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Jリーグ観戦歴5年 90試合スタジアム観戦した大学生が思う、Jリーグの審判の話。

これまで90試合スタジアムに足を運び、試合観戦をしてきた。

テレビやDAZNの中継の数も加えればとんでもない数になりそうである。


そろそろ、審判の話をしてみたい。



審判批判。


これは、負けたチームのサポーターがしがちなことであるが、

もっと中立的に審判について考えてみる。


まず、お前はどこのサポーターなんだと言われそうである。

こちらのnoteに書いてあるので、

ぜひ併せておよみいただければ幸いである。



さて、話は9月1日、14時にさかのぼる。

僕は、テレビの前で、DAZN中継の、

コンサドーレ札幌とヴィッセル神戸の試合を観ていた。


ぼくはどちらのチームのサポーターでもないので、

単純に、今節の注目カードとして、この試合を観ていた。


ペトロヴィッチ監督率いる札幌は、若手中心のチームで今年好成績を残している。速さのあるチャナティップ選手や、攻撃力の高い、菅選手、駒井選手の活躍も見覚ましいものがある。

対するヴィッセル神戸は、豊富な資金でついに、スペイン代表イニエスタ選手を獲得し、ポドルスキ選手とともにスター選手としてJリーグを盛り上げている。



キックオフ。


札幌の素早い攻めと、個々のレベルの高い神戸の玉回し。

僕は、Jリーグもこんなにハイレベルになったのかと、夢中になって試合を観ていた。

早い時間帯に、菅選手がゴールを決めて、札幌が先制。

そのあとは一進一退の攻防が続く。


札幌の組織的なサッカーに対し、

神戸はスター選手の2人以外にパスが通りにくく、

カウンターを受けるシーンが多くなってくる。


ポドルスキ選手の表情には苛立ちが目立ってきた。


そして、前半47分。

札幌、深井選手へのポドルスキ選手のタックルが、

レッドカード。

一発退場である。


ここで神戸のサポーターは絶望だっただろう。

後半は10人で戦わなければいけなくなったのである。

もちろん、あのプレーが、イエローカードだったのではないか。

一発退場は重過ぎるのではないかと思う方もいるだろうし、神戸のサポーターならなおさらだろう。

僕は、ちょっと厳しいなーとは思ったがまあ主審の判断だし。。。と思っていた。


後半。

やはり11人対10人という人数の差もあり、

そうそうに札幌が得点。

2-0となった。


ここからは、神戸が10人とは思えない、試合運びで、

後半34分、ついに神戸が1点返す。

これで2-1。


試合の流れは神戸に傾き、

いよいよ面白くなってきた!


というところで、まさかのプレーが。


後半38分。

札幌のフリーキックのチャンス。

ゴール正面で、セットプレーの得意な札幌、福森選手としては、

大チャンスである。


ゴール前に、長身の神戸の選手が並び始める。


その瞬間。


ゴール!!!



え?と思った。

主審は神戸の壁ができる前に、試合再開を告げる笛を

吹いたのである。


まだ準備の整っていなかったキーパーは、

もちろんシュートを止めることはできなかった。


このプレーはルール違反ではない。

試合再開の笛が吹かれれば、選手はゴールを蹴っていいし、

得点も認められる。


でも。

これでいいのか、Jリーグ。

と思ってしまった。


もちろん札幌のサポーターからすれば試合を決定づける1点が決まり、

大喜びだろうし、試合もこのまま3-1で札幌が勝利した。


両チームを応援する人はもちろん、Jリーグを観る人は、

応援するチームが勝利するのと同じくらい、

選手の素晴らしいプレーや、勝利への熱い思いを観たいのではないか。


あの壁ができる前の笛は、

札幌の福森選手と神戸のキムスンギュ選手の戦い、

壁になる神戸の選手のゴールを阻止する思いを、


そして、このハイレベルなJリーグの試合さえもを

台無しにしてしまったのではないだろうか。


もちろん、あのゴールがなかったとしても

2-1で札幌の勝ちではないかと、思われる方もいるだろう。

しかし、1点を返した神戸の勢いを完全になくすゴールと

なったのは事実である。


僕も、応援するチームの試合では、

もちろん応援するチームよりの判定には拍手を送るし、

不利な判定だと感じればブーイングをすることもある。


これはサポーターならたいていの人がそうだろうし、

応援するチームの勝利に必死になってこそ、Jリーグ観戦は楽しいと思う。


また、誰かを批判することには、

「そんなことを言うなら、お前がやってみろよ」

という意見をネット上などで目にする。

それは、確かにその通りであるし、

なんなら、このnoteで大口をたたいている僕は、

サッカー観戦歴は5年でも、サッカー未経験者である(笑)


またお前がやってみろという意見にたいして、

「審判はお金をもらっているのだから、正確なジャッジや、公平な笛を吹くべき」という意見もあるし、

それに対して、

「審判とはいえ人なのだから間違えることもある」という意見もある。


思うことは人により様々であるし、この僕のnoteも、

その意見もひとつでしかない。

あのジャッジのおかげで勝った試合もあれば、

あのジャッジがなければと思う試合も、

試合を観戦する人には付き物だろう。


ただ、選手や応援する人の思いが、

台無しにならないようなジャッジに期待したいと

切に思うのである。





こちらのnoteもjリーグについて書いてあるので、

ぜひ併せてどうぞ!


(追記)

審判の新しい方法として、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)が

ロシアw杯で導入されましたが、判定のたびに試合が中断されるので、

個人的には、サッカーには向いていないのかなと思っています。

ただ、ゴールラインテクノロジーの導入はありかなと思います。


制度の問題なのでしょうが、選手の外国人枠のように、

外国のリーグの審判団にもJリーグの試合をさばいてもらうことで、

審判のレベルも上がるのかなと思います・・・!


お読みいただきありがとうございました!!


もし僕の文章を気に入っていただけたら嬉しいです。