みなさんこんにちは。
ひねくれ者のミニマリストです。

先日何気無く見ていたYouTubeでとてもいい動画があったのであなたにシェアします。

その動画ですが、おるたなチャンネルさんのサブチャンネルのこちらの動画です。

特に、就活生や転職を考えている人、今の職場が嫌になっている人は見てください。

特に見ていただきたいのは3:30〜です。

ちなみに、私は大学に行っていないのでいわゆる「就活」はしていません。高校の時に会社を受けたのは２社だけです。普通の大学生なら１００社ぐらい受けている人なんてざらにいますからね。ですが、数回転職をしています。

「大手に受かったら勝ち組」という考えは捨てろ！

大人になると周囲では「あの人はあの会社にいるから年収が高いんだよ。勝ち組だよね〜」という会話が聞こえてくるようになります。

それを親からずっと聞いているから、就活生のみんなも「大手に受かったら勝ち組」という考えになるんだと思います。（日本はそういう風習ですし）

ですが、「大手に受かったら勝ち組」という考えは絶対にやめてください。

別に大手に入ろうが中小企業に入ろうが、その人とその仕事が合うかどうかは関係ありませんからね。

次に、給料に関してです。

確かに給料の高い安いはあります。

が、大企業は年功序列（＝年齢とともにしか給料が上がらない）がほとんどである一方で、中小企業の場合は実力主義（＝年齢に関係なく実力次第で給料が変動する）が多いです。

事実、私が一度超零細企業に入った時は、最初の給料は鬼のように低かったものの、１年後には大企業の５年目ぐらいの給料と同等の額になりました。

たった１年で大企業５年分の給料の上がり幅があると言うことです。

なので、あなたの実力次第では大企業の年収を上回ることだって全然ありますし、最近のベンチャー企業はその傾向が強いです。給料が高い会社なんていくらでもありますし、高い給料を提示して引き抜くことだってあります。

それに、仕事の責任範囲も大きく違います。

大手企業は「ゆっくりじっくりと」という教え方であることがほとんどですが、中小企業はそんな悠長なことを言っている暇はなく「さっさと仕事を覚えて独り立ちしてくれ！」という考えが強いです。

なので、自分で覚えることや頑張らないといけないことは多々ありますが、その分自分でできる仕事の裁量がとても広くなりますし、成長するスピードだって随分と早くなります。

昔、尊敬している上司から「大企業の部長よりも中小企業の社長の方がよっぽどすごいよ。背負っているものが違うし。」と言われたことがありました。その言葉が今でもずっと心に残っています。

最後に、あなたが一番気にしているであろう「安定性」です。

確かに大企業は安定しているかもしれませんが、数年前にあの三大電機メーカーと言われていたT社が一部上場企業ではなくなり、リストラも多く発生しているぐらいです。

その人たちも昔は「これであなたは一生安泰だね」と言われていたことでしょうし、まさかその人自身もそんな結果になるなんて思っていなかったでしょう。

なので「大企業に入ったら一生安泰」という考えは別に正しくありません。能力があれば安泰組に入れるでしょうし、能力がなければリストラ組に入るでしょうし。

結局はあなたの実力次第ということです。

やってみないと分からない

「大手に受かったら勝ち組」という考えは捨てて、もっと違う目線で会社を選んで欲しいのですが、そうは言っても就活の時から「自分はこんな仕事がしたい」「自分にはこの会社が合っている」と明確になっているほうが稀だと思います。

なので、就活生はその企業の給料や福利厚生ばかりに目がいってしまうのでしょう。肝心な仕事内容はそっちのけで。

学生のうちから「自分は絶対にこんな仕事をするんだ！」と思っているならば話は別ですが、普通はぼんやりとしているかと思います。「自分はこんな仕事がしたい」と明確になっているほうが稀でしょうしね。

なので、別に就活の時にそこまで深く考えなくてもいいと思います。

その会社が良いのかどうか、自分にあっているのかどうか、自分がやりたい仕事はその会社で実現できるのか、なんていうのは、実際に入って仕事をしてみないと分からないですからね。

なので、私個人的には「この会社違うな」と思ったら転職したら良いし、上司に相談してみて違う営業所に転勤させてもらうものありだと思っています。

そういった意味では「とりあえず大手を受けてみよう」という考えもありなのかもしれませんが、「大手に入ったら勝ち組」みたいな考えは絶対に捨てましょう。

また、動画の中でもありますが、なかなか就職が決まらない中、周囲はみんな決まっていったり、大手企業に決定して「俺は勝ち組なんだ！」みたいなことを言う人も出てくると、どうしても劣等感を感じると思います。

が、そんなことは一切気にしなくていいです。

勝ち組かどうかは会社で決まるものではなく、その人の実力で決まるものですし、その会社との相性だってあります。

それに、勝ち組かどうかを周囲と比較する必要はありません。その生活に満足しているのであれば、それは「勝ち組」と言うことですからね。

今の会社にこだわらずに転職すれば良い

日本の企業は「終身雇用型」が基本なので、転職を繰り返すとあまり良いイメージを持たれません。私の職場でも「あの人は転職組だからさ」みたいな会話がちらっと聞こえてきますし。

でも、海外は違います。

むしろ、日本の企業のように「新人を雇って、じっくりと時間をかけて育てて、うちの会社に見合った人間にする」という考えは無く、「その人がうちの会社でどんな成果を上げることができて、どんな効果をもたらしてくれるのか」という目線で考えます。新人であっても中途採用であっても、仕事ができたらOK、という考えですね。

それに、転職活動も当たり前であり、どちらかというと３〜５年ぐらいで転職するなんていうのが普通です。

なので、「今の会社で死ぬまで働かないといけないんだ！」というマインドは捨てて、「今の会社が合わなければ転職しよう」ぐらいの考えでいいと思っています。

就活生もこのぐらいの考えでいいと思いますし、今会社で働いて転職を考えている人にもそう考えて欲しいです。

周囲の声なんて気にしなくていいですし、むしろ周囲は何も成長しようとしていない人間だから聞き入れる必要はない、ぐらいに思った方がいいです。

自分の人生なので、失敗しようとも成功しようとも勝手です。

まとめ

もしあなたが今就活生で、周囲のみんなが会社が決まっていったり、大手に入って「俺勝ち組だぜ」みたいなことを言っている人がいても、それは無視しましょう。

また、「あの人は大手に入れているのに自分はこんな中小企業・・・」という劣等感を持たないでください。

むしろ、あなたの努力次第ではその大手企業の給料を抜いてしまうこともありますし、仕事の裁量も広いので大手企業に勤める人よりも早く成長できます。

そして、もしあなたが転職を考えていて「転職したら周囲から色々言われるだろうなあ」と思っているのならば、そんな考えは捨てましょう。

何も考えず平穏に過ごそうとしているよりも、リスクを背負って自分にかけてみる方がよっぽどいい人生だと思います。