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フリーランスになったわけ

※追々々々々々々記あり

子育て中しばらくはパートをしながらナイトライターしてました。

パートしてると就業証明書もらえるから保育園に入りやすいんですよ。それでも入るのに大変だったんですけどね。

そのあたりのことは福岡の求人フリーペーパー「あぱぱ」再就職コラムとして、しばらく連載してました。福岡の人によっては冒頭のキャラでおなじみですよね。

※追々々記:いやあ、もう子育て中の再就職って大変だったのよ。大変だからこそ、その体験でコラム連載ゲットできたんだけどね。なんでも転んで、ただでは起き上がらない性格さ。元旦那が失業したときなんか、

そのネタで一年に四回エッセイで受賞したからね。

※追記:実際はこれ再々就職への道なのだ。最初は子育て雑誌の編集社に入ったの。だけど、子供が月に四日しか熱を出さない日がなくて、あげく入院したから、辞めざるをえなかった。月に四日熱を出したんじゃないのよ。四日しか平熱がなかったの!そんなんで働ける?いや、働けはしない。

※追々記:実はこのあぱぱにはそのとき辞めなければいけなかった雑誌編集部のコラムも掲載されていたんですよ。数年後、まさか同じ紙面に載るなんて!

※追々々々記:その子育て雑誌ね。

※追々々々々々々記:ちなみにひどい目にあって離婚したけど、そのときに弁護士まわったりした経験が生きて、弁護士事務所のコラムも書いてたりするよ!。今だって転んでもタダでは起きないよ!

で、冒頭のどうしてフリーランスになったかというと、定年まで勤めあげようとしていたパート先が遠くへ移転してしまったから。

そして、学童保育が二年生からはフルタイムの人しか入らせないと言われたから。

※追々々々々々記:小学校の壁というのがワーキングマザーにはありまして、保育園は働く親のために動くけど、小学校はそうじゃないからギャップが凄かった。ここで辞める人が多い。

うちはとてもひとりで留守番させられるタイプじゃない。

やむにやまれずですよ。

おいおいおいおい(泣)

すんごい好きなパート先で骨を埋めようと思っていたのに、人生うまくいかない。

※追々々々々記:28から33歳まで勤めた。小学校以来最長の居場所。とてもとても好きな職場で、ずっとアルファ派出てたと思う。

辞めるときの面談で「これからどうするの?」言われて、

「お話書いて生きていきます」

返して、すげー心配された。

でも、フリーランスになって、それほど困ったことはない。

ときどき、収入のこと聞かれるけど、ライターの社員やってたときより下回ったことないよ。

だって、社員時代は手取り10万きってたから。

ライターさんとかデザイナーさんとか、そんなもんって感じだった。それで残業代は出ないしね。

デザイナーさんは時給200円とか言ってたし。

それでいて、とにかく残業ばかりだから身体を壊して辞めていく人が多かった。

だから収入がどうのって話をふられると「?」って感じ。私のまわりでは、あの過酷な社員時代の方が良かったって人はいないんじゃないかな?

まわりはほとんどフリーランス、と言うか独立したからね。

だから社員の方が収入安定の話を聞くと、さぞや凄いところにお勤めできるんだろうなあと思ってしまう。

安定はしてたよ。ものすごーい低い位置で。

私の場合は、どう考えてもフリーランスよりも良い収入良い条件を得られる会社に勤められる気がしないからフリーランスになってるという夢も希望もない実利の話でした。

だから夢を追いかけてフリーランスって話題には、いつも?になる。そして、きっと普通に勤めたら、いいところに行ける人なんだろうなあって思う。

まあ、ママの場合は最初に言ったように子育てしながらだと、大前提として勤めに出ることのハードルが高すぎです。

親が安定した職業に就くことうんぬんと文句を言ってくるときがあるけど、

「なぜ、私が今よりも高収入なところに就けると思っているのだ?」

そんな夢みたいなことは言わないでほしい!となる。

現実を見ようよ。

与えられたリソースで最大限の結果を出せるのが今の形であるのは間違いない。そこは冷静に判断してるんだよなあ。

収入がいいというのは、パフォーマンスがいいということにも大きく関わってくる。そっちの方が能力を発揮できたってこと。(他の能力が低いとも言う)

好きなことを仕事にしよう派だけど、それはその方がパフォーマンスがあがるからという単純な理由。

好きだからできない人もいるから、人それぞれではあるんだろうけど。私は向いてたなあ。

あとメンタルのことも考えないとね。

安定した職についても、メンタル病んで辞めたら一緒じゃん。パフォーマンスの中に、私はいつもメンタル面を計算入れて考えるよ。

収入のために我慢すればいいじゃんって人は人生の計算ができてない気がする。メンタル病む人がどれだけ多いことか……。病むかどうかの計算式は人生に入れてた方がいいと思う。

自分よりも若いライターさんにアドバイスする一番は

「メンタルを守ること!」だからね。

特にシナリオライターなんて感情仕事だから、メンタル健康じゃないと、筆がピクリとも動かない。

どんな状況でも平常心に持っていくこと、安定して書けることが、結構求められる能力になってるんじゃないかな?

私をよく使ってくれるクライアントさんが

「ひーくんさんは安定してるから」

と言ってくれるからさ。

でも安定してるのはメンタルを守ることを、とても大事にしてるからだと思う。

まあ、なんだかんだ言っても、うまいことフリーランスできてるのは時代の波に乗れたこともあげられるだろうけどね。

みんなが壁だ壁だという40の壁は、完全にソーシャルゲームブームの只中で、一番稼げてた時代だから。気づいたら、はるか後ろだったよ。

最近だって、私はまだ地方住まいだからたいしたことないけど、この前東京のシナリオライターさんから、「ゲームのシナリオライターは、みんな月収100万超えなんだよね」って言われた!

東京、すげー!


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