貧血になった理由

出産後、貧血体質になった。
それまでは休みに暇だと献血ルームで過ごすくらいだったのだが行けなくなった。
そして数年前に子宮内膜ポリープによる生理の出血過多でとどめを刺された。
とにかくふらつく、眩暈、立ちくらみの常習犯。
産婦人科医のすすめでポリープは切除し、現在は安定した出血量を保っているが、
もともと食が細いので
すぐに栄養が足りなくなる。

紅茶好きも貧血に追い打ちをかけていた。
紅茶の成分が体内で鉄分の吸収を妨げるらしい。
一日２杯は飲んでいたので・・（自制できない）

鉄瓶の使い方と効果

去年の暮れ、南部鉄器の鉄瓶を使うようになった。
朝に飲む白湯、夫の珈琲、私の紅茶、娘に持たせる水筒の湯ざまし
すべて鉄瓶で沸かす。

はじめは、鉄瓶から立ち上る蒸気の匂いに独特なものがあって、
少しだけ気になったが、いまはその匂いがむしろ好きだ。
うーん、これこれ！

鉄分が補給されると身体が軽いのでよく動ける気がする。

紅茶が好きな方は沸騰した後、弱火で少し沸かし続けた熱湯で淹れるのがお勧め。
珈琲は少し低い温度が良いので、沸騰した後に鉄瓶のふたを開けて
お水を少しいれて温度を下げてから淹れるとよいと思う。

冬のあさ、乾燥した冷えたリビングに沸騰した鉄瓶からの蒸気の匂いがとても好き。
夏場は良く沸かした鉄瓶のお湯を、耐熱ガラス瓶で冷まし、茶葉を加えて冷蔵庫で良く冷やしてから飲むアイスティーはほのかに甘みがあって美味しい。

デザイン性とお手入れについて

鉄瓶の形は何となくのイメージで、
ブツブツ（いぼいぼ）が表面にあったんだけど、
うちに酷い集合体恐怖症の家族（娘）が居るので実は少し躊躇していた。
ところが上記写真のような可愛らしい多角形のシンプルなデザインのものを見つけてこれは良い！と買った次第。
手入れは、錆びが付きやすいので水滴が残らないようになるべく乾かしておくこと。
水滴が内部に残っているときは１５秒くらいだけ空焚きすればOK
思っているより簡単お手入れだった。


珈琲紅茶を鉄瓶で淹れると、まったり美味しい味になり鉄分補給もできるので
ほんとお勧めです。