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【2020シーズン】今季書いてみた感想

 何とか今シーズンも書き終えました。そこで感じたことや、お伝えしたいことがあるので、自分なりにまとめてみたいと思います。何を思って書いていたか、それが少しでも伝ったら嬉しいです。

1.記事の軽量化を図る

■文字数の削減

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 昨季書いたことを反省し、今季は文字数を減らすことに注力して記事を作成しました。昨季は7,000字前後が当たり前でした。最早論文レベルですよね…「これは誰にとっても優しい形ではない」そう思い、今季はなるべく文字を減らして4,000字前後におさめてみました。

■論調の変化

【昨季】
1. 概念(狙い)の説明(どのような守り方、攻め方か)
2. 具体例の提示(実際に試合中のどの場面で概念が表れていたかを抽出)
【今季】
1. 具体例を提示しつつ概念も説明する(試合のとある場面の切り取り)

 昨季は攻守の狙いを概念として抽出。それを説明した後、試合中の場面を切り取って具体例を提示していました。数学に例えると、公式を教えたあと、実際に例題を解いている形ですね。わかりやすい反面、図を多く使うことと、文字数がかさむ問題がありました

 そこで今季は、試合中の場面切り取りのみにしました。昨季を経て、読み手の理解が向上していると感じたことが最大の理由になります。マリノスのサッカーが不変なので、そのあたりも理解の促進に繋がっていたのでしょう。

 これで今季はある程度記事の軽量化ができたと思っています。感情が爆発するとまだかさむんですけどね…(笑)それは今後も課題です。もうちょっと簡潔にまとめられるよう頑張ります。

2.過密日程を乗り越えられた理由

■中断直後の開幕節全試合レビュー

 Jリーグが開幕して間もなく、COVID-19の影響によってリーグが中断されてしまいました。海外の試合も中断しており、見るべきサッカーの試合がない状態。そんなとき、同じ書き手の皆さまに「Jリーグ開幕節全部書けるって」という暖かいお言葉(?)をいただいたので挑戦してみました。

開幕節全部ルーティン

1. 起床
2. 通勤中、DAZNにDLした試合を見ながらメモを取る(大体前半)
3. お仕事をこなす
4. 通勤中、DAZNにDLした試合を見ながらメモを取る(大体後半)
5. 帰宅後、作図や文字起こしをする
6. DAZNで次見る試合をDLして就寝

 書いている間は大雑把に上記のような生活でした。(もちろんご飯やお風呂もありますよ!)帰宅後にランニングをしているのですが、試合内容を咀嚼して整理するのにうってつけでした。基本的に四六時中サッカーのことを考えていましたね(笑)

 このタイミングで先ほど述べた論調変化がありました。とてもじゃないけど概念から書いていたら追いつかない。それなら試合中の場面を切り取って説明しよう。そう考え、試合内容をメモすることを始めます。(このときまでメモを取ったことはありませんでした)

 最初は凝っていたので、試合を2,3回見直すこともありました。しかし、段々と見ることに慣れていき、最終的には1回見るだけで理解できるようになります。記事も徐々に簡略化されていき、書くペースも上がっていきました。全チーム書くのにおよそ2週間ほどだったでしょうか。できたものが以下になります。

https://twitter.com/i/events/1236259754780971008

 この経験があったからこそ、今季の過密日程もそれほど苦しまずに書くことができました。2回以上見なした試合はほとんどなかったです。

■書く記事の削減

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 当初はプレビュー、レビュー、ゆるれびゅ~の3つを書いていましたが、ホーム札幌戦あたりで体調を崩してしまいました。ホーム川崎戦で心がバッキリ折れたこともあり、それ以降レビューのみに。(後述しますが、ゆるれびゅ~が書きにくくなったこともありますが…)書く記事数を減らしたことで、何とか最終節まで書ききることができました。

3. 書く内容の変化と書けなくなったゆるれびゅ~

■場面についてでなく、試合について論ずる

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 今までは試合中の場面を切り取り、それについてのみ論じていました。これってピッチ上に表れた結果であって、必ずしも互いの望んだものだと限らないんですよね。なので、自分が言及してるのは結果論なんだ。このように思い、11節ホーム清水戦あたりから書き方が変わっていきます。

 試合中の場面を切り取り、結果を見るところまでは同じ。それに加え『なぜそうなったのか』を考えるようになりました。マリノスの狙いとしてはこう。相手の狙いは恐らくこのようなものだっただろう。それがぶつかった結果、試合中にこのような現象が見られた。このように捉えることで、試合を俯瞰して書けるようになったと思います。木を見ず、森を見る。そのようなイメージですかね。今後もこれは継続していきたいと思います。

■書けなくなったゆるれびゅ~

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 レビューが場面の切り取りから、サッカーとはなんぞや、というテーマに変わりました。しかし、ゆるれびゅ~は場面を切り取ってわかりやすく伝えるもの。単にレビューのコピーでなくなってしまったことが、書けなくなった大きな要因です。

 堅苦しいレビューより、とっかかりやすいゆるれびゅ~が書きたいという思いはあります。このあたりどうやって折り合いをつけるか、来季までに何かしらの方法を考えていきたいと思っています。

4.モチベーションが回復したACL

 リーグの中断や体調を崩したこと。そして過密日程などなど。様々な要因があり、どうも今季書くことに対してそこまでモチベーションが上がりませんでした。随分サボらせていただいたと思います。

 そんな状態で迎えたACL集中開催。もう狙えるタイトルはこれしかない中、「とにかくチームの助けになりたい」と強く思いました。その結果が全得失点から見るチームの特徴になるわけです。既に知っているJリーグのチームではなく、未知のチームを調べることがすごく楽しい。そんなことも相まって、モチベーションがグーンと回復しました。

 「絶対に勝つんだ!優勝するんだ!」そういう意気込みで先々の試合を予習し、どんどん数値化していく。実は水原戦の前に、北京国安の全得失点とこれまでの試合のパスマップ、蔚山現代の全得失点は集計・作成済みでした。

 そのくらいやる気に満ち溢れていただけに、敗戦は中々に堪えました…受け入れることはできるのですが、しばらくサッカーの情報は入れたくないし、何に対してもやる気が起こらない。いわゆる燃え尽き症候群というやつですかね。自分の中ではあの瞬間に今季が終わりました。そのくらい全力を出していたつもりです。大泣きするほどの悔しさは、またいつか返していきたいですね。

5.来季に向けて

 自分が書くことができたのも、お読みくださる皆さまと、無事に試合を終えたチームがあってのことです。本当にありがとうございました!心が折れたこともありましたが、何とかゴールすることができました。

 書く内容が変わったことにより、表現の方法も変えたいなと思った今季。noteという媒体に限界を感じつつあるので、今色々と考えています。どこまで実現できるかわかりませんし、何なら来季も普通にnoteで書いている可能性大です(笑)それでもオフシーズンの間に方法を探っていきたいと思います。

 来季も無事にシーズンが行えますように。そして、今季より良い成績をおさめられますように。そういった願いと共に、今年を締め括ろうと思います。また来年のよろしくお願いいたします!

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