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1万円未満で始める「キャラクター・マーケティング」入門実践編をやってみた

”自分で創作したキャラクターが、ご自身の提供サービスや創作物の販促に貢献するって、とてもワクワク🥰しませんか?・・・しかも1万円未満で”

 私はラッキーなことに商業出版の機会に恵まれ、自分の本を販促するにはどうするのかを本気で考え、キャラクターを使った販促活動しようと決めました。このnote記事では、キャラクターグッズのこだわりのポイント制作にあたっての背景実際にグッズの現物を手に取った時の感想、そして今後、グッズをどう使っていきたいかについてまとめてみましたので、note読者の皆さまの「創作活動をより楽しむためのヒント」になれば幸いです。


 ちなみに以下が、国立図書館蔵書検索ページと、キャラクターグッズの制作をしてくださった「日本キーホルダー工業」様のホームページです。

図①:「日本キーホルダー工業」様のトップページのロゴ

1.キャラクターグッズのこだわりのポイント

 キャラクターグッズ企画の目的はズバリ「書籍の販促」に役立てるため。「日本キーホルダー工業」様に制作いただいた3タイプをご紹介します。
 そしてnoteのプラットフォームの魅力の一つに、ECコマースとの親和性が高いこともあり、BASEでの商品紹介と併せて、ご紹介します。

1-1.アンブレラマーカー:原価計算なるほど用語図鑑

 ちなみに「日本キーホルダー工業」様での制作のページはコチラです。うん、198円~/個で最小単位30個なので10,000円もあればで量産できる!・・・ということになります。なお、上のBASEの価格から「ぼったくりだぁ~利益率がクソ高い!」とのツッコミは無しでお願いします・・・以下同文です。

図②:日本キーホルダー工業様の「アンブレラマーカー」トップページ

 ところで「アンブレラマーカー」とは?・・・同社の説明文を引用します。

ただのアクリルキーホルダーでは許諾が通りにくい?そんな時にこそ提案したい「売れる」新しいアクリルグッズがアンブレラマーカーです。傘を使わない人はいない。だからこそ全ての人に購入いただける無限の可能性持ったアクリルグッズです!
2019年以降人気急上昇中。全てユーザーさん向けの商品ということで汎用性が高いアイテムです。アンブレラマーカーはまだまだ需要が拡大しもっと認知が広がります。今現在はちょうど上っていくタイミングなので大チャンス!アンブレラマーカーのアクリル部分は通常のアクリルキーホルダーと同じく白版が必要ですがこちらでデータ白版やカットラインは作成が可能です。しかも無料にて対応。データ調整費無料は日本キーホルダー工業だけ!
小ロットはもちろん大ロットまでひとつひとつの丁寧にの検品を行いながら作成、お届けいたします。

日本キーホルダー工業様の「アンブレラマーカー」トップページより
図③:『原価計算なるほど用語図鑑』キャラのアンブレラマーカー使用例

 アンブレラマーカーは傘以外にも、ペットボトルにも転用可能です。

図④:右はアンブレラマーカーが「ある」とき →
← 左はアンブレラマーカーが「無い」残念なとき
図⑤:アンブレラマーカーの仕様詳細

1-2.アクスタ:日本一たのしい税金の授業

図⑥:日本キーホルダー工業様の「アクスタ」トップページ

 この「1-2.アクスタ」と「1-1.アンブレラ―マーカ」は、『日本一たのしい税金の授業』と『原価計算なるほど用語図鑑』の本を併せてご購入いただくことも想定し、2グッズの「サイズ感」(下図⑦のように並べても違和感がない感じ)にこだわりを持っています。

図⑦:主力(予定)製品の「アンブレラマーカー(左)」と「アクスタ(右)」を量産見込み
図⑧:アクスタの仕様明細

1-3.ピタりる:原価計算なるほど用語図鑑

図⑨:日本キーホルダー工業様の「ピタりる」トップページ

 ピタりるのこだわりポイントはズバリ『原価計算なるほど用語図鑑』のカバーにピッタリ貼り付けて楽しめるか?です。そもそも原価計算の分野って、何だか専門的で堅苦しいイメージがしますよね。一部の会計マニアにしか受けれてもらえない分野というか・・・。そんなイメージに対して、何か清涼剤的にポップなイラストとキャラクターで彩ることができないか・・・できればキャラクターグッズ付きでということで考えました。
 ちなみに本の内容は原価計算の実務のリアルまで踏み込んだ内容。版元も会計専門書の出版社なので、専門分野の内容説明は、専門出版社のお墨付きを得たハードな内容という一面もあります。これをキャラクターグッズで上手く中和しているのではと感じています。

図⑩:ピタりるで『原価計算なるほど用語図鑑』の表紙を「ポップに」デコレートしよう!!

2.制作にあたっての背景

 本の出版に合わせて、2つのキャラクターグッズを作りましたので、本の企画背景も交えながら、説明してまいります。

2-1.日本一たのしい税金の授業

 この『日本一たのしい税金の授業』は、noteがきっかけで書籍化されたものです。日本実業出版社の編集長より「note読みました」とお声かけいただいたのがスタート。なので、本のコンテンツはnoteで既に公表しているものなんですよね。
 しかしnoteの内容をそのまま商業出版しても売れる見込みがない・・・何よりも、日本実業出版社の社内会議で通らないという厳しい現実が待っていました。そこで現状打破のきっかけになったアイデアが「税金知識のエンタメ化」。そしてエンタメ化の手段となったのが「クイズ」だったのです。このクイズをイメージしたキャラクターがこちらです。

図⑪:アメリカ横断ウルトラクイズ(日本テレビ)も連想したりして・・・
図⑫:税金クイズの一例で、本書では全111問掲載されています。

2-2.原価計算なるほど用語図鑑

 『原価計算なるほど用語図鑑』の方は担当編集者の方より「こんなイラストがあれば良いですよね!」と提案いただいたのが、キャラクター化のきっかけ。担当編集者より提案いただいたスケッチが下図⑬です。

図⑬:担当編集者より提案いただいたスケッチ
図⑭:編集者スケッチを著者なりにアレンジ!
図⑮:コチラが装丁カバーデザインのキャラクター
図⑯:元ネタのスケッチ(紙)よりも「左目を小さく」したのがポイント

3.グッズの現物を受け取った時の感想

 このように、キャラクター化の背景は「出版企画そのもの」でした。『日本一たのしい税金の授業』も『原価計算なるほど用語図鑑』も、見本誌が届く前に「日本キーホルダー工業」様より試作品が届いた経緯がありましたが、紙の本と同様、自分の創作活動が形になった感動は今でも忘れません。
 しかも感動は何度も訪れます。リアルやSNSでお世話になっています方々より、本と一緒にキャラクターグッズが撮影された写真がUPされると「着々と本と一緒に届いているなぁ」と感慨深いものがあります。

図⑰:SNS上、本と一緒にキャラクターグッズが撮影された写真がUP!!

4.グッズをどう使っていきたいか

 今は紙の本を書店に並べているだけで売るのは厳しい時代。SNSの拡散力も重要になってきます。キャラクターグッズの力を借りるのも、一つの有効な手段だと思っています。
 そこで思いついたのが「機動戦士ガンダム」の物語上、地球連邦軍を勝利に導いた「ボール」と「ジム」のイメージ。物語終盤では、大量生産で敵を圧倒しています。

図⑱:大量生産で地球連邦軍を勝利に導いた「ボール」と「ジム」(機動戦士ガンダムより)
図⑲:主力(予定)製品の「アンブレラマーカー(左)」と「アクスタ(右)」を量産見込み
図⑳:?!・・・こっ、これは映したらダメなやつ・・・(機動戦士ガンダムより)

5.これからのイベント告知など

 リアルでは特に変わることなく、今まで同様、税金や会計をテーマにセミナーを随時開催。その中で、出版のPRもできる範囲でさせていただき、キャラクターグッズも、ノベルティとして配布できたらと考えています。

図㉑:大量に積みあがった本と「どや顔」のアクスタ
図㉒:セミナー参加者から「濃い内容」との感想も・・・たっぷり板書する場合もあります
図㉓:例えば「電帳法セミナー」・・・なのに逆行して大量の紙印刷?!

 そしてSNS。このストック型のSNSである「note」に加えて、フロー型の「X」を組み合わせて楽しんでいきたいと考えています。特に重視しているのはストック型のnoteです。何度も読み返しては、今後の創作活動の励みとしています。
 できれば多くの方のnote記事を紹介したかったのですが、その中でも特に、数年来noteでお付き合いいただいています、池原充子さん・めぐまつさん・藤崎みきさんの3人のnoteおよびXをご紹介します。

図㉔:せっかくのご縁!!・・・献本時にはサインさせていただいています

 他にも、本やセミナーとは関係なく「撮りたいもの」をSNSでUPしたりしています。そこでも、ひょっこりキャラクターグッズが・・・。

図㉕:日清食品UFO「爆盛バーレル」と大量に積み上げた本を一緒に撮影
図㉖:書店の店員さんに許可をとって「平置き」現場をパシャリ!アクスタの怪しい感じが👍
図㉗:2024年2月24日の日本経済新聞の一面に掲載・・・ってどこ?
図㉘:ここですよ!~の目印にアクスタが大活躍!
図㉙:日本キーホルダー工業さん、いつもありがとうございます!

<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>

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