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考えていること

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考えていることや感じたことをまとめています。 たぶん、結論のないものが多いです。
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変化 ゆらゆら

変化 ゆらゆら

2022年は自分にとって初めてのことが多かった。
年初めに大なり小なり初めてのことを色々してみようと思ったので、それが実行できたともいえるかも。ただ自分で決めたり、想定していた以上に初めてのことをしたように思う。

振り返ってみると、自分一人でできる初めて(ジムに行く、メガネで過ごす)もそうだけど、人との関わりの中での初めてのことが多かったように思う。

大きな出来事といえば、

ドーナツハウスを

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一周忌を前に

一周忌を前に

もうすぐ一周忌。
早いようなそうでないような。

月命日には墓を訪ねているのだけど、いつも誰か訪ねている様子がある。

我が家は核家族なので今まで墓がなく今回新しく建てた。(土地だけは数年前からあったらしい)

正直、今までは墓も葬式のような催しもイマイチ必要性がわかっていなかった。それぞれが想いを持っていたらいいじゃないかと、形式的なものへの懐疑心が強かった。

ただ、本当にただの形式になるかは

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出会って通りすぎてゆく

出会って通りすぎてゆく

久しぶりに旅っぽいことをした。
家も好きだけど、旅するのも好きだなと改めて思った。

コロナ前は会いたい人にはいつでも会えるし、行きたい場所にはいつでも行けると思っていた。遠くに住んでる家族も友人もいつでも会えるから淋しくなかった。実際そのように生活していたと思う。

一ヶ月の内、数日を友人と楽しく過ごせたら、あとは家で一人過ごしていても平気だった。それ位がいいとすら思っていた。

そのような考え

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初盆

初盆

今年は初盆だった。
合同法要のためにお寺に行った。

法要前にお墓参り。
とても立派な花が供えてあった。親戚が用意してくれたらしい。いつも、こういうことがきちんとしていて凄いなと思う。というか、毎回初めて知ることが多い。こういう場合はこういう事をするのか、と。

叔母ちゃんに会ったら案の定髪色のことを言われた。顔を見るなり「なんだあんたその頭は!」って言われた。さいきんではこちらの反応のほうが新鮮

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受動的攻撃

受動的攻撃

受動的攻撃
さいきん、受動攻撃という言葉を知った。
自分の要求を言葉で伝えずに、無視したり怠けたり弱々しくみせたりして、相手を攻撃する・思い通りにしようとすることらしい。

けっこう、日常の中によくあるよな、と思った。
些細なことから大きなことまで。

この状態が深刻で疲れてる時があったなと思ったりした。
相手の態度や言葉からこちらに非があるように感じさせられるし、話はまともにできないし、ものすご

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自他の境界線

自他の境界線

ひとつ前で書いた気づきから派生して、自分のことを振り返った。

自分の危険信号アンテナが反応したときに、強く気をつけることは自他の境界線だな、と。

多くの人はこんなことを強く意識しなくても、日常のやりとりの中で互いのキョリを測っていると思う。

( これを意識しなきゃいけないほど、近くならないのが健全な気がする。)

それぞれ、大切にしていることは違うから、
悪気なく踏み込んでしまったら謝るし。

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対人ストレスが減ったことに気づいた話

対人ストレスが減ったことに気づいた話

さいきん、おどろくほどおだやかな心地で過ごせていて、対人ストレスが減ったのだと気づいた。

こんなに他人のことで悩まず過ごす時間は、保育園児以来じゃないかと思うほど。
目の前のことがたのしい。
おだやかすぎて不思議なかんじ。
こんなに平和でいいのだろうか。

コロナ以降、人と会うのに自分の意志が必要になったというか。いろいろハードルができたというか。新しく人に会う機会が減ったというか。
それにより

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20代、ICL適応検査を受けたら白内障が見つかった話

20代、ICL適応検査を受けたら白内障が見つかった話

結論からいうと、いまは白内障の治療をするほどではないらしい。だけど周辺にかなりの濁りがあるらしい。
画面に映し出された瞳の写真は鱗雲が広がっているようだった。

最近、災害などのいざという時に眼鏡を失くしたら、自力で避難できないのではないかという考えが頭をよぎり、怖くなった。

その時、ICLという手術を思い出した。ICL(眼内コンタクトレンズ)は目の中にレンズを入れるインプラント手術。レンズを取

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ブルーレイディスクがリージョンBで見えなかった話

ブルーレイディスクがリージョンBで見えなかった話

漫画を読んでいて、物語の中で触れられていた映画が気になった。調べてみると 28年前に海外で製作された映画らしい。それを見てみたいと思ったのが事の始まり。
普段、動画配信サービスを使っているのだけど、その作品は取り扱いがなかった。なので、久しぶりにディスクを買う事にした。届いたディスクを再生しようとしたら、こんな画面が表示された。

このブルーレイディスクは、リージョンB プレイヤーのみで再生できま

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リアル並行世界

リアル並行世界

先週、私がよく口にしていた言葉。
「もし台湾に行けなかったら参加しますね!」

これを口にしている時、自分はその頃台湾にいると思っていた。渡航の 3 日前は完全に台湾に行く予定だったし、2 日前も 75% 位は台湾へ行く気持ちだった。その台湾行きを中止したのは渡航前日の 20:00 だ。

「もし、台湾に行けなかったら」
が現実になってしまった。

ただ、台湾に行けなかった【もしもの世界】が自分に

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新しい眼

新しい眼

新しい眼になった と思う瞬間がすきだ。

新しい経験をしたり、新しいことを知ったりすると、
同じものが違う風に見えたりする。

そのとき私は(あ、眼が更新された)と思う。

今日は久しぶりにその感覚があって。
そういう日の散歩はとても楽しい。
そしてこういう感覚のとき、いい写真が撮れる。

目新しいものを探すのも楽しいけど、
眼の更新をすると日常がたのしい。

なんか、ようやくチューニング出来てき

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沈下

沈下

言葉が多くなりそうな時は、note に書こう。(覚えていたら)

美しい弱さ
写真学校に行って良かったことの一つは、それまでマイノリティだと思っていた自分が浮かない空間だったこと。

同窓生に「ひらぎは、川上未映子さん好きそう」と言われ 『乳と卵』『ヘヴン』を読んだことを思い出した。

たまたま発掘した2015年春のメモに、本の一節が書かれていた。

それはね、それは…
とても美しい弱さなのよ。

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救いと祈り

救いと祈り

ヤマシタトモコ先生の「違国日記」を読んでいる。
すごく、いい、というと、なんか違うかも。
率直に言うと「救われた」。

さつまさんのツイートが端的に作品の紹介をしているので、ぺたり。

* * *

槙生さんの言葉は、代弁してくれているよう。

よく感じていた。
みんなが「普通」にしていることが自分にはできない。
なんで自分は「普通」のことができないのだろう、と。
劣等感しかなかった。

周囲の大

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私がリモートワーカーになった理由(ワケ)

私がリモートワーカーになった理由(ワケ)

最近、働き方や仕事、それに関する多様性について話を聞くことが多い。
いま、フリーランスやリモートワークが熱いのだろうか。

私は目指してこうなったというよりは 流れ着いた という方が正しい気がする。それでも確かにリモートワークを意識した瞬間はあったので、それを思い出した。

* * *

私がリモートワーカーになった理由(ワケ)それはもう 4 年くらい前の話。

当時、お付き合いをしていた人は、今

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