ひらしんウィークリーレポート 2019/08/04

人生の大半の時間を家で過ごすようになると、一記事まるまると書ききれる出来事にそう頻繁には遭遇しないもので、「ウィークリーレポート」というふわっとしたタイトルに織り交ぜていくつかのトピックについて言及するスタイルをとっていこうと思います。


中田敦彦が9条問題にYouTubeで言及している話

中田敦彦こと「オリラジのあっちゃん」がやっているYouTubeチャンネルでは、歴史や文学などのコンテンツが敷き詰められていて、政治にはたまーに軽く触れる程度でした。そんな中、ついに日本の政治の典型的テーマである「憲法9条改正」について言及。

まだ中身は見てないけど、これって実はちょっと凄いことなんですよ。我々の親世代の若い頃なんて「憲法改正すべきかどうか」だなんて公の場で議論するテーマではなかった。それが、マスコミや株主の意向に絶対に逆らえない立場で仕事をする典型的職業だった日本のお笑い芸人が、子どもたちもたくさんみている場で9条について言及。おもろい。

ちょっと保守の色ついたダウンタウンとか、ちょっと左翼の色ついた爆笑問題が言及するのとは違う、フレッシュなあっちゃん。個人的にはえげつない資本と動員力をもった西野亮廣が片手間で政界参入する切り口になってほしい(笑)。


HafH(ハフ)をやるにはリア充力が足りなかった話。

住居サブスクリプション(定額住み放題サービス)のHafH。最安値プランだと月額3,000円で世界中のホステルに2泊できます。ものは試しにと、東京の西新井にあるホステルに泊まってみたのですが、僕以外のほとんどの宿泊者が英語で話す外国人で、館内アナウンスとかも英語。スタッフは日本語も通じるけど…正直ちょっと過ごしづらい。

「世界中のカプセルホテルに止まり放題だよ!」くらいのノリで考えていた僕としては、行く先々で悠長なコミュニケーションを求められるのは結構しんどく、むしろチェックインからチェックアウトまで誰ともコミュニケーションをとらなくて済むロボットホテルの方が好きだったりする。

つまるところ、僕には世界中のホステル(≒HafH)を楽しむためのリア充力が圧倒的に足りていない。英語力も、ショッピングモールで買い物をしたり、待ち行列にいる間にとなりの外国人から軽く挨拶をされる程度のコミュニケーション力しかない…😌

ただ個人的には、世界中に無限にある観光先や宿泊施設を「ハフの中から選べばいい」という風に選択肢を絞ってもらえることは非常にありたがく、なにかのチャンスがあったらまた課金して使いたいなぁと思います。


東京の満員電車やっぱりヤバいと思った話

今週、久々に東京にいってきました。行き先は表参道、池袋、秋葉原あたり。移動中、すっかり忘れてたのもあり、東京の通勤ラッシュを久々にまともに食らってしまいました。

たいして騒いでもない子供を「静かにしなさい、じっとしてなさい」とひっぱたき続けるうるさい母親。ずっとスマホを凝視していて、ちょっと荷物が軽く接触した途端に相手をガチで睨むOL。「すみません」の一言もなくドアが開いた瞬間にシルバーシート付近の連結部分から突進しながら出ていくおっさん。やっぱりあそこは地獄ですね。

多分最初は普通に子供に優しい母親だったと思うんですよね。それが、ベビーカーに乗せていた頃からまわりのサラリーマンとかに舌打ちされたりなんだりしているうちに、次第にああなっちゃったんじゃないかなぁと思うと、東京は本当に子育てしずらい場所な気がしますね。子供は親からひどい仕打ちをうけ、親は社会からひどい仕打ちをうける。

OLにしてもおっさんにしても、会社だったり家庭だったりではどこにでもいる普通の人間なんでしょうけど、満員電車に乗った途端に人がかわったような態度や行動をとりはじめる。もともとヤバい人が集まっている場所ではなく、故意でなかったとしても、だれでもヤバい人になってしまう。だからこその地獄。

ああいう場所に週5日、一日10回も行かなきゃいけない人に与えるストレス。そのストレスを味わっている人たち同士で構成されるコミュニティ。彼らがビジネスや教育にそれらをフィードバックしていくかを考えると、やっぱ全力で地方をオススメしたくなる(笑)


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