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芸能サンリオ部の日常

プロフィールにも書いてある通り、僕は今『芸能サンリオ部』という秘密組織に属している。

同じサンリオ好きのおじさん3人がサンリオの魅力を世に広めていこうという意志のもとで集まった前代未聞のチームである。

現在のメンバーは僕以外に同じ芸人のアントワネット山口いく(ラブ首長国連邦の王子)、俳優でピューロランドのミュージカルにも出演していた増本健一さん(ますモン。)が所属している。

王子はリトルフォレストフェロォ(通称めろぉ君)推し、ますモンはシナモン推しである。全員30越えの体ズタボロのご老体で、人生の記憶もほぼ失いかけている。

今回はそんな異業種のおじさん3人が同居した愉快なチームである芸能サンリオ部の日常の風景を少しだけお見せしよう。



基本的に我々が普段どのような活動をしているのかと言うと、各々がSNSなどでサンリオの魅力を発信することは基礎としつつ、3人でピューロランドに行ったり、キャラクターカフェに行ったり、秘密基地でいろいろ会議したりというのがメインになっている。

つい数日前にも少し久しぶりに3人で秘密基地に集まる機会があったので、今回はその日の様子を大まかにではあるがお伝えさせていただこうと思う。


まず3人が落ち合う場所はほぼ毎回決まっていて、秘密基地付近のサンリオショップで集合、これが定番となっている。

この日はまず最初に僕が到着したので一人で色々グッズを物色していたところ、後ろから突如ますモンがLAスタイルの体当たり挨拶をかましてきた。
6mほど吹っ飛ばされる僕。しかしその1秒後には既にグッズに目を向けているますモン。久しぶりの再開よりサンリオグッズ。それでこそサンリオ部である。

そして数分後には王子も合流。これといった挨拶もなくいつの間にか店内をうろついていた。いつもファッションセンスは高い方なのだが、この日は市ヶ谷の釣り堀に一日中張りついてるおじさんの格好。

ここでは毎回ますモンが何かに取り憑かれたようにシナモングッズを購入してから行くというのがパターンになっている。この日も確か1億近くの金額を注ぎ込んでいたような気がする。

僕は前日に多少のクロミ様グッズといちご新聞を購入していたのでこの日は2冊目のいちご新聞のみを購入するだけに留めた。王子は何やらTシャツを見てブツブツ独り言を言っていたが、聞き取れなかった。

そして現在行われているサンリオキャラクター大賞の店舗投票の状況を見て皆で一通りキャッキャした後、我々は例の秘密基地に向かった。


その道中、王子が「おもしろ自動ドア開け」なる芸を頼んでもいないのに披露してきたので、その流れで以下のようなやり取りが生まれた。


ファ「あ、カラーコーンだ。王子、おもしろカラーコーンよけやってよ」

王子「よーし、おもしろくよけるぞ~。あ、当たっちゃったあ」

(3人大爆笑)


このやり取りが後に何にも生かされることがないことをこの時の3人はまだ知る由もなかった…。



秘密基地。

ここは我々にとって第二の家とも言える憩いの場所。静かで外の喧騒を忘れられ、議論を交わすのにこれ以上ないうってつけの場所である。

ここでまずはゆったりと食事を楽しみながら各々の近況報告、そしてサンリオ話に花を咲かせる。

僕とますモンはごく普通の食事をいただいているのだが、王子はなぜか角砂糖をガジガジとかじっている。気が狂ったのか?

この日の話題はまずサンリオキャラクター大賞から。数日前に中間発表が出たのでその結果について。クロミ様の好調ぶりや初日では姿を見せなかったのに突如現れたYOSHIKITTYなどの話で盛り上がる。おれたち休憩中のオフィスレディ。

今月号のいちご新聞の中身についても。サンリオクイズやサンリオ占いで盛り上がったり新情報に興奮したり。おれたち放課後の女子高生。


そして一通りガールズトークが終わるとその後は今後の目標について真面目にミーティング。やはりせっかくこうして異業種の表現者が同じチームを組んだからには何か大きなことを成し遂げたい。そのために今するべきことを話し合う。

この日もまた非常に有意義な話し合いができた。その内容について皆さんにお届けできる日ももしかしたらそう遠くないかも知れない。


そして時刻も夕方を迎える頃、普段なら真面目ミーティングもひと段落し、ひたすら3人でぐでたまのごとくだらだらしている時間なのだが、この日は僕が美貌に磨きをかけるため美容室を予約しており、そのまま解散となった。


未来への希望を胸に帰路につくメンバー。おれたちの青春はこれからだぜ!




とまあざっくりではあるが、これがおれたち芸能サンリオ部の平均的な日常の風景である。

大好きなサンリオの話で一緒に盛り上がれる彼らと過ごす時間は本当に楽しいし、熱血イケメン野郎のますモン、オトボケ貧乏野郎の王子とキャラクターもそれぞれ三者三様で、自分で言うのもなんだが面白いチームだと思う。

この3人でこれからどんどんサンリオに関する面白いことをやっていけたらと思っているので、そんなおれたち芸能サンリオ部を皆様今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

気が向いたらお願い致します。サンリオ資金にさせていただきます。