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【噛んで砕こう】嗚呼、素晴らしき哉オノマトピイアの世界②

皆さんこんにちは。
水島ひらいちの八重です。


前回の記事はこちらです。
オノマトピイアについての説明はそちらの記事を御覧ください。
要するに、英語でも擬音語・擬態語にあたる言葉はたくさんありますよーと言うことです。前回は擬音語だけしか紹介できませんでしたが、今日はそれ以外にも紹介しますね!

Neigh [ネイ]

→ヒヒーン(馬のいななき)

いわゆる『擬声語』と呼ばれるやつです。
よく英語ではコケコッコーのことを"クックアドゥドルドゥー"と言いますが、それに次ぐくらい衝撃的じゃないですか?
何が衝撃的って、発音しないghを馬が使っているんですよ?笑
黙字という概念はなかなか難しく、多くの受験生を困らせたことでしょう。それを馬が平気で使うなんて…。
ちなみに、フランス語でコケコッコーのことは「コクリコ」「ココリコ」と言います。某映画や某芸人コンビを彷彿とさせますね。さらに言うと芸人さんのココリコの由来は喫茶店の名前らしいです。へぇ。

My neighbor, named Neil, neighs to me naked.
(私の近所のネイルっていう名前のやつ、裸で私に向かってヒヒーンって言ってくるの。)

Sip [スィップ]

→ズズーッ、ちびちびと飲む

熱々のスープを空気と一緒に少しずつ飲むというイメージがすごく当てはまる単語です。シップと書くと船のShipが出てきそうなので、敢えて英語風のスィップと表記してます。
音を立てて飲むのはSipですが、音を立てて食べるのはSlurp[スラープ]と言いますね。これも擬音語にすると「ズズーッ」とか「ズルズル」とかでしょうか。欧米人からすると、日本人が麺類を啜る意味が分からないという声を聞くことがあります。

上記サイトによると、日本人が麺類を啜って食べる理由としては
 1. そば粉の香りが鼻から抜けるのを楽しむ
 2. 空気をまとわせて食べるので麺を冷ます効果がある
ということらしいです。
考えたこと無かったナァ…(非国民)

My uncle ordered me to sip his saliva, which brought me to the grad school.
(私が叔父に唾液をすするように命令されたことが、大学院を目指すきっかけになった)

Zigzag [ズィグザグ]

→くねくね、ジグザグ、ギザギザ

大体の擬音語由来の英語って動詞化されているのですが、zigzagは形容詞・名詞としてしか使われない単語です…と言いたいところですが、辞書で調べるとやはり動詞化された意味もありました。笑
ジグザグというともう日本語にも完全に浸透しているので特に意味を説明することがないですが、「雁木形(がんぎがた)」と言う言い方があるらしいですね。卑近なところで「のこぎり形」とか。ジグザグの道を示す際には「つづら折り」と言いますね。
これらを聞いてもなお"ジグザグ"の方がしっくりくるというのは、私がマジで非国民なのでしょうか…(焦り)

You know? Anyone can enter the Hogwarts once you write zigzag on the forehead.
(おい聞けよ。デコにギザギザマークを書くだけで誰でもホグワーツ魔法学校に入れるらしいぜ)

まだまだ紹介したいので、また日を改めて噛み砕いてみたいと思います。



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