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結果が出る月間予算の作り方

今回はこんな悩み

  • 予算の作り方がわからない

  • 目標が無くてやる気出ない

  • 業績が伸びなくてヤバい

こういった疑問に答えます。

内容はコチラ

予算作成に必要な3つの根拠

現状を分析する

現場の見た第一印象を大切に

まず現場を初めて見た時の第一印象はお客さんもほぼ同じ様にを感じています。
これから出勤する度に忘れてしまいますので、しっかりメモしておきます。

お店に入る前段階での話しでは
公式LINE、Twitter、Instagram、Facebook、YouTubeをやっているお店が多いです。

SNSを見た人はお店をどの様にイメージしているのか?
お客様はどのようなお店だと思いながら遊んでいるのか?

ここの差がやろうとしている事と実態との差ですので、ここもメモしておきます。

しかしSNSを見て来店された方へタイムリーに聞く事は
難しいですのでここは地道に情報収集をしていきましょう。

なので
まずはあなたが最初に感じた印象のイメージとお店の売り方が合っているのか?
ここが重要な情報となります。

またアルバイトスタッフと仲良くなるとお店の噂話や裏情報
地域で有名なユーザーを教えてくれるので、コミュニケーションは常に取ります。
2チャンネルはぶっちゃけた話が落ちていますので必ず確認します。

近隣競合と比較して店舗の強みと弱みを見つける

店舗の情報を集めたら次は近隣競合店と比較します。
例えば

・SNS実施内容・入替台数
・ポスター・店内POP
・スタッフの人数・接客
・千円スタート・整備の特徴
・お客様人数・カウンター景品
・総付け、ライター企画

そのうち他店舗には顔が割れるので、その前にお客として1ヶ月ぐらいは通っておきます。

使ったお金は・・・上司に嚙みついて予算もらった方がよいです。
どうせだめでも1回は言ってみましょう。重要な仕事だと上司も分かっているはずです。

そしたら箇条書きでよいので店舗の良い所、悪い所をどんどん書き出していきます。

箇条書きした内容ですぐに出来る事と出来ない事
お金がかかる物とお金がかからない物を区別しておきます。

過去の実績データを確認する

各月の実績値が横並びになっている一覧表を最低5年分は確認します。
季節やその月の増減だけ見ても判断が出来ません。

過去のリニューアルや今回の様なパンデミックなど出来事を記入しておく仕組みを
会社で作っておく事をオススメします。

これがあると後任は非常に助かります。(引継ぎも不要になります)
記録がある事でデータ根拠の精度が高くなるので予算作成が楽になります。

イベント日の増加率と週末の増加率
月の前後半を比較(15日前後)
給料日後(25日後)
年金支給日(偶数月の15日)
生活保護受給日
(地域によって違う。約毎月初)

あとデータの見方ですが全体から細かい方向へ数字を見ていく事をオススメします。

例えば
お店全体の売上➡4円(アウト、売上、粗利)➡島別➡機種別➡単台といった感じです。

島別で見る事で現場に行った時にリンクして数字を覚えられやすいです。

現在値から目標地点までの道のり。そこにいく為に今は何が必要か?

時間をかけて現在値を確認しましたが
予算作成に必要な8割はすでに終わってます。

箇条書きをした内容を確認してみましょう。
例えば

お金かかる(すぐに出来ない)
・空調が壊れている場所がある
・4パチ台数少ない
・5スロが無い
・主要機械が無い
・島が壊れている
・再プレイが出来ない

お金が掛らない(すぐに出来る)
・接客が悪い・トイレが汚い
・告知が出来ていない
・告知デザインが悪い
・SNSを活用していない
・スタッフの帰宅時間が遅い
・セールスポイントが無い

もちろんお金がかからない事(すぐ出来る物)から手を付けるしかないです。
トイレが汚い等は本当にすぐ出来ます。その日に指示しましょう。

ここが重要なんですが
お金のかからない事ってけっこう方向性や考え方が無いと
動かせられない事があります。

なので

お店の幹部を集めて上記店舗の強みと弱みを説明します。するとお店の幹部から

過去には『これをやってダメだった。』『中途半端で終わっている』『誰々が居なくなって止めた』
どんどん実施してきた事を吐き出させましょう。

ここまで情報集めが出来たらOKです。出来れば3日ぐらいでここまで終わらせます。
あとは一旦脳みそを放置します。

その間にも
経理関係や鍵とか設備関係
さらには所轄書類関係の引継ぎがドッサリありますのでゆっくりは出来ません。

でも私は誰に何を言われようが情報集めを最優先します。

そして脳みそを放置して2~3日ぐらいしたら朝シャワー派なんですが・・・
ひらめきと言うかこれだって言う物が出てくるはずです。

これで完成しました。現在値から目標地点までの道のりが・・・
忘れる前にA4ペラにまとめておきます。

どこに行くのか?
どうやって行くのか?
どれぐらいの費用をかけて?
どれぐらいの日数で?
そこにいったらどうなる?
誰といくのか?

イメージが出たらすぐに店舗の役職を集めてもう一度会議をやります。

具体的な実施内容

会議でA4ペラに記入した内容を伝えます。

店舗スタッフの意見を聞きながらみんなで最善策を決めるのがベストですが
その日で決まらなそうであれば一旦押し通して決めてしまいます。

大丈夫です。

絶対的な方針で、このまま一生変更しないわけではありません。
状況に合わせて変更可能ですし、日々アップデートしますので・・・

まずは全員で向かう方向を示す事を優先します。

その会議の場でも良いですし、改めてでも良いですが

現在の問題点は〇〇や〇〇と〇〇です。
今後いつまでに問題点を改善してお客様を増やす。

目標数値は来月
月間平均 アウト数は〇〇個 売上は〇〇円(日売も説明)平均お客様数〇〇人 

所信表明ってやつですね。 事務所の壁にデカデカと貼ってやりましょう。
コイツ本気だ。と思ってもらわないと意味が無いですから。

初めてでも簡単に出来る予算作成フォーマットをプレゼント

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このフォーマットは簡単に出来ています。
赤色の部分を入力すれば完成するようになっています。

最初にP4を開き部分店舗名と西暦と月を入力
次にP4からシートの右側にあるアウト、玉単価、粗利率、設置台数を入力して完了です。
その他レートも同じ手順です。

結果がついてくる予算作成のマル秘テクニック

まず日々の入力を全て平均値にします。

例えば所信表明の4Pが下記月間平均値だとしましょう。
アウト10,000個 玉単価1.00円 粗利率10.00% 台数100台 31日間

そうすると4Pの一ヶ月合計が
売上31,000(千円)粗利3,100(千円)になります。
日々のアウト数など変更したとしても最終的にはこの数字になれば良い訳です。

過去の実績を把握するで説明した数字の傾向を確認して

平日、週末、企画日、を算出した物を参考にして入力していきます。
表現で言うとデコボコと言いますか。

ここからが予算作成のマル秘テクニック

1ヶ月をクウォーター(4つ)に分けます。約8日毎に分けます。
①1日~7日 ②8日~15日 ③16日~23日 ④24日~31日

そして月平均に対して ①125% ②110% ③85% ④80%

上乗せまたはマイナスをします。
前半は平均よりも強気の設定。後半は弱気の設定となります。

このメリットは

予算に対して良い進捗の場合


前半は強気の予算設定しているのに予算通りで進捗しているかまたはそれ以上。
こうなったらイケイケガンガンです。

粗利の確保が前半である程度見えてくるので、余らしても意味がありません。
※賛否両論ありますがここはまたの機会に・・・
どんどん開けてどんどん設定入れていきましょう。
来月の数字に結果として表れます。

予算に対して悪い進捗の場合


前半で粗利の進捗が悪い時は、さっそく首か~って気持ちになります。
意外と後半の予算組が軽いので追いついちゃうパターンがあります。

その余裕があると、過度ないじめすぎを回避出来ます。
これが平らな予算状況で進捗がわるいと、結果一ヶ月間ずっと
しめ続ける事になってしまいさすがの常連様も我慢の限界。
他店へ逃げてしまうのを防げます。

まとめ

どこに向かうのかを明確に示す事が店長の最大の仕事と言えます。

この目標設定のちょうど良い所を狙うのがです。
高すぎてもダメ、低すぎてもダメです。ちょうど良いところです。
なので8割の時間を使って情報収集をする必要があります。

この目標に向かって全員で精一杯やる事で結果は必ずついてきます。

あとは日々の業務の中で(朝礼などで)
この目標に最短でいく方法や意味をスタッフへ共有する事と
情報のアップデートをどんどん行って下さい。

今後売上があがる事を願っています。

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