私のセンセイとだめな一日

うーん、昨日もだめだったけど今日もだめな日だ。

月1回のペースで心療内科に通っている。
夜の睡眠が4、5時間しか取れず、朝ごはんを食べた後もう一度2、3時間寝るという生活が3カ月近く続いている。合計睡眠時間は6~8時間だから十分寝ているはずなのだが、眠りが浅いせいか起きている間もだるかったり眠かったりする。最低限の家事以外なかなかやる気が出ない。

長い間続いているので医師に相談したら、「朝寝直しちゃだめだ。だから夜眠れないんだよ。我慢しなきゃ」と言われた。そんなことは言われなくても分かっている。我慢したこともあったけど、それでも眠れないのだと言うと医師は「睡眠薬がほしいわけじゃないんでしょ?」と憮然として言った。「生活習慣が乱れている」とも。

睡眠薬を飲めば解決するかもしれないのに、別の病院の医師に睡眠薬を飲むのを止められているので飲めない。睡眠薬の代わりの漢方薬もあまり効き目がないので医者として打つ手はない。それも分かっている。ただ現状報告としてつらいということを伝えたかっただけなのに生活習慣まで小言をくれなくても。こっちだって乱れたくて乱れているわけじゃない。
そんなわけで、病院に行く前よりも精神状態が悪くなって帰ったのだった。

センセイの場合、優しみは公平であろうとする精神から出ずるように見えた。わたしに優しくしよう、と言うのではなく、わたしの意見に先入観なく耳を傾けよう、という教師的態度から優しさが生まれてくる。ただ優しくされるよりも、これは数段気持ちのいいことだった。
 (川上弘美 『センセイの鞄』より)

私の「センセイ」はこうしてはくれないようです。

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今日もいいことがありますように!
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