去年の秋、はじめての海外ひとり旅をしました。行き先は近くて遠いお隣の韓国、ソウルへ。10年ぶりの韓国。前回は釜山でした。あっという間に釜山に到着した印象をずっと持っていました。
地図で見ても、九州からものすごく近いのです。

「東京や大阪より韓国の方が近いです」

長崎や九州の位置的な説明をするときに、よく
「九州は東京や大阪より韓国の方が近いです」というフレーズを入れます。

日本旅行のリピーターやよほど目的がない限り、九州はあまり知られていません。穴場の旅行先なんですけどね。移動しにくいですよね。
長崎に関しては、原爆投下で知られていますが、ときどき広島と勘違いされます。

そんな九州から東京や大阪との距離で比べる韓国。
いったいどれくらい近いのかというのを知りたく、仁川空港離陸から博多駅までかかる時間を測ってみました。

記録してみたら、思っていた以上に近かったんです。

以下は私の記録です。

仁川離陸から福岡着陸まで飛行時間は１時間くらい。
仁川離陸から博多駅のホームにたどり着くまで２時間....!

福岡空港が都市にあるのもあるし、帰国便だったり事前にアプリで申告してたりしましたが、それでも仁川離陸から博多駅ですよ。
しかも、ホームにたどり着くまでは、トイレにも寄ったり、乗車券を購入したりもしました。

こんなに近いのに、知らないことが多い。だから知りたい。

　私が韓国に興味を持ち出したのは、日本語を教え始めてからです。韓国人の生徒さんは少ないものの、語彙や文法が似ているんだな〜とか、韓国語と日本語は似ていると言われるけど、どれだけ似ているんだろう、という言語の比較をしたかったのが、韓国への関心のゲートが開きました。

それから、父が韓ドラにどハマりし、私もいつの間にか韓ドラを見始め、韓国人生徒さんとは日韓の文化の比較や意見交換をしたりなど。

こんなに近いのに、日韓の歴史にもどこか見たくなく、ききたくなく、蓋を閉じていました。私がもっと近隣国との歴史を、どちらの視点から知りたいなと思うようになったのは、やはり中国、香港、韓国の生徒さんとの出会いが大きいです。

特に８０代の香港出身のカナダ人の生徒さんとの歴史についての会話では、自分が知らないことが多すぎてびっくりしました。

知らないことが多いので、これからも少しずつ知っていこうと思います。

次の韓国旅行も楽しみ。こんなに近いのだから、もっとふら〜っと気軽に行けるようになりたい。