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2018→2019へ。

noteの記事は、なんか挑戦的なことをおもいつけば、書こうと思っているのだけど、今年の総括をしたいと思います。
2017年は新しいことを始めすぎたせいで、全く書いてなかったんですが笑。
#ひのこ2016年への挑戦 と #ひのこ2018年への挑戦 のタグに続いて、#ひのこ2019年への挑戦 タグもそろそろ始動します。

2018年のこと

まずは、連載が二つ始まりました。

仰せのままにーアブノーマル・スイッチ/原作かのこ先生

リコンシキ―しあわせのカタチ―/原作 一銀海生先生・原案 寺井広樹先生

どちらも、2017年からずっと準備をしていて、発表は秋でした。それまで、連載も仕事もあまりない作家に一時的になっていたので、気持ちを持たせるのがしんどかったです。

「仰せのままに」のほうは、仕切り直し配信になっているので、前作を読んでくださった方が気づいてくれるか、ドキドキしています。レビューで見つけた!と書いて下さってる方がいらっしゃってホッとしています。ありがたい。もっと見つかりますように…!

「リコンシキ」のほうは、はじめてづくし。
実はもともと #クリエイターEXPO 出展時に目の前を通った編集さんが声を掛けて下さったもので、その方も、作家捜しではなく、たまたま会場内でのイベント準備のアシスタントをされていて、通りがかった…という。それで、そのあとも紆余曲折があったんですが、なんとか、2年越しの連載スタートとなりました。色塗りのアシスタントさんが国内ではうまく見つからないので、海外に探して貰ったりして、今30話ほど納品したところです。
9月末にはじめたので、15話くらいの納品でいいと思っていたら、あれよあれよと30話まで書きました。怒濤…。そして、原作の一銀先生はいるのですが、キャラクターがもともと私が作っているので、実は作業としては一銀先生の「離婚式(事件)部分」と、私の作る「お話部分」を後で混ぜているので、結構作業としては「オリジナル作品」に近いです。実際に、9話くらいまでは、紆余曲折の余波により笑、私が考えた部分だったりします。この辺の詳細はいずれ…。

というわけで、月刊の続編と、ひさびさの「(半)オリジナル」。ついで言うと、初カラー・初縦スクロール・初週刊連載作品でもあったので、頭がフル回転でした。

そして、今考えると無茶以外の何物でも無いんですが…。

単行本も出ました。

「アブノーマル・スイッチ 誘惑の誤算」上下巻/原作かのこ先生

こちらは、月刊連載で続編を書いている「仰せのままに」の本編です。
なんと、7月くらいにふわっと浮上して、2冊同時刊行されました。表紙のデザインなど、かなり私の意見が反映されていて、並べると大変かっこいい感じになっていて、テンション上がりますね。売れてるのかはわからないので怖いんですが、なんとかやりきった!という感じはあります。

ちょうど9~10月が単行本作業というもののピークだったのですが、これと週刊連載の準備と始動が重なってしまい、大変な思いをした2018年でした。

作家活動以外では、「九州コミティア2」の主催もありました。

昨年はひとまず、プレ開催だった小規模版の拡大版を!というイメージで、「勝手はわかるが規模がヤベェ」という感じだったのですが、今回は「クリエイターズミーティングJAPAN」という冠が付いたり、北九州市が協力してくれたり、ゲストイベントの「AK-GARDEN」を呼んだり、共催で就職説明会イベントの「エンクリ企業ミーティング」とかといろいろやって…と、なんかすごい複雑なイベントと化してました。
ボロボロになったけど、いいイベントにはなれたかな、と思います。まだ残務処理してますが…。

海外にも行きました。

1つ目は、6月に台湾で開催されたアジアの漫画家のイベントへ。「国際漫画サミット」と言われるものです。
2つ目が、11月の九週コミティア直後にシンガポールへ。国際イベントというか、国が主導の大規模文化イベントで、漫画家として登壇するという、思った以上に大きなイベントに参加し、驚きまくりでした(これのエッセイは春までに描きたい)
いろいろ勉強になりました。

趣味でも大きく変化がありました。

イベントではよく着ている着物も継続しつつ、やはり着物といえど「服」なので、たくさんあるとうれしいですが、場所をとるし、買いすぎないようにしています。最近は着ていく場所をしっかり決めたものしか買ってないのですが、毎年のまんが甲子園や漫画家大会議(いずれも高知)、シンガポールなど、ピンポイントで場所に合った着物を着て行けたのはよかったです。

それと、音楽活動。ちょうど2年前に敬愛するTHE BOOMのベーシスト・山川浩正さんのスクールに不定期で通い始めたのですが、10月末にライブハウスでのデビューを、バンドクラスのみなさんと飾り、12月はクリスマスライブのオープニングアクトをやり、次は春にあるスクール発表会に向けて、一番好きな曲を練習しています。
月に1,2度集まり、練習後の飲み会を目指して、けど好きなバンドの曲を本人にならいながら楽しむという、緊張感とご褒美感が心地よく、続けられそうな趣味になったな、と思います。

ひつじ個展も無事開催できました。

ほかにも、紙雑誌進出とか、いろんな事があったのですが、ピックアップはこのあたりでしょうかね。「30歳過ぎると時間の流れが本当に速い」とよく言いますが、それを実感しつつも、内容が濃すぎる1年でした。契約面や事務処理面でも大きく勉強になった1年でもあったなぁ。

2019年のこと

それで、来年に向けて何をやろうかなぁ。

連載が更に続いていく。
月刊連載の「仰せのままに」は原作があるので、終わりがあるのは見てわかるのですが、週刊のほうは続きをその都度決めてから繋いでいく形式なので、いつ終わるかわかりません。
ちなみに月刊連載も次の作品が決定していて、また原作付で、少女マンガです。
ということは、2019年の私は、いったんティーンズラブ作家ではなくなるのかもしれませんね。どうなるか、ドキドキです。

ほかにやりたいこと。

・ひつじの個展
連載の忙しさがあったので、去年のように個展の申込はせずに終えたのですが、2019年の4回目もやりたいですね。1月にギャラリーに遊びに行くので、相談して、それで、今回は、ちゃんと新作ジオラマをつくりたいです。3月に高知で開催されるナンフェスにも展示出品させていただく予定なので、どうにかつくりたい。

・クリエイターEXPO2019出ようかなぁ。
仕事が欲しいというわけではない2019年だけど、活動の場所というか、活動の可能性を広げるために、3年ぶり?二出展しようかなぁ、と思っています。正直、あのイベントが楽しかった!と言うところもあるし、その後、そこからいただいたお仕事で、すぐに出展費用も回収できたのですよね。なので、出たいなぁとは思っているんです。なので、出るかも。時間をどう捻出するかですね。前回は当日たくさん改善したところもあり、印刷物に反映できず終わったので悔しかったんですが、いろいろ配布物も別に作成しなくては行けないイベントなので、どうなることやら。

・紙雑誌への挑戦~続
昨年、Sガールさんに漫画1本、挿絵4本載せて貰いました。なんで、今年も2本くらい読み切りが書ければなぁと思っています。一応1本ネームが仕上がっていてペン入れ中。もう1本もほとんどプロットが上がっている状況です。が、ここ数ヶ月、連載作品のほうのイレギュラー仕事がどさっとくるため、進んでいない状況。こちらは完全な原作なしのオリジナルなので、細々やっていきたいなぁ。と、私って結構コメディ描きなのかなぁ、なんておもっておるところです。隙あらば単行本化もしたいですね。

やるのが決まってること。

2019年は、イベントが大変なことになりそうだなぁ。この辺はいずれ発表がどんどん来ると思います。

音楽も、発表会が4月7日と決定中。またちゃんとしたライブハウスみたいなので、わくわくしています。練習しなきゃ。

あと、こちらの記事と共有(無料記事のみ)出始めたpixivFANBOXですが、そちらで中高生の頃の過去作品配信を開始しています。不定期で、忙しいと何もないんですが、1ヶ月に20Pずつくらいの更新で行く予定です。月額400円になりますが、基本的にグルテンフローの私に毎月400円をおごるコースという設定なので、更新は副産物です、よろしくお願いいたします。

うん、そのくらいかな。

なんか、ひつじのグルテンフリーブックが好評だったので2019年版も作るのと、専用サイト作りたいな、と思ってます。

というわけで、2018年への挑戦は終わり、2019年の挑戦を続けていくひのこをぜひ応援下さいー!


2018年12月 ひのもとめぐる

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