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バルスとスバル

ある朝、ふと気になってスマホで調べてみた。

まず前段階として「本当の言葉の力ってどんなものなんだろう?」
という興味のアンテナがあったから。

「言葉が現実を創っている」と実感するようになってきた。
そもそも信じていることが現実なので
僕はそう信じ始めたのだから、そうなのだろう。

歌うこと、誰かに届けようと歌うこと。
誰にも明かさず、日毎に詠う言葉もある。

ひとつひとつ言葉を選びながら、気になり始めたことがある。
いろいろなきっかけがありながらも「アナスタシア」を読んだ影響が大きいかもしれない。

日本語、英語、中国語。
いろんな國の言葉がある。
いろんな経緯を経て変化してきた言葉だ。

南無阿弥陀仏を唱えたら、どんな人も救われる、とか言われるでしょう?

きっと、言葉の意味より、そこから発音する響きに
現実を形成する力が在るのではないでしょうか?

「な」と発音すると、何かが開く感じがする。
「む」と発音すると、身体に落とし込む感じがする。

「思う。想う。んむぅ」韓国語で「心」を「まうむ」と言うし、
英語でも「mind」。近くないですか?

そして、その時代の支配者たちは、そこにいる原住民の言葉を奪ってきたという。
そうやって、本来の力を奪われてしまった言葉たち。
それでも逆に現実、人、僕らがいる限り、響きの力を取り戻すことが出来るんじゃないかな?
そう想うようになったわけです。

ちょっとオカルトな世界、だなんて思うかな?
そんなオカルト扱いして、影響力を奪おうとする支配者たちに
オカルト扱いされている「アナスタシア」の作者が言っていたことが面白い。
世界を凌駕しているキリスト教をオカルト、と呼ぶわけです。
キリストという人が素晴らしいことは認めつつ、
いつまで信者はキリストの痛々しい磔になった十字架を信仰するのか?と。

面白いな。と思いました。

どう感じるか。
どうかんじるか。
どう神の志を入れるか・・・。

こんな風に言葉の響きの中に
統一されたニュアンスが残っている。
そう感じるわけです。

どんな本にそんなことが書かれているのか?
それは手にした本全て。
感じた想いに全てが宿っているんじゃないのかな?

***********

そんな想いの日々を長い前置きといたしまして、
ある朝、想いついた「バルス」。

もちろん宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」のことです。

あの壮大な物語の、最後の最後に使われる、
物語の中でずっと秘められてきた呪文が「バルス」。

なんでこの言葉だったんだろう?
意味不明だ。
2時間の壮大な物語がこの一言であっけなく終わってしまう。

しかし、今、日本の原発崩壊後の日本の未来を予見したような
「風の谷のナウシカ」を創った宮崎駿先生ですよ!
安易な言葉を選んだはずがない。

バルス バルス・・・
この音の響きに近い言葉って何だろう?

あ・・・
スバル、昴って似ているなぁ。
(ちなみに今、「スバル」で変換キーを押したら「素晴」とも出てきた。興味深い)

そういや「スバル」ってどういう意味なんだろう?
プレアデス星雲の日本名ということ、何か日本のヒット曲にあることは知っているんだけど。

ネットで調べてみました。
星雲スバルの語源は「統る」。
何かを一つに統一する様のことらしい。

なるほど!
よくわかりました。

天空の城ラピュタを崩壊させる呪文、真言。
音の響き。語源。

「すばる」は「すー」として、「ばっ」っとす「る」ことなんだ。
「ばるす」は「ばっ」とな「る」。そして「すー」っとするんだね。

ここまでくると解説する方がややこしくなる。

胸に手を当てて「感じる」ことが一番だね。
ちなみに「る」の感じをもう少しややこしく解説すると、
「流」のニュアンスがあるんじゃないかな?
あと、日本語の動詞の終わりが必ず「る」だよね!

・・・なんかそんな感じです。

最近、こんなことばかり考えてます。
考えることも、なるたけ
考える。
かんがえる。
かむかえる。
神迎える。
彼(「か」は遠くを表す響き)身を迎えられるように。

みんなで本来の「ひと」のチカラを取り戻そう!

あ〜やっと日々綴ろうと思っていたことが言えたぁ。
阪九フェリーで演奏して、神戸に着きました。
早起きしての随筆でした♪

これから京都の宇治へ向かいます。
ウクレレワークショップ&ライブです!

#ラピュタ #宮崎駿 #言霊 #バルス #スバル #アナスタシア #オカルト

うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。