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空だけを見つめてる

ちょっと野暮用で諏訪に帰ってきてまして、私が一番好きな八島湿原に行きました。
この時期の八島湿原は人がいません。

だからなのか、音が無いのです。

もちろん鳥の鳴き声とか枯れた植物が掠れる音は聞こえているはずなのですが、なんでか分からないですが、音のない空間に飲み込まれていくような感覚があります。

宇宙船が降り立った場所であるとか、隕石が落ちた跡地なんて言われるのも頷けるような時空違いを感じます。(ビンビン感じます)

そして、ここには、七島八島と呼ばれている島があります。

島と呼ぶにはあまりにも小さいのですが、湿原の中に溜まった水と陸地の関係をそう呼ぶのです。

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日本は古くは大大八洲(おおやしま)と呼ばれていました。
そこから外八州(そとやしま)と内八州(うちやしま)と呼ばれる相関関係が生まれます。

外八州というのは世界のこと、内八州というのは日本のこと。つまり日本は世界の縮図であるという説があります。

北海道が北米大陸、本州はユーラシア大陸、中国地方がヨーロッパ、瀬戸内海は地中海、四国はオーストラリア大陸、九州はアフリカ大陸という奴です。

ホンマかいな!

大きさ全然ちゃうやんけ!!

というのはごもっともですが、大陸を日本に無理やり並べ替えていた方がいたのでコレです↓(※ブログ「世界と日本」さんより引用)

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無理やり感が凄いですけど、言いたいことは分かる。いや、分かってくれ!頼む!

いやいやいや、思わぬ部分で時間をとってしまったのだが、実は今回書きたいことはそこではない。

私たちが教えられている大陸の数は六大陸なのだが、実はそうじゃないかもよってことである。

八島湿原には七島八島がある。

これは湿原に浮かぶ島が七つの時もあれば天気の影響で八つに見えるときもあるよということである。

ま、速い話が大陸は二つ沈んどんで!というのが八島湿原で分かるってことです。

その大陸が「ミヨイ」と「タミアラ」だよね〜。
というやつですよ。

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というのが今回話したいこと。

ではない。

いかんいかん。今日話したいことは空の話なのだ。びんびん感じすぎて頭がどうかしていました。

そうそう、八島湿原があまりにも気持ちが良いモノだから寝っ転がって空をずっとみていたのだった。

今日はその話。

自分が観ているものというのは自分の一部になっていきます。

大きなものを見つめていれば意識も広がっていくし、小さいものを見つめれば意識は凝縮する。

空をただ眺めているという瞑想もチベットの伝統の中にもある技法だ。

湿原に一人、ただ空を眺めているとどんどん心が澄んでいきます。
目を瞑って雑念がどうとかやるよりも全然スピードが違います。自動で整っていきます。

色んなものの影響をカットできるので、できれば標高1000m超えたところで空を眺めると良いですね。

そういった意味では、風のない日の八島湿原は最高のシチュエーションでした。

自分の中に青空が広がりました。
やはり諏訪は良い。

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