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刺激と安定の葛藤

「あーなんか楽しいことないかな?」
「これやったことないけどめんどくさそうだな。」

現代社会は毎日決まった時間に、毎日決まった場所で、毎日同じような仕事をする日々である。何年も同じ仕事をしていると、ふと一年が経つのが早かったように感じる時がある。

毎日同じルーティンをこなす事で、一人一人違うことをしているが、人々が暮らす為にはなくてはならない仕事をしている。

そして、ふと自分はこのままでいいのか?
と問いかけるタイミングがやってくる。

10代の頃は何もかもが新鮮で、時間が経つのが遅かったように感じた。
初めて出会う人、場所、出来事がどれも刺激的で面白かったのである。
次第に年を重ねる毎に多分こうなるだろうとある程度の予測がつくようになり、マンネリしてくる。

もし自分の記憶が1日しか止めることができなかったとしたら毎日新鮮に感じるのかもしれない。

ただ人間は記憶を記録する生き物であり、その経験を活かして次の挑戦へと進む生き物だ。

まだ、仕事が安定しなかった頃は、こんな状態ではこの先やっていけるのか?と不安であった。
周りが安定してくるのを見ていると、不安定な自分が後ろめたく、苦しかった。

次第に仕事が安定してくると、このままでいいのか?と自分の状況に不安を感じるようになる。周りの状況を見ていて何かしなくちゃいけないように感じるのである。

この刺激を求める感覚と安定を求める感覚がいつも交互にやってくる。

人は安定を求めながらもどこかで刺激ある生活を送りたいと願っているのかもしれない。

私はきっとそうである。

永遠に繰り返される刺激と安定の葛藤を持ちつつ、いつも新鮮な何かに挑戦していく生活がいいのではないか?とぼんやりではあるが、自分の中に生きる上での指針ができたように思う。

退屈が刺激を求め、刺激に慣れた日々は退屈へと変わる。そして、変化したいと思っても意外と同等以上の力で変化を拒む気持ちも存在する。

自分の人生に飽きた時、人は人生に諦めるのかもしれない。

自分は今楽しく生きているだろうか?

そんなことを自分に問いつつ新たな挑戦へと一歩を踏み出していけたらと思います。

今回は刺激と安定の葛藤について考察してみました。
ここまで読んでくださりありがとうございます🙏

よりよい一日が皆様にも訪れますように。

でわまた🖐️


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