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日本のいちばん長い日

1967年公開の映画「日本のいちばん長い日」をみました。

あらすじ

昭和天皇や閣僚たちが御前会議において降伏を決定した1945年(昭和20年)8月14日の正午から宮城事件、そして国民に対してラジオ(日本放送協会)の玉音放送を通じてポツダム宣言の受諾を知らせる8月15日正午までの24時間を描いている。 (wikipedia日本のいちばん長い日 より)

内容はぜひ映画をみてください。
ノンフィクションらしいけど、恥ずかしながら、こんな歴史があるのを知りませんでした。

そして、監督の 岡本喜八さん は鳥取県米子市出身の方らしいです。

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ネタバレない程度に感想をかくと。

教え込まれたことを信じて疑わず、それだけを目的に突き進んできたなかで、急にその目的がなくなったとき、人はどうするのか。

正直、狂気を感じてすごくこわかった。

戦争ということもあり、なかなか言葉を見つけられないのだけど。
それぞれの立場、それぞれの思いが交錯していて、見ていて苦しい。

ただ、自分のとった行動は死をもってでも償うという姿勢や、意志の強さは、常に死と隣り合わせな当時の人々の強さであり、どの人も肝が座っていて、芯が強く、且つ誠実さを感じられた。

自分のあり方について考える。
自分の責任のもと、自分の行動を決める。
目の前の問題に一心になる。
というのは大事な気がします。

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陸軍大臣の阿南惟幾を演じる三船敏郎のセリフ

死ぬよりは生き残る方がずっと勇気がいるのだぞ。生き残った人々が、二度とこのような惨めな日を迎えないように、なんとしてでも、そのような日本に再建してもらいたい。

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1945年って、そんなに遠い昔ではないんだよなぁ。


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