当たり前だが、毎日が終わらない。
同じ朝を迎えては、また暮れてゆく毎日。そして終わらない。エンドレス。
暇になれば、私は腐る。
だからいつまでも終わらないすごろくみたいな毎日は嫌いじゃないのだが、最近、周りを見渡すと、リフレッシュ休暇とか、なんとかバケーションで、生気を取り戻していく同世代が多くなった。

なんだ、そうか、そりゃそうだよな、歳だもんな。

徐行をしたことがない者は、自分を休める術を知らない。くたびれたな、と思っても、代打を探すことをしない。自分の能力などたかが知れてるのに、若いときと同じペースで身体も頭も動かしている。

カレーライスに胃もたれしたり、階段で膝がガックンとしたりしても、毎日は終わらない。

余白。
空白は怖いけど、余白くらい用意してもいいのかもな…と、思ったり、思わなかったり。