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【共同執筆】雑学連想ゲーム#18


前回はこちら。


八重:
ええな、是非やろうや!
英語苗字の知識、涼に敵う気が全然せんけど。笑
ちなみに俺の前の職場にCookmanっていう名字のアメリカンがおって、明らかに料理人の家系なんじゃろうなって想像できたわ。

名字、苗字…さっきは敢えて「苗字」を出したんじゃけど、これって別に意味合い的に違いがあるわけではねんよな。
じゃあ何が違うかっていうと、いつから使われるようになったか
・名字
これは平安時代に生まれた言葉で、土地に由来する。田中さんとかもそういうことじゃろうな。
・苗字
これは江戸時代に使われるようになった言葉で、由緒のある家柄が長く続きますようにっていう願いを込めて生まれた。
俺らのリアル名字って、明らかに土地由来っぽいけん"名字"よな。あと、天海祐希の「天海」が土地由来だとしたら、少なくとも地球上から生まれてねぇよな。

涼:
ここは雰囲気で使いわけとったけん解説してもらえてありがたいわ。星さんとかおるけどこれは土地由来じゃったらしっかりルーツを辿る必要があるな。

江戸時代から使われとる言葉に「え!これもそうなん!?」ってやつがたまにあるけんそれを紹介しとくな。
モテる…これは「持てる」→「持ち得る」→「持ちこたえる」→「支えられる」→「持て囃される」っていう派生を辿って今と似た意味で使われとった。カタカナ表記になったのは昭和じゃけどな。
マジ…江戸時代の芸人の業界用語で、「真面目」が由来となっとる。本気と書いてマジなのは江戸時代から変わらんみたいじゃな。
ヤバい…牢屋の看守のことを「厄場(やば)」と呼んでいて、犯罪者が捕まりそうになる隠語として使っていた。
若者言葉というか、乱れた日本語のような感覚で今では使われとると思うけど、意外と結構な昔から使われとる言葉って多いんよな。

八重:
いやいや、これを合コンで披露したらマジでヤバいくらいにモテるかもしれんわ。タピオカも第3次ブームだった訳じゃし、案外色んな言葉がリバイバルで復活するかもしれんな。よもやよもや…

カタカナ表記で思い出した、めっちゃ下らん豆知識。
ひらがな、カタカナ…日本で作られた文字を一般に「仮名」っていうけど、その対義語として漢字の文字のことを「真名」って言うんよな。
ところで、今はもう大成して立派な女優になった三倉茉奈・三倉佳奈さん
どう見ても後付の理由じゃけど、マナ・カナってちょうど真名・仮名なんよな。親御さんもそんな理由で名付けた訳じゃねえじゃろうけど、日本語の歴史ファンにとっては美しい法則性を感じてしまったで。
ちなみに俺は子役時代からずっとマナカナ好きじゃったんじゃけど、二人共ご結婚されたっていう報道を見たときに悔しすぎてハンカチ噛みちぎったわ。

涼:
俺もマナカナ好きじゃったで。
まぁどっちが好きなんって聞かれたら困ってしまうんじゃけどな。

マナカナと云えば双子じゃな。
俺らの同級生にも何組かおったと思うけど、全部一卵性双生児じゃったんじゃねぇかな?
一卵性双生児の中には『鏡像双子(ミラー・ツイン)』っていう左右逆位の対称的特徴を持つ双子が産まれることがあるんよ。
どういうことかと言うと、右利きと左利きじゃったりつむじが右回りと左回りじゃったり、とにかく相方と鏡合わせのように反対の造型をされとることじゃな。
この特性が顕現するのが一卵性双生児のウチ25%程と言われとるけん意外と多いよな。
ちなみに俺らの同級生におった双子はろくでもねぇやつらじゃったな。

~続く~

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