オールユアーズ的、インターネットと服のはなし(最終回!)

シンプルにシンプルにシンプルに。

装飾を排除し、シンプルにしていくモノづくり。
それは『ファッション』や『おしゃれと』いう呪縛から解放されて、生活や生き方に意識的になるためのモノづくりだ。

・シンプルさは自由を生む。
・シンプルさは生活の土台を作る。
・シンプルさは生き方を拡張させる。

「毎日何を着るか、考えないくていい」のは思考停止ということじゃなくて、シンプルであるがゆえに、着るものから解放されることだ。

シンプルは没個性じゃない。シンプルであれば、その上に何を乗せても成立するので、自分の好きなカルチャーやファッションと合わせてコーディネートすれば自分の個性が際立つ。より明確に、くっきりと。

シンプルは制限じゃない。抑圧でもない。シンプルは最小限から始めるので、どう使ってもいい。逆説的に自由なのだ。自分の生き方を拡張させる。


『着ていることすら忘れる』 ためにしていること

とにかくシンプルなコンセプトに、シンプルな工程。余計な装飾を完全に排除していき、引き算で構築していって、これ以上引き算できないところまでシンプルにしていく。その上で気をつけていることはこんな感じです。

・カラダの動きを妨げない。
・じょうぶである。
・縫製する部分をなるべく少なくする。
・パターンをシンプルにする。
・家庭洗濯機で丸洗いできる。


・カラダの動きを妨げない。

オールユアーズは、とにかく着心地を重視しています。「着ているうちに馴染んでくる」とよく言いますが、僕らの場合は「着込む前から気持ち良い」を目指しています。ヒトは立っているとき、座っているときで体型が変化する。朝と午後でウェストのフィット感も若干違う。
そのために、あらゆる状況で超快適なストレッチ生地を開発、使用して、着ていることを忘れさせます。生地から(場合によっては糸から)開発しているところが、僕らがヘンテコなアイディアをカタチにしている秘密かもしれません。


・じょうぶである。

着心地が良い素材って、柔らかい方が着心地は良い。ただこの要素はトレードオフの関係になっていて、柔らかいと耐久性に乏しかったり、ストレッチ生地だと、膝が伸びきってしまったりする。それを素材開発や縫製仕様で高次元で両立させています。この辺はもう少し語るべきかな?と思っている内容です。素材についてはうちの共同創業者の原康人がすごくて。生地開発を得意としていて、彼の体験と脳内から、僕らのプロダクトは生まれてくるのです。


彼の簡素な文章が好きだなあ。


・縫製する部分をなるべく少なくする。

これは意外と重要な要素で、製造工程をシンプルにしていけばしていくほど、製造過程での不良品が減ります。また、他のマテリアルで作られるプロダクトでも同じことが言えますが、ジョイント部分やパーツが少ないほど、壊れにくく、壊れても直しやすくなります。つまり、縫製箇所を少なく、シンプルに作る。ということは、着用中〜着用後〜洗濯時の故障や不具合のリスクを減らすことになり、丈夫さという重要な要素を補完することになるのです。

・パターンをシンプルにする。

これはあまり語られない部分。パターンとは「型紙」のことで、生地を洋服のパーツに切り分けていくときに、この型紙に沿ってパーツを作っていきます。そこから切り出されたパーツを縫い合わせていって一着の服になっていきます。洋服の歴史はパターンの歴史でもあります。元来のパターンの考え方は彫刻のようにカラダ(シルエット)をどう見せるか?の探求であったり、「伸び縮みしない生地」にカラダを入れて不自由のない動きができるようにしたりすることだと考えているのですが(立体裁断なんかは複雑だけどそれはカラダの作りに布(衣類)を合わせにいった結果だったりします。)

でもオールユアーズの服は基本的にストレッチする生地を採用していて、『生地でカラダの動きを吸収する。』ことを基本に考えています。だからパターンを複雑化させないで、なるべく直線で構成されています。パターンの機能本来の目的を考えると、生地で着用感を担保できれば複雑さが必要なくなるという考え方です。生地の性能が上がっているからこそ、シンプルに回帰できるのです。

また、昔のアメリカのヴィンテージウェアから影響を受けている僕らからするとそれは必然でもあって、アメリカの服は超シンプルに作られているので基本パターンが直線。(それで着用時のストレスをなくすようにざっくり、大きく作られているのです)が、それがかっこよく見えてしまうという出自の性でもあります。今は生地が伸びるようになったので、ジャストフィットでアメリカの服の考え方が適応できるのです。

・家庭洗濯機で丸洗いできる。

前回のnoteに書いたことなのですが

家庭洗濯で気にせず丸洗いできるって、僕は素晴らしい(機能)だと思っていて、『耐久消費財としての服』を考えた時に、クリーニング店に持っていくものを減らすって、使用する側から考えると、本当に大事なことだと思っています。それは僕の実体験でもあって、丸洗いできないとだんだん着用頻度が下がってきてタンスの肥やしになってしまったりしてしまいますよね。着用頻度が低いハレ着なら許容できるのですが、僕らが作っているのは「毎日着てしまう服」なので、日常的に着られる服が備える機能として、非常に重要だと思っています。


そして最初に戻る。

第一回で書きましたが、

この一連のお話は、オールユアーズ的解釈の 21世紀の”チープ・シック” だと思っています。

僕らはファッション化してしまったものを、アンファッションな位置にリプレイスさせたい。着ることによって感じる本質的な自由。着ていることすら忘れてしまう体験。

頭で理解するよりも、実際体感していただくと、僕の言っていることがわかるはずだ。もし僕のnoteで何か感じることがあれば、僕らのプロダクトをぜひ手元に置いてみてほしいし、そこに存在する体験を自らの身体で感じていただきたいと願っています。僕らの製品は購入した後の着用、実感、体感にその全ての重きを置いているのです。

サイズの交換や、試着のみの未着用品は返金可能なので、ぜひオンラインストアをのぞいてみてください。

共犯者募集。

ぜひ僕たちと一緒に、長い旅路を歩いていきませんか?

ステートメント

ALL YOURSは信じている。
最高の服とは、着ていることすら忘れてしまうものだ。

そこには、カッコいいも悪いも存在しない。
あなたのスタイルがそこにあるだけでいい。

他人にどう見られているかなんて気にしてる場合じゃない。
もっと面白いことが世の中にはある。

誰かの作った流行に惑わされるな。
自分が本当に信じられる事を見つけよう。

自分のやりたいことに集中しよう。
自分の存在は”今”ここにしかないんだから。

自分に素直でいよう。外見にとらわれるな。
本当に美しい姿は、美しい魂に宿る。

自分自身を知り、本質を感じよう。

ALL YOURS

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