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無脳症の子を流産した夢を見た

夏からやっていたシナリオ仕事の開発中止が決まったせいだ。

この仕事やってると、別に初めてじゃないし、珍しいことでもない。仕事の数をこなしていれば余計だ。

執筆したものが無事に世の中に生み出されるのは、普通のことじゃないんだ。子供が生まれてくるのだって、普通のことじゃない。

だから、ちゃんとリリースされたら、それだけで嬉しい!

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中には名前が出ない仕事も数多くある。

それでも、世に出ないよりはましだ。

もっとひどい目にあったことだったある。企画のアイディアだけ取られることだってある。

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それだって、リリースされれば浮かばれる

が、そうでない作品だってある。

作品は創作者にとっては子供だ。

だから、たぶん冒頭のような夢を見たんだろうけど――。

本人、堪えてないつもりだったので、びっくりした!

堪えてないつもりで堪えていたのかなってね。

ひとつ仕事が潰れても、常に複数案件走らせている。開発が中止、頓挫は折り込み済みくらいの気持ちでいるから、イチイチ落ち込まない。

――つもり。

じゃないと生きていくためには、すぐに気持ちを切り替えて、次の仕事、今の仕事をしなければ、銭は生まれない。働かねばならないんで、落ち込んでる暇はない!

息を吸うだけで銭がかかる世の中だからね。

基本的に後ろは振り返らない。

今の仕事に気持ちを集中させるのだ!!

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