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商品価値を上げる1つの方法【結論:劣った商品を置く】

何かを多く販売する。魅力を引き立たせる。商品を販売する人にとってはそのやり方は悩みのタネです。今回はマーケティングの具体的なやり方を実験結果とともにお伝えさせていただきます。更に、モテるテクニックの活用方法も合わせてお伝えいたします。

脳の錯覚・相対的

私たちは常に比較しながら判断をしています。
国産のリンゴ100円
国産の梨100円
どちらが良いかは人それぞれです。

これならどうでしょう。
外国産リンゴ100円
国産のリンゴ100円
国産の梨100円

なんだか、国産のリンゴが優れているように感じてきます。
このように、比較の対象の外国産のリンゴを一つ追加するだけで国産のリンゴが素晴らしく感じてしまいます。
人が感じる価値というのは、やり方さえ知っていれば操作できるのです。

というのは、次の実験から分かります。

実験結果

新聞を販売するときに、印刷版とウェブ版を販売しました。
すると、次の結果になりました。

ウェブ版だけの購読 (59ドル )──68人
 印刷版とウェブ版のセット購読 (125ドル )──32人

そして、これに一つ比較対象を追加すると、次の結果になりました。

ウェブ版だけの購読 (59ドル )──16人
 印刷版だけの購読 (125ドル )──0人
 印刷版とウェブ版のセット購読 (125ドル )──84人

なんと、印刷版とウェブ版のセット販売の購入者が増えたのです。
予想どおりに不合理(2008年)より引用

簡単にいうと、
AとBの品物があるとして、人間には比較は難しいです。
似ている品物A’を置くことでAの価値を高めることが出来ます。
A’ A Bの品物を並べる。

これは、人間の判断の比較を容易にしているという解釈なので、
A’ A B C D E と多くの種類が並んでいても有効です。

大事なのはA’という、劣った存在です。

この方法さえ知っていれば多くの場所で有利に働かせることができます。
例えば、
メルカリなどで販売したり、
マーケティングを生業としている方、
noteで有料記事を書いても買われないという方向けに使える方法です。
noteでこの方法を活用する具体的な方法を続きで見れます。
更に、今回は特別にモテる方法の禁断のテクニックもご紹介します。

note有料で活用方法、継続販売へ誘導のやり方解説

noteの販売方法は現在では3種類あります。
単品販売
マガジン販売
継続販売

今回は継続販売に誘導する方法にしましょう。

マガジン販売 10記事 100円
マガジン販売 30記事 500円
継続販売 30記事と最新記事 500円

今回のおとりの比較対象A’は
マガジン販売 30記事 500円です。
コレを買うメリットはおわかりの通りありません。
なぜなら、継続販売の中に入っている内容ですから

このように応用することで、下記より継続販売の価値をたかめることごできるのです。

マガジン販売 10記事 100円
継続販売 30記事と最新記事 500円

これでは、まるで別物です。選ぶには多く比較をしなければならず、悩んでしまいますね。

その悩みをおとりの比較でなくす事ができます。

モテる方法、絶対的最強テクニック

さて、モテたいというのは生物であれば必ずある欲求です。
その方法をこの手法を使ってモテることができるんです。

簡単です。
基本は辺りの比較対象のA’の存在です。
対して価値を高めたいのはAですよね。
つまり、自分に良く似たタイプの顔の劣った人を探して一緒に行動すれば良いのです。

人間の判断の本質は、比較対象が分からないから簡単にわかるようにして価値に気がつく。
ということです。

一緒にその人と行動することで、他の誰よりもあなたの価値を高めてくれます。

注意としては、絶対にそのことを言ってはいけません。
君は私を引き立たせるために隣に置いているんだ。
なんて言われたら次の展開は容易に想像できますよね。

まとめ

おとりの比較対象A’を用意することで、Aの価値が高まる。

何も期待しないことの害は、それ以上何も得られずに終わってしまうかもしれないということだ。
 ダン・アリエリー(行動経済学者)

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