配信用ジャケット

08_-_肉体

平魚泳
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※試聴版。オリジナル版(03:25)は購入後に視聴可能。

2010年、元日雇い労働者の街、今(2010年当時。すいません。今の現状はわかりません)は生活保護の街、横浜の寿町に、なぜかアートのプロジェクトで関わることになりました。

ニートのような旅人のような貧困のような、実家に帰ってはご飯をいただく
ような甘えた暮らしは、この街に遠いのか近いのか・・・

行く末は寿町か?
寿も変わり続けている。
僕らは変わり続けている。

2010年以降、関わりを持つことになった寿町に何日も滞在していたとき
生まれ落ちた詩です。


普段はこの曲、どこかの街の路上などでタイコを叩きながら歌っています。

「無罪有罪存在!」
この一言が、今もとても気に入っているんだけど、
最近ちょっと違和感。
わざわざこれ見よがしに言わなくてもいいかなぁ?なんて気分もチラホラ。

あれが悪い、これが良いなんて、在るんだから別に大きな声で言わなくても・・・

これは世の中が変わってきたのか、僕が変わってきたのか?
生きる場所が変わってきたのかな?

路上とかで「迷惑」だとか「犯罪」とかいう抵抗の強い場所で歌うと生きるんだけど、和やかな場所でわざわざ挑むような歌は要らないですもんね。


それでも今でも世の中に「罪」とか「穢れ」とかいう価値観が存在しているのならば、歌い続けたい大切な曲です。

生きているんなら味わおう!
そんなメッセージ♪


この曲も、台湾では中国語。ハワイでは英語。韓国では韓国語で歌ってきました。

2度目に台湾で会った人に「らおてぃ〜(肉体)」って歌いかけられた時は嬉しかったな。

「むじぇ ゆじぇ ちょんじぇ(無罪有罪存在)・・・いいですねぇ」
と言ったのは韓国の友人。


そういえば、博多天神の路上で歌ってた時、
ロリコン漫画家のネットカフェのサンドイッチマンバイトの兄さんが
僕の存在をとても気に入ってくれて
「あの歌がとても良いです。ウザい有罪存在ってやつ」って。

なるほど。そう想って生きているんだね。
愛おしくなる聴き間違い。

それで思ったんですけど、
人は聴きたいように聞くんですよね。
同じ日本語でも違って聴こえたり。
感じる気持ちは人それぞれだから。

僕は僕で、想いの丈をバッチリ表現できるように
思いっきり生きて、思いっきり努力しようと思う。
できる限りの力を最大限に生かして生きていきたい。

最幸な僕で出会う人はみんな最幸だから♪


・・・誰かと比べるわけでもなく、
出来る限りですよ。

味わっていきます。

**************

肉体

あの世 この世 あのよ このよ
おーい おーい 肉体
ここにある肉体
おーい おーい 魂
ここに集まった魂
楽しめタマシイ
憎んでもニクンデモ
これが肉体の味わい

おーい おーい きみ
今 此処にいるきみ
おーい おーい ぼく
今 此処にいるぼく
望んでは拒んでは
感じるこころ
無罪有罪存在

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https://note.mu/hirasakana/m/m2f34b79d1a86
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※noteで可能な限りの1番高音質"192kbpsのMP3"でダウンロードして聴いていただくことが出来ます。アルバム「ひとつ」12曲は全曲併せてmixマスタリング共に時間をかけて仕上げています。お手持ちの再生機器で愛聴していただけたら幸いです。

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