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NovelJam「帰りゃんせ」販促チャレンジ企画「百物語」

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NovelJamによって生み出された私の怪談小説「帰りゃんせ」を販促するために、グランプリまでに百物語を完成させるマガジンです。なんとか完成させてグランプリで怪異を起こすぞー!
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#コラム

百物語95話目「タルパの死」(実話怪談)

なんと昨日、ドグ子ちゃん(山田スイッチさん)のnoteで紹介してもらいました~!!ぱふんぱふ…

日野光里
5年前
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百物語94話目「末代バー」(実話怪談)

呪われた人というのはいる。 残念ながら、呪われているのもわかって、霊能者を頼っても助けら…

日野光里
5年前
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百物語87話目「お菊姫の話・中編」(実話怪談)

前回までのお話――。 番町皿屋敷で有名なお菊。そして、全国にはお菊という名で殺された女性…

日野光里
5年前
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百物語75話目「鯨怪談その2」(実話怪談)

昨日の獲れたての怪談です。 また鯨の話。第一弾はコチラ! 友達の知り合いの話だ。 なぜか…

日野光里
5年前
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百物語74話目「粥占い」(実話怪談)

本日、更新がないと思ったでしょ? 今日は7日に変わる寸前にしたかったのだ。 なぜならネタ…

日野光里
5年前
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百物語73話目「命の期限」(実話怪談)

よく聞く話のパターンで、「二十歳まで生きられません」ってのがあるよね。 私のまわりにも虚…

日野光里
5年前
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百物語69話目「怪異を起こす本」(実話怪談)

隙があれば、読書会に参加する読書好きです。たぶん書くよりも、読む方が好きかもしれない。 今年はゴールデンカムイを三回も別々の読書会で紹介しました。 さて、実話怪談の本を読むと、私のまわりで被害が出ることは前に書きましたが、 フィクションで私が直接出逢った怪異は、ある本だけに起きました。 かの本はあまりにも面白くて、とても途中で読み止めることができずに、朝までかかって一気に読破したんですよ。 京極本なみに人を殺せる厚さの本で、朝までかかりました。 みんなが寝静まった

百物語62話目「赤ちゃん 殺した」(実話怪談)

うちの娘・むっちゃんは私の検索窓をよく覗き見ていく。 私の検索窓は、思いついたことをちゃ…

日野光里
5年前
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百物語60話目「迷惑なんです」(実話怪談)

前回、霊能力は日常生活に支障が出るから、能力を閉じる話を書いた。 霊は話を聞ける人のとこ…

日野光里
5年前
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百物語59話目「能力を閉じる話」(実話怪談)

よく幽霊って、優しい人を頼ると言うじゃありませんか。その点、私が幽霊を見ないのはよくわか…

日野光里
5年前
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百物語57話目「クリスマスに七夕の話」(実話怪談)

メリークリスマス! ♪さ~さのは~、さ~らさら~ 昨日はクリスマスねたを無事に投稿できま…

日野光里
5年前
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百物語55話目「指先で溶ける」(実話怪談)

怪談と言えるかわからないけれど、今のところ私と同じ体験をした人がいないから、たぶん不思議…

日野光里
5年前
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百物語54話目「屋根裏の大蛇」(実話怪談)

前回、青大将にまつわる話を書いた。 今回も蛇の話だ。 蛇は家の守り神とされているところが…

日野光里
5年前
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百物語53話目「青大将の呪い」(実話怪談)

てのひら怪談で初めて掲載された私の作品は「角打ちでのこと」。これはふたつの実話怪談が元になっている創作だ。 「角打ちでのこと」は幸いにも福澤徹三選になりまして、以下に収録されています。 今回はそのうちのひとつ。 Aさんは家を新築するというので、古い屋敷を取り壊した。 すると床下から、ゴミ袋いっぱいになるくらいの、大きな青大将が出てくる。 そう、ゴミ袋に詰めたのだ。 そして、それを山に捨ててしまった。 それからそこの家主は焼身自殺し、一家は離散し、嫁も自殺し、子ど