人は大きい負荷に耐えられないけど、小さい負荷なら。

広告制作会社に勤めていて、徹夜で仕事をしている人は、めずらしくない。今でもそこらへんたくさんいる。
最大手の広告代理店で事件が起こり、社会的に是正が求められているが、末端の下請け会社にいくほど、社員を守ろうという意識は薄くなり、取引先に対する力は弱くなる。そうすると相手の要求するムちゃ条件を飲まざるを得なくなる。

そういう労働環境ですが、ぼくは徹夜が苦手です。今の職場では、徹夜したのは2回くらい。徹夜すると、とうぜん眠くなるし、生産性も上がらない。昼間より仕事が進むのは、単に関係者が寝静まっているからだけだと思ってる。
なによりイヤなのが、徹夜明けの1日が仕事をするにも、遊ぶにも身が入らず、もったいない使い方しかできないからです。
だから徹夜するくらいなら、帰宅して、少しでもいいから寝る。そして次の日は、少し早く仕事場に向かう方がずっと性に合っています。

徹夜は短い時間に大きな負荷をかける働き方です。それを何度もやっているうちに、何回も徹夜できるかというと、そう都合よくいくはずもない。体力が落ちてきて徹夜ができないときがきて、最悪、体を壊して働けなくなる可能性もある。でも、早起きのように、少ない負荷をすこしずつかけていけば、人も慣れることができる。
その方が元気な体で、一度に無理をしてしまうひとよりも、ずっとずっと遠くに行けると思いめす。コツコツ何かを続けるってすごいことですよねぇ。

おわります。

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