こんにちは、ひらのすけ(@hiranosuke_pay)です。

今回は「キャッシュレス決済の基礎」というシリーズで第5回目として、これまでも何度か登場した「アクワイアラ」の具体的な役割、仕事内容をお伝えしようと思います。

シリーズでお送りしておりますので、これまでをご覧になられていない方は、ぜひ私のトップページから他の記事もご覧ください！！！！！

簡単に自己紹介すると、キャッシュレス界隈で泥臭く働く 、湘南暮らしでシンプルでちょっといい暮らしお届けしたいサラリーマンブロガーです。

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それでははじめていきましょう！

前回お話した「決済のお勉強#2 「登場人物と役割」」では、以下のように照会しています。

・「お店でクレジットカードを使えるようにする(加盟店開拓)」の役割

・お店「加盟店」の審査、売上管理の役割

もう少し詳細に解説していきます。

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01.加盟店開拓

(01-①加盟店契約)

以前もお伝えしたように、アクワイアラはお店と契約をして、決済された手数料で儲けています。

その前段としてアクワイアラは加盟店となろうとするお店(法人や個人)と加盟店契約を締結します。

この契約の内容としてはアクワイアラが定める規約への同意やカード売上があった際、一定割合をカード会社げ支払う加盟店手数料、また「一括払い」や「分割払い」「リボ払い」などの支払方法などを規定します。

これは「契約」です。　違反をした場合は様々な罰則があります。　例えば、瑕疵売上として、その売上はアクワイアラへの債権譲渡の対象となないことや、最悪、加盟店契約の解消、および内容によっては裁判沙汰となることもあります。

01-②加盟店契約の種類

加盟店は加盟店契約を1社のアクワイアラと契約することは原則です。この契約形態を「シングルアクワイアリング」といいます。

しかし、各国の事情やビジネススキーム、法律などに合わせて、様々な契約形態は生まれています。

日本では多くの加盟店が２社以上のアクワイアラとそれぞれ加盟店契約を締結する「マルチアクワイアリング」の形式をとっています。