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【読書備忘録】15歳から学ぶ「陽転思考」のきほん(和田裕美)

備忘録は1か月半ぶり。その間ももちろん読書自体はしてはいましたが、久々にこちらに残そうと思う本と出会えたので残しておきます。
15歳向けに書いていますが、大人が読んでも十分な内容。

≪残ったフレーズたち≫
人生では、目の前にある状況に対してどう「考える」かがものすごく重要なカギになってくるんだ。

君は幸せになるために生まれてきたのだから。
絶対に幸せになるために生きているのだから。
それを実証するために、君に「陽転思考」のきほんを伝えたいと思う。

「私の幸せのためのゆるい条件

無理に明るくしない
泣いたっていい
心配して不安になってもいい
たまには愚痴ってもいい
落ちこんで暗くなってもいい
嫉妬して怒ってもいい
けれど、暗いままの自分ではいたくない」

あのね、幸せって「○○をもっているから」なんていう条件で決まるものじゃないんだ。

ジョーカーだってゲームによって最強の武器になるのだから、どんなゲームをするか自分で決めればいいんだ。

「間違いだった」ことは、失敗でもマイナスでもない。
「間違いだった」とわかった君は、何もしていなかったときの君より明らかに大きくなっている。「この道は僕にとって間違いだった」ということをきちんと体を使って学んだんだから。

でも、未来に関しては「100%間違っていること」も「100%正しいこと」もないんだよ。未来は誰にもわからないんだから。

だから、自分に「いいことを探すような質問」を投げかけたら、脳は「いいこと」を探すことに一生懸命になって悪いことには頭がいかなくなる。
その事実の中にある「よかった」と言えることだけを必死に探してくれるんだ。

過去の出来事は過去にある。今にはないんだ。
今、目の前にある事実も未来の可能性も「過去のものさし」では測れないんだよ。

1日1回の二者択一をしているだけで、1週間後には128通りもの人生の可能性が開けているなんてどう思う?すごい数の人生だと思わない?

だから、私は君に伝えたい。
悲しい事実やつらい事実は消えないけれど、幸せを感じる心はこれからいくらでもつくっていけるってことを。

いい?どんなにつらいことがあっても、どんな盗みの達人がやってきたとしても、たったひとつだけ絶対に奪われないものがある。
それは「考え方」だ。「考え方」だけはどんな状況でも誰にも奪われないんだ。

君がたくさんある本の中から偶然にもこの本を読むことになったのは、きっと「君が幸せになるべき人だから」だと私は思っているから。

まずは、今夜から寝る前に、今日一日の出来事から何か「よかった」を探すこと。それを毎日、とにかく30日間続けること。
30日間は「続ける」ことが習慣になるために必要な最低の期間なんだ。

大事なのは、そこからまた続けること。最初の30日間よりずっとずっと楽に感じるはずだから。

「よかった探し」のクセをつけるためにもっとも効果的な方法は、とにかく「書き出す」こと。

これは私自身が自分の仕事を通じて実感したことなんだけど、さらに「よかった探し」を自分のものにする方法がある。
それは「誰かに伝える」ということ。

自分の声に一番近い人って自分だよね?だから、自分の言葉に、その言葉を話す自分の声に、わたしは自然と励まされていたんだ。

君が相手のやり方を間違っていると思っても、相手の国ではそれが当たり前であって、君のやり方のほうが相手から見たらおかしなものに思えるかもしれない。
これが人と人との関係。好きなタレントも好きなスポーツも好きな食べ物も好きな人のタイプも、みんなお互いに違う。

学校って勉強するために行くことになっているけれど、学校で本当に学ぶべきことはそこで関わる「人との関係」なんだ。

「人から好かれている」ことが実感できると、そんなふうに君自身、根っこから変わってくるんだ。

そんな私はね、会社も社会も私の周囲のすべては「いろんな動物がいる動物園」だと思うようにしているんだよ。

好きという気持ちも、嫌いという気持ちも、それは明らかに「あなたを思う感情」なんだよ。もらっておいたらいいんだよ。あなたに向かう感情はどんなものであっても「エネルギー」なんだから

どうせこの時代に生まれて、今も生きているのなら、明日も明後日も生きていくのならば、他の人がどんなに悲観的であっても、君自身は光を探して、いくらでも自分の人生を明るいものにできるということを知っていてほしい。

目の前にあることは「何か意味がある」と信じて、そこで一生懸命がんばってほしいと思う。

これから君はきっといろんなことに遭遇する。
けれど、忘れないでほしい。
君の心は、いつでも君のものなんだ。

陽転思考の元の本も、こうしてチェックするとまた読みたくなりますね。


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