。

  • グーグルビジネスプロフィール

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自分のミッションは「世のため人のためになる」便利屋さんを少しでも増やすことです。この高齢化社会に便利屋の需要は足りていません。困っている方のお役に立ち、地域貢献、社会貢献することができるこの素晴らしいビジネスを広めたいと思って活動しています。

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