日記「けん玉」

最近、趣味で、けん玉をやっています。

けんけんだまだまけんだまま、そんな具合でけん玉をやっています。

芸人の中には、けん玉がうまい人がたくさんいます。アイロンヘッド辻井さんやコマンダンテ安田さんはマイけん玉を持って控え室などで練習していたりします。

このお二人は僕と比べ物にならないぐらい上手です。彼らこそ、真のけん玉芸人です。

後輩に磯本五段という芸人がいます。まだ話したことはないけど、けん玉が悪魔的に上手だと噂を聞いています。技を盗みたいなあ。

僕はけん玉は上手ではありません。

しかし、けん玉をやっていて、おもしろいなと思うことがあります。

お笑いライブの本番前とかにけん玉練習していると、昔けん玉をやっていた隠れケンダマー達に出会えるのです。(けん玉使いをケンダマーと呼びます、僕の中で)

昔学校でやっていたとか、ちゃんと段をとった人とか、いつからか、けん玉を触らなくなった人などが、僕のけん玉で遊びだして、あの頃の子供の顔に戻っているのです(その人のあの頃の顔を知らないですけど)

今のところ、隠れケンダマーはやさしいズ佐伯、やはらりゅうたろう、ナイチンゲールダンスヤスを見つけました。

この3人は相当やっていたようです。僕よりもちろんうまい。ヤスは二段って言ってました。

佐伯は僕が全くできない天中殺という技をやってのけます。

天中殺・・・なんとまあ、おだやかでない技名です。

天中殺というのは、けん玉の木の方を逆さに持ち、玉をほいっと上に上げて、逆さの状態で玉の穴に刺し、それをくいっと元に戻すやつです。文章で説明するのが難しい。

とにかく難しい技です。

でもその天中殺をやってのける佐伯はあの頃の顔に戻っているのです。(あの頃の顔を僕は知らないけど、逆算して、これがあの頃の顔なのだと思っています)

また佐伯のけん玉する姿、あの頃の顔を動画であげようと思います。あの頃の顔が好きな人は是非チェック願います。


けん玉の魅力は、やればやるほど上手くなると実感できることです。

成長してる感を肌で感じるのです。これを充実というのでしょう。

特に上手くなったとて、どこかで披露する予定もありませんが、ライブ前の時間はけん玉の時間にしようと思っています。

今度、辻井さんから辻井けん玉を譲りうけます。楽しみです。


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ここからはさらなる個人的な日記です。最近のライブのことを書いてます。


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