見出し画像

モテる人が考える【進化論的モテ講座】

生物であれぼモテたいは絶対にある欲求です。
モテるための表面的なテクニックはたくさんありますが、本質的な部分を今回はお伝えさせてください。

人間はただの動物

そもそも私たち人間は、動物であると言うことを忘れないでください。
そんな動物たちが地球の環境を生き抜くための生存戦略が何度も繰り返されています。

進化論の基礎3つ

生物の目的はコピーの複製です。
死は環境の変化に適応するために必要です。
繁殖は環境に適していれば可能です。

これが進化論的考え方です。
モテると言う事はつまり、異性に対して現在の環境に有利な個体であることを見せつける行為です。

人間以外の動物の恋愛テクニック

人間以外の動物たちの、モテるテクニックとしては下記のようなものがあります。

進化の序列で比較的下位に属する生物でも 、決定権はメスにあるため 、オスたちは鎬を削ってけばけばしい尾羽やたくましい体を誇示し 、ウシガエルであれば長時間 、大声で鳴き続けて 、メスが決断を下すまで自分の適応度をアピ ールする 。メスへの贈り物が勝敗を左右する場合もある 。メスは 、子供を産むとき 、時間を費やし注意を傾けるだけでなくカロリ ーも消費するので 、多くの種のオスは 、求愛するときに栄養価の高い 「結婚の貢物 」を贈る 。フンコロガシの場合はゾウの糞で作った巨大な球であり 、ガガンボモドキの場合は昆虫の死骸であり 、カマキリの場合は自分の頭が 「貢物 」だ 。カマキリのオスは 、交尾の最中 、メスに頭を食いちぎられ 、貪り食われる 。進化生物学者ロバ ート ・トリヴァ ーズは 、こうした状況を次のようにまとめている 。 「オスとメスは 、事実上 、異なる種と見なせる 。異性は 、最も生存能力の高い子孫をもうけるための資源なのだ 。
孤独の科学より引用

このように、多くの動物たちの持てるテクニックは、オスがメスに対してつくすような働きをします。

なぜこのようなことになったのでしょう

メスは、子供を産んで育てるために多くのエネルギーと時間を要します。
なので、多くの子供を産んで育てる個体は自然環境から簡単に自然淘汰されてしまいます。

なのでメスは、オスに対してエネルギーや時間を使って一緒に子供を育ててくれるか?
と言う観点からオスに魅力を感じることになります。

オスは、メスほど繁殖に関してエネルギーも、時間もかかりません。
だからとにかく種をまくだけでよかったのです。

ということで、モテるためには環境に適応するということが必要です。

人間のモテ進化

実際に人間のモテる要素は時代によって変化しています。

三高(高学歴、高収入、高身長)
から
三優(家族に優しい人、私だけに優しい人、“家計に優しい人)
に移り変わったと分析されています。


女性の社会進出、男女の収入の差がなくなりつつある現代において、お金の面は重視されなくなったのかも知れません。
学歴重視の企業も減りつつあり、出来るフリーランスに業務委託になり、高学歴のメリットも減っている気もします。
昔と変わらずある程度大きいほど良い気がします。
とはいえ、人間は頭がよければ成功しやすいため、体が大きいほど頭がいいという証拠は今のところありません。ですから高身長というのは進化論的なメリットにはなりにくくなってきていると考えます。

このようにモテは時代によりシフトします。
オスがメスにつくす。
これが基本的な動物の構造です。
尽くさなければオスはメスにありつけないので、多くモテるためには現代の環境に適応する必要があります。

まとめ


モテるためには環境に合わせる。

有利な個々の変異を保存し、不利な変異を絶滅すること。これが自然淘汰である。
ダーウィン

人気記事 依存させてくるサイコパスの特徴 https://note.com/hiratagood/n/naf33536ef806 マウントしてくる人の特徴【対処法:褒めると簡単に落ちます。】 https://note.com/hiratagood/n/n5958d8604da5