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僕のお気に入りのNHKの番組。

若者のテレビ離れといわれるが、

僕は21歳、まさに「テレビよりyoutube」という

世代のひとりである。


ただ、大学生になりひとり暮らしを始め、

チャンネル権を手にした僕は、

テレビをみる機会が多くなってきている。

そのほとんどはNHK。

NHKの番組は本当に面白い。


そこで、今回は、僕のお気に入りの

NHKの番組を紹介しよう。


~もくじ~

①ドキュメント72時間

②地球タクシー

③世界入りにくい居酒屋



①ドキュメント72時間

この番組の面白いところは、やはり着眼点だ。

「そんなところに3日間?」

というとても意外なところで、取材をされている。

僕の記憶に残っている回は、

「日本ダービー大行列」

この回では、日本ダービーをいい席でみたいがために、

数日並ぶ人たちに密着している。


ぼくは、競馬には一度しか行ったことがないし、

何日も、路上に寝泊まりしてまで、いい席で見たいものか・・・?

と思ってしまったが、

番組をみた後には、並ぶ人の気持ちが、わかったような気がした。


また、好きなことに熱中しているという側面だけでなく、

その人のバックグラウンドにまで迫るというのも、

この番組の魅力である。趣味からの出会いや、その人の暮らしを

垣間見ることができるのも、とてもドキュメンタリーらしい作りである。


好きなことに熱中する普通の人がたくさん登場し、

そのことについて熱く語ってくれる。

とても見ごたえがあるし、毎週の放送が楽しみになる番組である。




②地球タクシー

さあ、次は地球タクシー。

この番組は、BSで放送されている番組なので、もしかすると

あまり知名度のある番組ではないかもしれない。

でも、僕は猛烈におススメしたい番組である。


この番組は、ほとんどがタクシーの中で展開される珍しい番組である。

そして、出演者は、世界各国のタクシードライバー達。


日夜、街を走り抜ける、タクシードライバーの視点から、

その街の文化や歴史に迫る番組である。


基本的にはタクシードライバーに、

取材班が質問をするという流れで、番組は進む。

そして、タクシードライバーがお気に入りの

街のスポットに連れて行ってもらう。


単に観光地に行くという番組とは違い、

その国の人が本当に好きな場所、愛している場所を、

訪れる。


また、そのタクシードライバー自体にも迫る。

タクシードライバーになりたくてなった人、

何かを諦めてタクシードライバーになった人、

母国を離れてタクシードライバーになった人。


そのタクシードライバーが語る一言ひとことには、

とても重みがある。


また、タクシードライバーとの会話は、人生観の話に向かうこともある。

そういったときのタクシードライバーからの、

「人生をよりよく生きるヒント」は、

思わずメモを取ってしまうような、素敵な言葉である。


現在は再放送が中心だが、

ぜひ一度ご覧になってみてはいかがだろうか。



③世界入りにくい居酒屋

最後は、世界入りにくい居酒屋。

この番組は、まずタイトルがすごい。

「世界」

「入りにくい」

「居酒屋」

この3つの言葉が、この番組の全てを表現している。


外国の居酒屋、しかも地元の人が通うディープな居酒屋。

もちろん観光客などいない。

そのコミュニティにカメラが入る。


またこの番組には、声の出演に女性芸能人が入る。

そして、海外の居酒屋での出来事を視聴者と同じように見て、

楽しみ、好きなようにコメントする。

この形式はとても珍しいし、

この番組をより魅力的にしていると思う。


居酒屋という場所では、そこの国の人の生き方が、

強く表れている。

放送を見ていると、

多くの国ではお昼からお酒を飲んでいるシーンがあり、

のんびりと毎日を過ごしているんだろうなぁと羨ましく思ったりする。


ホームページからも、この番組の魅力がとても伝わるので、

ぜひ、見て頂きたい。


まとめ

この3つの番組には共通点がある。

それは、出演者が「普通の人」という点だ。


地上波のゴールデンタイムの番組は、

やはり芸能人がメインの番組が多い。


ドラマの告知のために出演する、

俳優さんや女優さん。

お笑い芸人や、プロスポーツ選手など、

「個」が立っている人ばかりである。


もちろんそういった人のファンは、

そういった番組が好きだろうし、それも良いと思う。


ただ、普通の人に迫るドキュメンタリーのような

番組が僕は好きだ。


出演者に頼るのではなく、

あくまでその取材相手の良さを引き出す番組。

自分の知らなかったことに出会えるテレビを、

僕はこれからも見続けるだろう・・・

もし僕の文章を気に入っていただけたら嬉しいです。