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ジャイロ講師養成セミナー(渋谷雄大 2019.04.13)

<自己紹介>
自分ももともとは人見知り
ちょっといじめを受けた経験もある
そんな自分でもこうして人前に立てている
きょうも緊張している
大木先生(創業者)に拾ってもらい、最初の仕事は和歌山のセミナー
ちょっとの時間だから、と任されたセミナーが6時間
40人ほど受講していたのが最後5人に
テキストを最初から読んでいただけだった
次がすぐにあるので反省する
その積み重ねで今に至る
今日紹介するような話は振り返ってみてうまくいったこと
本質はずっと変わらない
話がうまくなる必要はない
自分の特徴、キャラクターを活かして話す
間があいてしまっては磨けない

商工会議所での講演が多い
モチベーションが高くない人が集まってくる
つかみを失敗したら終わり

テキストを使うのであれば講師が話す意味はない
「研修」と「講演」は違う
研修は復習のためにもテキストは必要
講演はテキストはいらない

<つかみとしめ>
しめ:終末効果
人は結末を知りたがる
つかみ
・強制的に考えさせる
手を上げさせるなど 当てるのは初めから雰囲気がしぼまないようなじみの人から
・本音に切り込む
講師は興味を持っていないと思いたくないのでなかなかやれない
研修で「帰りたい」ということに「わかるよ」と共感
思っていることを代弁してあげる=プリフレーム
つまらない講義は聞き手と話し手の空気感の差

<ビジネスマナーの研修>
昨日まで新入社員研修を実施
まず自分も必要ないと思っていた、という話から入る
自分が楽するためのスキルである、ということを伝える
ビジネスは様々な世代がいる
学んでいないと1人1人に接し方に頭を使わなければならない
ビジネスマナーは世代を超えて共通
いちいち考えていては使わなくていい頭を使う必要
それで空いた頭で自分探しの時間もつくれる、というメリットを話して納得

講師も緊張しているからこそ本音に切り込むのはこわいしそれでもすべる
その失敗を乗り越えてでもやる

<質問対応>
・質問は使う
その人の答えから中身をつくる
・答えられない質問をされたとき
いったん流し、ほかの人の質問を深掘りする
セレクティブメモリー:人間の脳は1つしか記憶できない
聞いた本人も忘れる
「あとで個別に言うから」と対応
あとでと言うことによって調べることもでき余裕が生まれる

<講師業界>
人口は減っているのに講師は増えている
競争は激しい
玉石混交 ダメな講師にはもう仕事はこない
口コミがすごい→よい講師は全取りになる 本物が生き残る
リピート率が大切 1つの仕事から次の2つ3つをつなげる
つなげるためには中途半端に終わる
ぜんぶ言い切るのは意味がない 余韻を持たせる
満足しない中途半端ではだめ 1個1個に説得力を持たせる
我々の会社では主催者がいる形が多い
受講者からまた呼んでほしいと思わせる
「ここよりももっと大切なポイントがあります」
ピークは終わるちょっと前に持ってくる
こなれてはだめ うさんくさくなる
賞味期限は5年間 そこで新たな手法を取り入れる

<テーマ>
切り口の違う2つのテーマをつくっておく
①流行型・トレンド型(SNSなど)
期間限定
勢いをつけやすい
絶対いつか誰かに負ける 若者
テクニック系の本を出すのはよくない ブックオフに出たら終わり
②定番型
自分であればチラシ 日本人は紙好き 経営者がやりたがる
時代に左右されにくい 陳腐化しない
経験で差をつけられる
人は必ず歳をとる
その対応としては・定番のテーマをつくる ・若い子たちを育てる で対応

<講演・セミナーの基本ステップ>
①興味がない受講者に興味を持たせる=モチベーション
考えさせる=質問
たとえ話=自己紹介もその一環として使う
使えていないなんとなくの自己紹介が多い

②受講者を行動に導く行動促進
行動が結果
興味を持ったら考えさせない
不安は考えすぎから生まれる
まずできることから伝える
不安を消す

受講者が持つ6つの不安
(1)金
今日ならタダだし何か売りつけられるのではないか、という不安
→0円である根拠を伝える
(2)価値
値段と価値にバランスが必要
値段が安く価値があるとうさんくさくなる
今日はうちでやってもらいたいから、という意味を伝えている
(3)心=面倒くさそう
簡単なんだ、ということを言ってあげる
(4)身体(これは営業時の部分が大きい)
体力面、自分の体に負担がかかるのではないか、という部分
(5)社会
男女比 比率をはっきりさせる(特に女性が不安に思う)
服装なども伝え中身をはっきりさせる
専門用語を使わない
(6)時
現代は情報が多く迷ってしまう
受講者は講師に「決めて」ほしくて来ている
信頼できる人に選択肢を狭めてもらいたい
講師にはそこをさらに広げてしまう人が多い
すっきりした、という気持ちで帰ってもらう

③受講者をファンにする 定着・習慣
・接触回数
・ストレスを与える
つらい登山などをみんなで乗り越えるとつながりが生まれる
ラストにハードなワークを持ってくる
講師もいっしょにやる

興味がない人が多い場合は考えさせることに時間を割く
もともと興味のある人が多い時には定着・習慣のところに時間を割く

解決は自分からは言わない

<受講者の優位感覚>
①視覚優位型
見た目重視
パソコンはMac,Vaioなど
・未来=これを受けて将来がどうなるか を伝える
・事例 想像力豊か
後悔する 衝動買いが多いタイプだがすぐ切り替えられる

②聴覚優位型
論理派
パソコンはPanasonicやLenovo
・偉い人 権威に弱い
・裏付けが大事

③身体感覚優位型
・手を動かす ワーク・体験を盛り込む
・空白をつくる 埋めたくなる
・人柄重視 人を信用する 自分のプロフィールを伝える

偏りが必ずできる
講師名を出せば似たようなタイプが集まる

<まとめ>
つかみをしっかりすればなんとかなる!
研修は手順を明確にするもの
新入社員研修ではまずあいさつしろ、という話を持って帰らせた
「フレッシュマン」という言葉の意味を考えろという話をする
空気をかえる、今いる社員にそうした雰囲気を思い出してもらうということ
相手の不安を消すことが大事

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