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ご当地反物を織るって面白いよね!

僕がこの反物をデザインするキッカケは、clubhouseであるデザイナーの方と話してたさいに出た案です。

『それ面白いね』

すぐさま僕は地元山口県での反物デザインに取り掛かろうと、先ずはどこの市をターゲットにするかを考えました。
分かりやすくて知名度もあるのは維新で有名な「萩市」だと決めました。

じゃあ何をモチーフにするか?
維新じゃ分かりにくいしな、名物はなんだ?

『夏みかん』があるじゃないか!
これならデザインしても分かりやすいな。

早速デザインして、機織りの準備に取り掛かりました。
先ずは経糸のデザインですね!

夏みかんのイエローとオレンジにグリーン、そしてポイントにターコイズをいれ、締める為にブラックを使いました。
中々良いのができたと自画自賛です😊

デザインが決まれば、やる事はひとつです。

先ずは糸巻き!

電動糸巻き機

今回は120本巻きました!

あっ新しい糸を使ったんです。
綿糸にシルコートした艶のある糸ですので、どんな感じになるか楽しみです。

シルコート綿糸

次の工程は経糸を作る整経作業になります。
デザイン通りに糸を並べて必要な本数(840本)を使い経糸を作ります。

無事に間違わずに経糸できました。
ここで間違うと全てがアウトですから、集中力増し増しで作業しました👍

そして840本の糸を綜絖に通して、同じ本数を筬に通します。

綜絖通し
筬通し

さてさて、ここまできてもまだ織れないんだよね。次に織機に結びつけて初めて織れます!
結びつける時のテンションには気を付けます。
さぁいよいよ、やっと織る事ができます。
織るまでの準備が8割で、織り始めたら終わりが見えた感覚になりますね。

緯糸を入れてチェック柄にしていきます。
夏みかん感がでてますかね😁
織り上がるのが楽しみですが、結構細かいので間違わないように確認しながら織りたいと思います!

ご当地反物第一弾『萩市の夏みかん』です。
これからどんどん増やして、他県にも広がると嬉しいですね。

ではまた!

次回予告
「出張機織り実演」です!
ではまたね。

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