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ときメモGSがswitch移植…だと?!


私の人生を豊かにしてくれたゲームの一つ、それが『ときめきメモリアルgirl's side』である。


【ときめきメモリアルgirl's sideとは?】
恋愛シミュレーションゲーム。天下のときめきメモリアルの女性向け。通称ときメモGS、GSなど。
高校3年間を過ごし、目的の男の子とくっつくまでを楽しむゲーム。最終的に伝説の教会(gs2は灯台)に、男の子が来て告白してくれれば成功。※例外アリ
プレイすると、色々良すぎて逆に情緒が不安定になる。




初めて触れたのはDS版GS3だった。
ある日私は、何でもいいからとにかく新しいゲームがやりたい!絶対に何か買って帰るぞ!と鼻息荒くゲーム売り場に居た。

その時本当は発売されて間もない『牧場物語』を買うつもりだったのだが、念の為Amazonのレビューを見たところ、評価がかなり低くボロクソに書かれていた。
何でもいいからゲームが欲しいと思っていたが、そんなストレスの溜まりそうなゲームは嫌である。
何か他に無いかとキョロキョロした所、目線の先にあったのがGS3である。


それまで、ギャルゲーなどはやった事があっても乙女ゲーはした事がなかった。なんなら少し馬鹿にしていた。
しかも天下のときメモシリーズに女性向けがあるなんてそれまで全く知らなかった。


何となく気になったのでAmazonレビューを見た所、めちゃくちゃ評価が良かった。



あの時高評価を付けてレビューをして下さった方々、ありがとうございます。



あまりにも高評価だったため、ここまで皆に言わせるゲームって何?と、私はGS3購入を決めたのだった。


家に帰り早速遊んでみることに。




最初は桜井琥一君を攻略しようと決めた。コワモテの彼だが、こう言うのは好きになると一番可愛くなるに違いないとふんでいたからだ。

ピチピチの高1、桜井 琥一くん


それまでキャラを見た目で型にはめて考える癖がついていた。選択肢もどうせ分かりやすいんでしょ?と。


甘かった



ときメモの凄い所は、本当に男の子が生きている、存在している、この性格は幼少期から作り上げられたもので、完全に人としてこの世に生を受けている!と言う造り込みだ。




桜井琥一は…居る!



最初は何だかんだバカにしながらプレイしていたのだが、気付けば時間は凄い早さで過ぎており、私は高校2年生になっていた。
ある日のデート帰り、いつもと違った様子の琥一くん。




琥一くん「ひのき(名前)」




エッ




いま…いま…


私の事名前で呼びました?




完落ちである。(私が




それまでずっと苗字で呼ばれていたため、初めて名前を呼ばれた時の衝撃は凄かった。
まさかこんなシステムが搭載されてるなんて思ってもみなかったのだ。


私は桜井琥一の虜になった。



そのまま私はゲームに没頭し、買ってから数時間後には終わりを迎えていた。

そして待ちに待った高校3年目の卒業の日…伝説の教会の前に行き、私(あだ名:バンビ)は、扉の前で願った。



「お願い…扉よ、開いて…!」






琥一君は来なかった





いや、来んのかい





えええ?!めちゃくちゃいい雰囲気だったよね?!めっちゃデートも行ったし、スキンシップもしまくったし、なんならもう付き合ってたよね!?!




そう、私は知らなかった。桜井琥一はあくまでも王子キャラであり、パラメーターがかなり高数値じゃないと攻略出来ないことを。



ときメモの洗礼を受けたのだ。



因みに

【王子キャラとは?】
ときメモにおける、主役級の男の子のこと。1は葉月珪くん、2は佐伯瑛くん、3は桜井琥一くん&桜井琉夏くんである。(※因みに4は風真玲太くん)
落とすにあたり、パラメーターを満遍なく上げる必要がある。王子キャラと言われるだけあって、名前が王へんの漢字で構成されている。




GSをするまで、ラブプラスなどをやって、女の子があまりにも簡単に落ちたので舐めていたのだ。
よくよく考えてみると、ラブプラスは付き合ってからを楽しむゲームであり、落とすまではオマケのようなものである。それと一緒にしてはいけなかったのだ。





呆然とした。



私の今までの時間は何だったのだろうかと。そして打ち砕かれた謎の自信。
しかし、それで逆にスイッチが入った。



絶対落としてみせる…!




そこから毎日GS3に没頭し、琥一くんを攻略する為に頑張った。
結局3回失敗したのだが、初めて教会の扉が開いた時の感動は凄まじかった…。



そして、知った歌付きのエンディング


そう、失敗した場合メロディーしか流れないのである。あまりにも小憎い演出。涙が出そうになった。



そして、始まる起動ボイス。(男の子を落とすと、起動時に特別なボイスが聞けるようになる)
畳み掛けてくるGSの罠。


余韻に浸ろうと、今まで集めたスチル(画像)を眺めに行くと、琥一くんが語りかけてくる。




え、いま私、琥一くん(彼氏)と一緒にアルバム見てる…?





私はもう現実世界では生きられなくなっていた…(生きた)




そんな感じで、GS3にどっぷりハマり、その後GS1・2のDS版、GS2のPS2版も手に入れるのだが、やはり3のシステムが私には一番しっくり来た。3以外は途中で攻略をやめてしまったキャラもいる。それが心残りだった。
なので今回のswitch移植はかなり嬉しい。





だから当たり前のように3作買った。

switchの画面にGS1・2・3が存在してる〜!!




とにかくボリュームが膨大なGSシリーズ。もしかするとまた途中で飽きてしまうかもしれないが、ちょっとずつ攻略していこうと思う。
ところで散々語っておいてなんだが、私の最推しキャラは2の瑛である。(因み3はニーナ。ごめんね琥一くん。でも特別枠だから…)





そんなこんなで久しぶりに高校生活を謳歌してきます。




待ってろよ、瑛!!!

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