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【考え】期待しない

自分にも周りにも期待はしない。

こう聞くと、「なんて冷めてる人間なんだ」とか「面白くない人だ」と思われるかもしてない。

でも、僕が大切にしていることは、この『期待しない』である。日々の自分の仕事に対する結果や周りからの評価、もっと身近なところでいくとネット上でたまにあるくじ引きの結果などである。

どれもある一線を超えると自分の手には負えない領域となる。その領域に対して期待することが馬鹿らしいと考えるようになった。というよりかは、ある本を読んでからその事実に気づいた

その本とは、

『Think clearly』 ロルフ・ドベリー【著】安原実津【訳】である。

その本の中の、「47 期待を管理しよう」に以下の文章が登場してくる。

「しなければならないこと」は必然、「したいこと」は願望、「できればいいこと」は期待である。
私たちの「期待」という感情に無頓着なため、私たちの「期待」は他人にいいように利用されてしまう。

この章ならびに、この文章を読んでから自分の中で今までモヤモヤしていたものが少し吹き飛んだのを感じた。これまで「自分がこれだけしたのに、周りが〇〇しない」や「最近頑張っているのに、また〇〇だ」のように、周りの取り組みや評価に期待していたり、自分の頑張りと結果に対して毎回期待しては落ち込んでいる自分がいた。それもこれまで生きてきて、ずっと期待しては高い確率で自分に裏切られてきたのである。

それがどれだけ愚かなことか、この本の数ページで気づいたのである。

それ以来は、『期待しない』を「自分にとって大切なこと」としている。

期待をしないようになると、もちろん裏切られるということにもならないので、随分と楽に生きられるようになった。これはかなり良い考え方を若いうちに習得できたなと、本の著者には感謝感謝である!!

『期待しない』

今後もこの考え方はいつ何時でも大切にしてきたいと思う。

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