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【お知らせ】単著「沼で溺れてみたけれど」が発売しました

noteをフォローしてくださっている皆さん、お久しぶりです。ひらりさです。

このたび、インタビューエッセイ集「沼で溺れてみたけれど」(講談社)を上梓しました。劇団雌猫の名義では10冊以上本を出してきましたが、個人名義では初です!

「普通の幸せ」のそとに、なにがあるの?
愛・社会・しがらみをめぐる沼に溺れた女たち。
不倫・ママ活・スピ・推し・タワマン……
その先でそれぞれが見つけたものとは?
『浪費図鑑』の編著者がおくる、女たちの“お金”と“欲望”をのぞくインタビューエッセイ集。
【目次】
第1章 愛を求める女たち
Case01 仙台で無一文、ジャニオタの友人に3万円を送る
Case02 不倫相手と暮らすため、彼女が買った5700万円のタワマン
Case03 キスに4000円、ママ活男に料金表を渡された女
Case04 ソウルで知り合った58歳主婦と、推しを語り合う
Case05 2時間2万円、彼女を救った女性用風俗の世界

第2章 社会でもがく女たち
Case06 慰謝料80万円、新卒一人きりのパワハラ訴訟
Case07 都民税が払えなくても、彼女は天職探しを諦めない
Case08 給料未払いで破産、有名エステの元スタッフに施術される
Case09 憧れのロンドン留学を諦め、彼女は緊急帰国した
Case10 手取り180万円、それでも推しに救われていた

第3章 しがらみを手放す女たち
Case11 代償500万円で、彼女は結婚も不倫も手放した
Case12 スピリチュアルに1000万円投じた女に話を聞く
Case13 沼津で消耗していたくない、だから彼女はマンションを買った
Case14 激安シェアハウスで、夫ガチ恋の主婦は安心を得る
Case15 投資オタクに惚れた結果、私が150万円を失うまで

過去の本は、寄稿が中心のものが多かったですし、劇団雌猫は四人で作っていたので、一人で全部執筆して本を作るのも初めてでした。

たいへんだった!!!!!!(泣)

元々は「FRaUweb」での連載だったので、全部書き下ろしということはないのですが、それでも、この三ヶ月は怒涛でした……。「これ本当に出るのか?」と自分でもわからなかった。

でも結果的には、全体のブラッシュアップだけでなく、連載時のエピソードにそれぞれのゲストの近況を加筆したり、連載では掲載していなかった新エピソードを書き下ろしたりと、書籍ならではの仕上がりにできたと思います。

特に20〜30代の女性の方に響く内容を目指しましたが、それ以外の方が読んでも、元気が出る本ではないかと思います。鈴木千佳子さんの装丁と、たなかさんの装画が最高なので、よかったら手に取ってみてください!

いつもありがとうございます。より良い浪費に使います。