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【じーじは見た!】後編:汚染水だけじゃないよね⁉️

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️

原発依存への突然の方針転換の時と同じく、賛否両論ある中で、どうしようもなくなったタイミングで、人の意見をよく聞く首相によってALPS処理水とやらの海洋放流が断行されました。

ところで、汚染土壌はどうなっているのでしょうか?
当事者は別として多くの人々の記憶から消えてしまっている「除染」の代償について情報を確認してみましょう。

本編は後編です。前編から読んでいただけると嬉しいです。

✅1000基のタンクに相当する保管量は?

「福島県内で発生した除去土壌等について」より抜粋
「再生利用・最終処分」の情報より抜粋①

中間貯蔵施設1,600ha、東京ドーム4.7haで換算すると、340個分の用地が確保されています。

「再生利用・最終処分」の情報より抜粋②

これまでに中間貯蔵施設に搬入された汚染土壌は1354万㎥だそうです。
再び東京ドームで例えると、東京ドームの容積が124万㎥なので、東京ドーム11杯分の汚染土壌が搬入されました。

この数字が大きいのかどうかはじーじには分かりません。

ALPS処理水は1000基のタンクに保管されている映像を見てきましたが、何となくその映像でとてつもない規模であることは推定できました。

ところが、汚染土壌の規模感は全く想像ができません。

ただ言えることは、中間貯蔵施設に運ばれた土壌は、30年後に福島県外で最終処分することだけは法律で決まっているということです。

首都圏で使われる電力を賄うための福島第1原発で起こった事故の責任と負担を全て福島県の方に押し付けて、首都圏の方々が知らぬ存ぜぬという訳にはいきません。

国民全体で応分の負担をしていかなければなりません。

しかし、何の予見性も開示されず、いつもどうしようもなくなって代替案がない状況で「他に選択肢はないでしょ、日本が不幸になってもいいのですか」と脅されるやり方は、政治三流の証でしかないと思えるのはじーじだけなのでしょうか?

✅中間貯蔵施設と言えどそこには苦悩が。

大熊町の吉田町長のメッセージ動画👇です。

1,600haの中間貯蔵施設のうち、1,100haが大熊町に立地されているそうです。その土地を中間貯蔵施設にと決断された住人の方々の思いを吉田町長がご自身の言葉で代弁されています。

7分の動画ですが、非常に心に刺さりました。

✅起こしてはいけない事故だった。

双葉町の伊澤町長の動画です。3分ほどです。

ここでも中間貯蔵施設のことに触れておられます。
そして、30年後の県外最終処分を国は責任をもって進めてくださいと訴えられておられます。また、一般の方にも、その事実を知ってほしいとも言っておられます。

「この10年 の変化は?」より抜粋①
「この10年 の変化は?」より抜粋②

10年経過して空間線量率は大幅に低下したとのことですが、その線量分布図に大熊町や双葉町の置かれた状況(黄色の線量地域)が痛々しく出ていると思います。

忘れさせようとして、課題を先送りしようとする政治家の戦略に乗らずに、国民ひとり一人が忘れずに語り継いでいかなくてはいけないことであり、今時点から18年後の未来をどうするのかを決めていかなくてはいけないことだとじーじは思います。

頑張れ福島!
頑張れZ世代!

☆☆☆
(感謝)

▼きしゃこく先生のしゃかせん「Real World Teacher」「您是老師」でじーじの記事を紹介いただきました。きしゃこく先生、どうもありがとうございます。こども基本法の精神がはやくこども達に浸透すれば、日本復活間違いありません。

【じーじは見た!】前編:こども基本法を見てみた⁉️

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