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NiS Fixed 参戦記録 6月分 (W15~18)

リアルのNASCARカップシリーズをなぞったスケジュールで行われるeNASCAR iRacing Series(NiS)。
FixdとOpen2種類のシリーズがありますが、セットアップ固定で行われるFixedシリーズにフル参戦を目標に参戦中です。
今回はその6月分のレース記録です。
全36週の長いシリーズですが、6月ラストのW18をもって丁度半分が終わりです。
(なお既に24年の1月後半、2024シーズンが目前に迫ってきている頃にようやく半分まで投稿です。始まるまでに終わるかな…)

※複数回エントリーした週は、最も獲得ポイントの多かった1レース(ポイントスタンディングの計算対象)をピックアップ。
それ以外は結果と短いコメントで簡単にまとめます。


W15 Gateway

Track : World Wide Technology Raceway
Track Length : 1.25mile
Race Length : 120Laps / 150mile

Cupシリーズは今年で2回目となる開催歴の浅いトラック、ゲートウェイです。
ダーリントンと同じく、T1,2とT3,4 の大きさが異なるエッグシェイプのトラックです。
ただ、ダーリントンと比べるとバンクが低く、全長が短いのもあって全体的に低速です。
とはいえトリッキーで難しいという特徴は一致しています。
個人的にはあまり好きではない上に苦手な部類です。
去年はまさかのノーコーションレースになった結果まずまずの結果を残せてはいるので今年はそれ以上を狙いたいところではありますが。

6/4(日) 1:00 Slot

1/5 Split / SoF:4081 / #6 / Start:P23 → Finish:P16  /  132Champ Pts

2本目のレース。
後述の1本目があまりにもひどいペースだったので練習をきっちりやって挑みます。

ちなみに先週のCC600用に用意したスキームですが、ちょっと気に入ったので継続使用することにしました。

今週も柄追加Verで。

練習の甲斐あってか、後方23位スタートながら着実にポジションを上げ、初コーションの14周目には15位に

着実にポジションを上げ13周目に15位まで上げる。

ぞの後リスタート直後のコーションや10周程度のショートランが続く中、ピット戦略の違いもあって順位はシャッフル。

それでも10台中盤をキープし、14位で45周目のリスタート。
ここから25周のミドルランへ。
ここでも着実に順位を上げ、51周目に2台を抜いて8位。
シングルフィニッシュも現実的なペースのようです。
さすがにこの辺りになると周りも手強く、7位と8位を行ったり来たりで激しい争いになってきます。
結局8位のまま70周目にコーション。

51周目。#26、#24を立て続けに抜いてシングルポジションへ。

この後、リスタート直後の事故、10周ラン、と短くコーションが続いたこのコーションで勝負へ。
殆どはピットインしますが、実質10週しか走っていないのでステイアウトを選びます。

92周目。上位のほとんどはピットインする中ステイを選択。

ステイは9台、2位で96周目のリスタートを迎えます。
ここでもリスタート直後にコーション。
T1,2 で3位に前に行かれたため3位後退、しかしその相手はステイを諦めピットへ。
結果変わらず2位ですが、ステイ組の大半は諦めたため5位から先はピット組です。

96周目のリスタート。上位9台がステイ組。

残り20周、グリーンが続いてくれればまだ堪えられる可能性もありそうですが、コーションが続くとまずそうです。
そして101位周目にリスタート。
案の情ピット組とのスピード差は大きく、上位勢には簡単にやられて1周で4位に落としました。
そしてまたもやコーション。
終盤ということもあってか荒れやすい様子でグリーンランは期待出来なさそうです。

101周目のリスタート。
ステイ組は上位4台のみ。直後のT1,2で3列目の2台に抜かれて4位に。

それでも諦めず4位で107周目のリスタート。
やはりスピード差はあるようで、攻め立てられ6位に後退。
更に7位にされようかというところでコーション。
それほど落としてはいないですが、このまま戦うのは危険と判断しピットへ。
これで25位まで転落。
一応タイヤ差は多少ありますが、残りは6周。
GWCに入ってくれないと上位は厳しそうです。

そして115周目にリスタート。
コーションの気配は無くクリーンに進行してそのままチェッカー。
タイヤ差を生かして追い上げ、ファイナルラップにはマルチクラッシュがあり順位を上げましたが16位止まりでした。

フィニッシュ。
ファイナルラップT4で複数台が絡む事故があり、これだけで3つ上げましたがそれでも16位。

後から思えばいっそのことステイを貫き続けたほうがまだ上位の可能性があったように思えます。
ステイにしろ、諦めてピットに入るにしろ、どちらもまずい判断になってしまったレースでした。
ペースはまずまずだっただけに非常に勿体なかったです。

6/3(土) 19:00 Slot ※ポイント対象外

1/5 Split / SoF:2900 / #12 / Start:P10 → Finish:P13  /  117 Champ Pts

一本目のレース。
練習不足か序盤から後方に沈みます。

中盤、67周目には失速した前の車を避けようとした拍子にバランスを崩してウォールへハードヒット。

67周目。ふらついて失速した前の車を避けようとしてバランスを崩す。

これでオレンジを受け勝負権なしかと思いきや、展開に恵まれりーそラップを維持したまま最終盤。
相も変わらず後方をウロウロするだけでしたが、GWCに突入し迎えたファイナルラップでビッグワン。
自分も巻き込まれはしたものの、ロスは比較的小さく、これで30位から18位まで大幅に上げてフィニッシュでした。

ファイナルラップ、バックストレッチでのビッグワン。

しかし元々SoFの低いレースなので大した結果にはなりませんでした。
そもそも話にならないペースだったのが大問題です。


W16 Sonoma

Track : Sonoma Raceway
Track Length : 1.99mile (3.2km)
Race Length : 55Laps / 109.45mile (176km)

NASCARのロードコースではグレンと並んで代表格であろうソノマです。
今でこそ6回まで増えましたが、一昔前はグレンとともにたった2回のロード戦でした。
非常にアップダウンが激しく、S字のようなセクションの多いテクニカルなトラックという印象です。
正直走り方がイマイチ掴めず、ロードの中では好きでは無い部類です。
とはいえロードは去年からコンスタントにTop5は獲れているので今回も上位を目指したいところです。

4/15(土) 19:00 Slot

1/2 Split / SoF:2466 / #8/ Start:P6 → Finish:P4 / 141 Champ Pts

この週はこれ一回の参戦です。
予選は6位。
自分的にはまずまずのタイムでしたが、苦手とするだけあって上位とは差が大きく、思ったより低い順位です。

スタートは無難に6位をキープ。

スタート直後のT2。無難に6位をキープ。

後ろでは8位スタートの#1が7位に上がってきました。
2周目にその#1に自分も抜かれて7位に後退します。

2周目。T2立ち上がりで#1に並ばれ、T3で先行を許し7位に後退。

この時点で前4台は明らかにペースが速いようで抜け出し気味です。
3周目に入り、T5立ち上がりで5位の車がバランスを崩し失速。
6位に上がり、スタート順位に戻りました。

3周目。5位の#13がT5で大きくスライド。これを抜いて6位に。

この後は#1を追いかけますが、微妙にギャップが広がり気味です。
さらに前のTop4とは大きく差が開き、後ろとも早々に5秒以上開き、#1と5位を争うレースになりそうな状況です。

16周目に3位を走っていた#3が周回遅れと当たってクラッシュ。
長期修理が必要になったらしく戦線離脱しました。
狭く抜きどころの少ないトラックなので周回遅れとの絡みは気を遣うポイントです。

16周目。T10で止まっていた#31に3位の#3が当たってクラッシュ。
#3が戦線離脱したため5位に浮上。

意外な形で順位を上げましたが、前を行く#1とのギャップは広がり気味。
後ろとは気づけば10秒以上に広がり単独5位になります。

レースに動きが出たのはハーフウェイを過ぎた29周目。
4位の#1がピットに向かいます。
基本的にGen7とロードコースの組み合わせでは、タイヤ消耗によるタイムの落ちが非常に小さいです。
そのため、「燃料切れギリギリまで走って給油のみ」という戦略がセオリーですが、ハーフウェイでピットに入ったということはこれを知らない可能性があります。
普段見ない名前だったのもありますが、その可能性を考慮しつつも自分の走りに集中します。

33,34周目終わりでTop3はピットイン。
燃料的にはもう少し行けますがセオリー的なタイミングでしょう。
自分は引っ張れるところまで引っ張り、39周目終わりでピットイン。
4位でピットアウトします。

40周目。ピットアウト時の位置関係。
ピット出口の青パイロン位置が自分。周回遅れ一台挟んで約3秒先に3位の#6。
4位だったはずの#1は約30秒後方でまだT9付近。

元々4位にいた#1はというと28秒後方の8位です。
このギャップだとミスったのかタイヤ交換でのロスなのか分かりませんが、とりあえず順位を上げられたので良しとします。
後で確認したところ、ピットでタイヤ交換し8秒ぐらいのロス、加えてその後2度のミスで20秒以上ロスした結果のようです。

普段NASCARを走らないユーザーだとちょくちょく見る光景ですが、
「ピットでタイヤ交換のタイムロス+コールドタイヤでペース悪化」
で大きくロスしていることがあります。
事前にレースシミュレーションなりでタイヤ状況や必要給油量など確認しておく重要性が感じられますね。

これで4位以上は確定。
3位の#10とは、ピット前に8秒あったギャップが3秒になりました。
もしかしたら追い付けるか、と期待しましたがそうはいきません。
やはり若干ペースが劣るようでじわじわ離れていきます。
周回遅れも数多く現れ、その処理でも差があるようで気づけば10秒付近まで拡大。
そのまま終盤は特に何も無く、5位フィニッシュでした。

フィニッシュ。前は10秒先、後ろは22秒後方と前も後ろも大きく離れての4位。

思ったより良い順位にはなりませんでしたが、元々NASCARのロードコースでは最も苦手なトラックなので、それを考慮すれば悪くはない結果です。
特にミスもなく安定して走れたのは良かったです。
ただもう一歩ペースが良ければなとは思います。

ちなみに、この日はルマン24時間レースの開催日でした。
ルマンを見るために1:00枠は出るつもりが無かったので、ここでそれなりのポイントが取れて良かったです。


W17 Nashville

Track : Nashville Superspeedway
Track Length : 1.333mile
Race Length : 130Laps / 173.29mile

一昨年の2021年からCupシリーズカレンダーに加わっている、開催歴の浅いトラックです。
一見1.5マイルDシェイプトラックに見えますが、わずかに短い1.333マイルのトラック長。
トラック自体も少し小さく、路面もグリップの低いコンクリートなせいか、1.5マイルと比べると思った以上に窮屈な感じです。
故にレースではタイトに苦しみやすい印象で自分としては苦手な部類です。

ちなみに、SSWでないにも関わらず「Superspeedway」と名付けられているのは、ショートトラックの「Nashville Fairgrounds Speedway」との区別の為らしいです。

6/25(日) 1:00 Slot

1/11 Split  /  SoF:5513  /  #27  /  Start:P28 → Finish:P13  /  212 Champ Pts

2本目のレース。
いつも通り後方からのスタートですが、後述の1本目は序盤が大荒れだったのでいつもより慎重気味にスタート。
グリップの低いコンクリート路面なためかコントロールを乱す車が多くなりがちで序盤は荒れがちな印象があるトラックです。
対して終盤はロングランが続くイメージもありますが。

スタートシーン。

が、始まってみると今回はそんなに荒れない様子。
早々4周目に初コーションが出ましたが、その次は16周目。
わりと落ち着きのある雰囲気です。

2回目のコーション明けからはロングランに。
20周目のリスタートは後方33位から。
まだこの時点では様子見の姿勢ですが、他にも様子見でペースを極端に抑える車もおり25周には27位まで浮上。
しかしここからは厳しい雰囲気。
元々苦手な部類のトラックなのですが、少し攻めるとすぐにフロントを潰してしまうので攻めていけません。

順位変わらず前に付いていくのがやっとな状態のまま40周目を経過。
リスタートから20周です。
この辺りから若干集団について行けなくなってきた車が現れ始めます。
40周目に1台を捕らえ、翌周にはミスった車を一台抜き25位。
その後もう1台抜いて24位。
リスタートから30周になる50周目あたりからはさらにペース差が顕著に。
明らかに遅れだした車を捕らえて着実に順位を上げていきます。
逆に後方からペースを上げてきた何台かにも先行を許しますが、それでも順位は上昇傾向です。

集団から遅れだした車を捕らえていく。

リスタートから50周になる70周目には19位に浮上。
ようやく10位台に入りました。
自分もタイヤが厳しくなってきましたが、周りとのペース差的にまだ上げて行けそうです。
17位に上げて77周目に入ったところでコーション。
このままグリーンが続いて欲しいところだったので残念。

17位に上げて77周目へ。

ここまでグリーンが続いた反動かここから荒れ模様に。
82周目にリスタートすると2周目でコーション。
次はリスタート直後とコーションが続きます。
その次は10周続きましたが、フロントストレッチで事故がありコーション。
目の前で事故られた上、集団の中で反応が遅れたので危なかったですが何とか回避。

104周目。フロントストレッチに入ったところでコントロールを乱した#13を起因にアクシデント。
間一髪避けられました。(外れた#13のバンパーは当たってますね…)

この後も、5周、1周、リスタート直後、1周、と短い間隔で4回コーションが続きました。
この間、多少変動はあれど15位前後の位置をキープ。
残り20周を切って134周目のリスタートを13位で迎えます。
これが最後のリスタートになりました。

134周目のリスタートを13位から。
これが最後のリスタートに。

リスタート直後のT2で失速した1台を抜き、フロントストレッチに入ったところで目の前の1台がイン巻して消えていったので11位で戻ってきました。
翌周135周目に1台に逆転を許し12位、その2周後137周目にT2で失速した1台を捕らえて再度11位。

134周目。リスタートから1周回ってフロントストレッチに入ったところで目の前の車がスピン。
コーションかと思いましたがノーコーションでした。

残り10周になったところでTop6は完全に抜き出て、少し遅れて6位以降がシングルファイルの状態。
あと一つでTop10なので狙いたいところです。
しかし終盤になって周りも手強く、12位に落とします。
抜いていった相手はそのまま10位にも襲い掛かり、目の前で激しい10位争いを始めました。
そのおかげで隙を突けば10位のチャンスですが、後ろも詰まってきたため少ししくじれば大きく落としかねない状況でもあります。

142~147周目に亘って#17と#21がサイド・バイ・サイドの10位争い。
その後ろで隙を伺う。

隙を狙いたいところでしたが、非常にクリーンな戦いで付け入る隙はありません。
それどころか残り5周を切ってきたところで後ろの車が勢いを増し、147周目には並びかけられて逆に防戦に徹することになりました。
サイド・バイ・サイドのままファイナルラップへ突入。
気づけば前との差は開き、後ろはダブルファイルで10台近くが密集状態。
ミスは許されない状況です。
T1~2では軽く接触しながら並走、そしてT4でなんとか前に出て12位を守りチェッカー。
と思いきや、ファイナルラップ直前で一台コネロスしたらしく11位でした。

#25とサイド・バイ・サイドのままファイナルラップへ。
前とは差が開き、後ろは密集状態。
なんとかT4で前に出切って12位フィニッシュ。
と思いきや1台コネロスしたらしく11位。

苦手な部類のトラックな割にはまあまあの結果かなと思います。
序盤のロングランは抑えて走っていたのでスティント後半で相対的に良くなった感じでしたが、後半のショートランの連続ではやはり厳しい部分がありました。
どうにもフロントの消耗が激しいです。
かといって攻めないとやられてしまうので攻めざるをえなのですが、あっという間にかなりタイトになってしまいます。
それで最後の3周はかなり苦しみましたがなんとか守れたのは良かったです。
とはいえドーバー共々コンクリート路面の苦手トラックなので走りを改善していきたいところです。


6/23(金) 10:00 Slot

1/8 Split / So:4810 / #27 / Start:P28 → Finish:P13 / 179 Champ Pts

一本目のレース。
序盤は荒れる展開で後方様子見です。
が、荒れるだけ荒れると39周目のリスタート以降はロングランが続く展開に。
ドーバーもそうですが、コンクリート路面のグリップ間の無さが苦手でロングランになるとフロントタイヤの消耗が進みがちでペースがイマイチです。
10位台に入るのがやっとの状態。
45周のグリーンの後、コーションを一回挟んでラストは60周ラン。
一時は14位にまで来ましたが、やはり終盤はかなりタイヤが厳しい状態。
残り10周になった頃には学っとペースが落ちてしまい、残り5周というところで後続2台に抜かれて16位。
149周目のT4で13位がウォールにヒットして失速。
ファイナルラップに入ったところでこれを抜き、そのまま15位フィニッシュでした。

終盤の14位争い。145周目のT3で#10にインに入られ先行を許し、続く#29にもフロントストレッチで並ばれT1~2で先行される。


W18 Chicago Street

Track :Chicago Street Course
Track Length : 2.14mile (3.44km)
Race Length : 50Laps / 107mile (172km)

今年初開催の市街地トラック、シカゴストリート。
非常に狭く、直角ターンばかりでいかにも市街地というトラック。
ぶっちゃけターンのバリエーションが無さ過ぎて詰らない上、ミスったら即ウォールヒットでダメージ必至という環境なのでいろいろな意味でタフなレースになりそうです。
初開催ということで全く分からないトラックなので、しっかりと練習を積みましたが非常に苦手なタイプです。
ソノマの項で、「NASCARロードコースの中で最も苦手」と書きましたが、間違いなくこちらの方が苦手です。
苦しむであろうことは目に見えてますがレースはどうなったでしょうか。

なお今月は開催歴の浅いトラックが多いですね。
3回目のゲートウェイ、2回目のナッシュビル、初開催のシカゴストリート。
いずれも得意ではないのでNiS戦う上では増えてくれなくていいよと思うトラックばかりです。

7/2(日) 1:00 Slot

2本目のレース。
後述の1本目が惜しい結果だったのでそのリベンジのつもりで臨みます。
しかし19:00枠とは打って変わって非常にレベルが高い様子で予選は5番手、トップとの差は非常に大きく優勝を狙うのは厳しそうです。
とはいえ1つでも上を目指していきます。

スタートシーン。

が、そんな気合も空回り。
スタートのT1で4位スタートの車と接触しスピン。
厳しく閉めてきたな、と思っていましたがリプレイ見返すと自分が少し突っ込みすぎていたのが原因のようです。
これで20位付近まで落としました。
接触した相手はオレンジディスクを受けたようで戦線離脱しました。
申し訳ないです。

スタートのT1。4位スタートの#1と接触。
自分はスピンし、後続に当てられるなど揉まれました。
相手の#1はウォールにヒットしてオレンジディスク。
T3時点で22位まで落とす。
次のT4で4台まとめて抜くなどして若干挽回。

1周目が終わった時点で17位。
だいぶ落としてしまいました。
しかしこのあたりの車はかなりペースが違うのである程度簡単に抜いて行けます。
とはいえちょっと楽観的で無理な仕掛けもしてしまい、危ないシーンや1台クラッシュに追いやってしまう場面もありました。
反省点です。

3周目のT4。外で粘る相手にスペースを残せず、壁に追いやってしまいました。

なんだかんだで6周目には7位まで戻りました。
しかしその先は11秒以上離れており、ここからは少し厳しそうです。

6周目終わりで7位まで戻す。その先は大きく差が開く。

厳しかと思いましたが、前とはラップ1秒近い差があるようで、16周目に入る頃には5,6位に追いつきました。
このペース差なら手こずる相手ではなさそうです。
見立て通り、16周目の内に6位に上げ、2周後の18周目に5位に上げます。

16周目に入るところ。5,6位に追いつく。
16周目の最終ターンで6位の#4をパス。
18周目のT6。若干オーバーシュート気味になった5位の#9をパス。

結局、半分も行かないうちにスタート順位の5位まで来ました。
しかしその先は遥か前方。
4位は13秒先、トップとは半周近く差が開いています。
さっきの2台はペース差があったので追いつき捉えることが出来ましたが、この先は本当に厳しそうです。
予選時点でもタイム差が大きく、普通にレースしてもTop3を狙うのが難しいのは分かりきっていたことですが。

4位に上げた翌周、19周目のT1。
フェンス越しのT6を曲がる#2がリーダー。約半周差です。

前との差はじわじわ開き気味で、さすがにこれ以上は無理だなという状況。でしたがハーフウェイになる25周目で一つ順位が上がりました。
後で確認したところ、4位の車が単独クラッシュしたようです。

思わぬ形で順位を上げましたが、この先は本当に何もありません。
前も後ろも差が開く一方でずっと単独走行。
途中、周回遅れが邪魔になるシーンもありましたが大したことはなく。
そのまま何事もなく5位フィニッシュでした。

フィニッシュ。

スタートのミスが全てでした。
このミスが無くても順位は変わらなかったであろう感じはしますが。
結果的に元通りだとしても、このミスで1台にオレンジディスクを与えてしまっていますし、追い上げ途中でも楽観的な動きで相手をクラッシュに追いやるなど周りに迷惑をかけ過ぎました。
結果論ですが、序盤の内にスタート順位まで戻れたのならば、もっと余裕をもって抜いても問題はなかったはずですし、予選タイム差的にもそれは難しくないと分かっていたはずなので、冷静さを欠いていたなと反省です。


7/1(土) 19:00 Slot ※ポイント対象外

1/2 Split / SoF:2043 / #3 / Start:P3 → Finish:P2 / 119 Champ Pts

ポイント対象外なのでいつもは簡潔にまとめるところですが、まあまあ面白いレースだったので細かくいきます。

予選は3番手。
PPは同じく日本人ユーザーのYoumaさんです。
かなり速いタイムで、これはついていくのが厳しそうだと思わされます。
とはいえワンミスでひっくり返る可能性もあるので出来る限り付いていきたいところです。

スタートは無難に3番手を守ります。
序盤はYoumaさんがリード。
予選が速いだけあってタイヤを機能させられるまでが早いようです。

スタートシーン
1周目終わり。3位をキープ。

数周すると2番手スタートの#8のペースが非常に良いようで、9周目にリードチェンジ。
その後もYoumaさんのペースが思ったほど上がらず、自分も2番手を狙って攻め立てます。

9周目のT1。
トップのYoumaさんがスライドして失速した隙に#8が前へ。リードチェンジ。
12周目に入るところ。自分もYoumaさんに追いついてきました。

しかしながらそこまで差はなく抜きあぐねます。
低速のセクター3ではこちらに分がある様ですが、長い直線のあるセクター1,2で差が開くため仕掛けるところまでいけません。
その間にトップはじわじわと差を広げていきます。

結局攻めきれないままハーフウェイを迎えます。
タイヤ消耗でバランスが変わってきたのか若干ペースを乱し、逆に一旦ギャップを広げることになります。

25周目のT12。テール・トゥ・ノーズのまま10周以上が経過。

30周を迎え、そろそろピットインかという頃合いになりました。
31周目、T1でリーダーが壁に当たり大きくペースを落とします。
どうやらオレンジが出たようでロングピットになり戦線離脱。
Youmaさんと一騎打ちの様相になりました。
翌32周目終わりで同時にピットイン。
ピットを出た時点で約3秒のギャップです。

31周目。トップの#8がT1でウォールにヒット。
修理が必要になったらしく大きく遅れて戦線離脱。
33周目終わりでYoumaさんと同時にピットイン。
若干作業時間がかかってしまいギャップは3秒に拡大。

ピットアウト後はYoumaさんのペースが悪く、4周程で1秒圏内まで近づくと0.5~0.8秒ぐらいの差で推移。
やはり仕掛けるところまでは厳しいかという状況。
しかし43周目、T6でYoumaさんがオーバーシュートして壁にヒット。
失速した隙にリードを奪います。

38周目には再び1秒圏内に迫る。
43周目のT6。youmaさんがウォールにヒット。
失速したところで並び掛け、次のT7で前に。

そのままギャップは1秒まであっさり広がり、あとはこれを守るだけ。
と思いましたがそう簡単にはいきませんでした。

一旦はダメージの影響でペースが落ちているように見えましたが、45周目にファステストを記録され、影響はほとんど無い様子です。
対して自分はというと、当たり方と翌周のペースが悪かったことで油断してしまい、残りはクルージングのつもりになっていました。
まずいと思ってペースを上げようにも、一旦ペースを落とすとリズムが狂ってしまい思うように攻められません。
また、ここまでずっと他車の背中を追いかけていたので、前が居なくなったことで走りづらくなってしまった部分もあるかもしれません。
なんにせよギャップは0.5秒まで詰められ、逆に追い立てられる格好になりました。

44周目終わりでは約1秒のギャップ。
45周目終わりには0.5秒まで接近。

そして追いかけられながら迎えた残り2周の49周目。
長い直線の立ち上がりであるT5でスライド気味になりスピードが伸びず、真後ろまで接近されます。
T6は守れど、そのままT7でインを突かれて再逆点を許してしまいました。

49周目。T6で真後ろまで接近される。
先程と同じT7で再逆転を許す。

そのまま再々逆転を狙うだけの力はなく2位フィニッシュ。
一度は勝利に届きかけるも悔しい結果になってしまいました。

フィニッシュ。

NiSでの目標の一つが勝利を挙げることなので、ロードコースとはいえ大きなチャンスを物に出来なかったのは非常に悔しいところです。
しかしながら、正直なところオーバルでも優勝争いに加われることが殆ど無いのでここぞという場面で勝負弱いのでしょう。
兎にも角にも経験不足です。


あとがき

6月は以上です。
ロードに関してはそれなりの競争力を見せることが出来ている感じですが、オーバルも含めて良い時と悪い時が極端な感じです。
良い時もそこまで良い訳ではないですが。

全36週のシーズンなので、ここで丁度半分終わったことになります。
去年と比べるとマシな成績ですが目指すところにはまだまだ遠い感じです。
後半戦はもう少し上げていかないといけません。

それでは次の更新で。

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