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水島さんの交換日記#211「宝くじを開催する側の受難」

どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。

前回の記事はこちら。
実は高校の時にギクシャクした時期があったんじゃな。それは知らんなんだわ。今度弟くんのエピソードとかもらってもええかもしれん。
今度手加減なしで闘いごっこやろうや。

宝くじの話

宝くじか…それこそ親が年末ジャンボを買って涙がちょちょ切れとんのを見て育ってきたくらいで、大人になって自分の意志で宝くじを買ったことないかもしれんわ。
涼の意見はご明察で、ギャンブルとか富くじみたいな完全な運否天賦でお金のやり取りが発生するものは全然苦手で。エピソードにできる話もねんよな。でも、昔の職場で「宝くじを企画した」話ならできるで。

<宝くじを開催する側の受難>

昔、温泉施設で働いとったっていう話は何回かさせてもらったと思う。

温泉旅館の店員さんっていうよりも、運営全般として採用されたけんイベント・企画だったり運用改善だったり、そういう仕事をガッツリさせてもらえた。

ある年末、うまいイベントが思いつかんかったときにテレビで宝くじのCMをしとったのを見て、「これじゃ!」と閃いた。
年越しまでの期間中にくじ券を1枚100円くらいで買ってもらって、年明けに大抽選会を開催する。1等は当時出たばっかりのNintendo Switchとかええんじゃねんかなーとワクワクしながら企画書を作ったんよ。

その会社は規模が小さくて、企画を通す時には最初から社長に企画書をぶつけてよかった。年末年始でお客さんが来やすい時期に少しでも売上に貢献できるし、年始にまた来館してくれる確約をもらえるのをアピールポイントにしたらすんなりOKもらえた。ちょろいもんじゃで

早速企画書に則って告知用のポスターを作り始めたんじゃけど、1つ目の壁が。「宝くじ」って固有名詞なんよな。正式名称は富くじ。国民が想像するあの宝くじは一般財団法人日本宝くじ協会が主催するもので、その名称をそのまま取ってくるのはグレーなところじゃった。
身内だけで開催するような小さいイベントじゃったら宝くじって名前を冠してもええけど、一般公開するんじゃったらなんとか別の名前を考えんとおえん…悩み抜いて『温泉富くじ』っていうイメージしにくいものに変えた。

ある程度ポスターもできて、あとはくじ券の手配くらいか…と思った折。コンサルの先生と話す機会があって、「こういうイベントやろうと思うんですよねー」と話したときに、第2の壁が姿を表す。

「これって景品表示法違反してません?」

けいひんひょうじほう。恥ずかしながら26歳まで聞いたことなかった言葉にたじろいで、すぐに調べてみたんよ。

https://www.sun-gift.co.jp/column/?id=1602683771-607377

どうやら、懸賞系の企画をする時には景品表示法という法律に従わんとおえんらしくて、上の図でいうと一番左にあたる。
要は、100円のくじ券を購入させるんだったら景品の限度額は20倍、つまり2,000円相当の商品なんよ。1位の商品が2,000円…。お世辞にも贅沢な企画ではねぇな。

ということで、経緯を全部社長に伝えたら「それなら別の企画にしたほうがええね」と優しく諭されて、毎年やっとる売店での福袋企画に落ち着いてしまった。めでたしめでたし…なんじゃろうか。笑

<次回のお題>

自分のことを語って!

先日フリートークをさせてもらったんじゃけど、これ思ったより面白くて。
書きよるうちに「これも話してぇな」とか色々日記書きたい欲が出てきてしもうた。
「自分のことを語って!」とは書いたけど、涼にもこのフリートークとしてバトンを渡させてもらうで。日頃のことでも何でも、思うままに筆を運んでや。

\こっちも見られーよー/


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