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【英文法】#71 Noname - "Song 33"で学ぶ否定と無生物主語

【今回のポイント】

Little did I know all my reading would bother you (Noname - "Song 33")

 ◆肯定的なニュアンスで「少し」と言う場合には"a little"が用いられるのに対し、同じ「少し」でも否定的なニュアンスで「ほとんど…ない」と言う場合には冠詞なしの"little"が用いられる(cf. a few / few)。これは形容詞の場合でも副詞の場合でも同様
 ◆否定語は極力前に出すため、しばしば倒置が起こる。この文も倒置だが、倒置でない形("I knew little ...")になることはほぼない
 ◆倒置といえば、余談だけど"there is/are ..."の文でも倒置が起こっています
 ◆文全体の目的語は"all my reading would bother you"であり、直訳すれば「私が読書していることがあなたを苛立たせる」。このような文を無生物主語という。「私が読書していることによってあなたが苛立つ」のように目的語を意味上の主語と捉えて訳すこともできる
 ◆時制の一致にも注意

今回の動画でお伝えした内容はここまでです。この先、動画の内容に関連する内容をお読みいただけます。英語の話かもしれませんし、音楽の話かもしれません。何が出るかはお楽しみ!

【今日の一言】

動画内でも話している、ノーネーム(Noname)とJ・コール(J. Cole)の一件について書いた記事は以下です。よろしければお読みください。

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