こんばんは。

平田真智子です。

私が、子育ての時に大切に伝えてきたこと、
社員教育の時に大切に伝えてきたこと、
どちらも同じことが多いのです。
つまり、
人育てと、子育ては、非常に似ているのでしょうね。
そして、伝えるだけではなく、
自らが「言動で示すこと」「背中を見せる」こと。なのでしょうね。

その「ひとつ」として、
「ありがとう、ごめんなさい、をいつも伝えよう」
ということです。

何か「モノ」を頂いたときは、もちろんですが、
何か「コト」を頂いたときも、
いつも「ありがとう」を伝えよう。
「コト」とは、
優しくしていただいたり、手伝っていただいたり、
教えて頂いたり、親切にしていただいたりする「コト」ですね。

反対に、自分がしてしまった「コト」について、
「悪いコト」があれば、
いつも「ごめんなさい」を伝えよう。
「悪いコト」とは、
何か失敗してしまったり、過ちをおかしてしまったり、
嫌なことをしてしまったり、失言をしてしまったり、
失礼な言動をしてしまう「コト」ですね。

私ね、ついつい言ってしまっていたことがあって。
後から反省・・・・
「ありがとう」を言いなさい。
とか
「ごめんなさい」は？
とか
子供に声をかけて、ありがとう、ごめんなさいの気持ちを促していた「つもり」だったんです。
それだけでは、だめなんだよなぁっていつも反省。。
ついつい言ってしまうんだけど、
言う前に、子供の前で私が「親」として「人」として、
正しい姿を見せていくことの方が大切だったなって。。。
なにか「コト」があった時、子供自身が言うべき「ありがとう」や「ごめんなさい」であっても
「おもちゃを貸してくれて、ありがとう！うれしいなぇ。」って言って見せたり、
「おもちゃをとってしまって、ごめんなさい。」って言って謝る「母親の姿」を見せたり。
「どんな時」に、「どんな風に」ありがとうやごめんなさいを言うか、
子供はまだまだ知らないこともある。
だから、まずは「親」がその「お手本」になる。「見本」となる。
それを繰り返すことで、子供が「親の姿を見て」自然と学んでいってくれるんだなぁ。。。って思った事もいっぱいあります。

そして、社員教育も同じかな、、って何度も思いました。
お客様へ感謝の気持ちを伝える時、
お詫びをする時、、、。
もちろん、日常的な会話のなかで、ありがとう、ごめんなさいのタイミングは山ほどありますものね。
それをひとつひとつ、「このように言うのですよ」と「方法」を教えるのも良いかと思いますが
それよりも
まずは、自分の姿を見せていく、というコトも大切かしら。と思って。。。
廊下を通っていて、先に譲ってくれたとき、
落とし物を拾ってくれたとき、、、
小さなコトでも、「＠＠してくれて、ありがとう。嬉しい！」と、伝える。
自分が伝え間違えてしまったり、失敗してしまったら、
小さいコトでも、「＠＠してしまって、申し訳ありません。次から気をつけます！」と伝える。
どんなことも、同じ立場になって「ありがとう、ごめんなさい」を伝えて行く。

「ありがとう、ごめんなさい」
が、す〜っと出てくる人。
「ありがとう、ごめんなさい」
が、溢れかえっている家庭。
「ありがとう、ごめんなさい」
が、いっぱい詰まっている会社。
そんな環境になりたいなって、ずっと思っていました。
これからも、そんな人でありたいと思います。

みなさま、いつも私を支えてくださり、ありがとうございます!!