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ハンドメイド・アイアンに黒さびを  塗布する方法

Golf
アイアンに黒さびを塗布する方法
ゴルフクラブを見違えるような仕上がりにする

一番好きなアイアンができる

完成品です。光沢のある黒

用意するもの

・アイアン
・小さめの容器
・サンポール
・ゴム手袋
・ビニールテープ
・シールテープ(必要に応じて)
・ブルー溶液(黒サビの元)
・金(かね)タワシ

アイアンのメッキが剥げて、赤サビが出るようになりました。

メッキを剥がして、黒サビを付けてかっこよくする

ゴルフのアイアンはマッスルバック型が対応できますし
特にアプローチウェッジがお勧めです。
(キャビティーなどの裏側には素材の違うものが張り付けていますので、止めた方が賢明です)

養生

用意したアイアンのヘッド以外でメッキや塗料がはがれない様に、ビニールテープかシールテープ(水道などの水漏れ防止するため配管のねじ部分に巻くテープ)でヘッド付け根のカラーからシャフトにかけて20cm程度養生をします。

シールテープだけでは、粘着力が無いのでシールテープの上から通常のビニールテープを重ねて巻いてください。シールテープが用意できない場合は、ビニールテープを二重に巻き付けてから行うと問題なくできます。
この養生ができてないと、ヘッドのメッキ以外にシャフトのメッキや塗料が剥がれます。本格的におこなう方は、ヒートガンでヘッドとシャフトを分離してから、ヘッドをサンポールにつけることになります。

酸に漬け置き

【サンポールにつけた写真】

※酸を利用することが目的です。市販で手に入りやすいことからサンポールを利用していますが、目的外使用になりますので、くれぐれもサンポールメーカー様に迷惑のかからないように注意してください。

酸に漬け置きするわけですが、泡と臭いがきついですから室内では行わないようにしてください。
屋外でおこなう場合では動物や人間が容易に触れることのできない状態を確保した状態でないと、絶対におこなってはいけません。

漬け置き時間は、18時間から24時間がベストです

水洗い

メッキが剥がれて地金が出ている状態を確認できたら、水洗いをします。
ゴム手袋をして、ヘッドの酸を洗い流しながら金タワシで表面の汚れを取ります。
養生テープを外してから乾燥させてください、この時にヘッドに素手で触ると手の油が残ってしまうので気を付けましょう。



さび付け【ざびの原液製品】

【さび付け写真、一回刷毛分】

これが黒さびの元になる液です

ホームセンターなどで手に入りやすいさびの原液は、【さび チェンジ】
約1,300円、ネット通販で購入できるさびの原液は【ガンブルー】
スチール用 2,500円~約4,000円
どんなものかわAmazonで調べられます。
(必ずスチール用を選びましょう)

https://amzn.to/3jKbHOm

ガンブルーの方が仕上がりとしては綺麗です。
さびチェンジでは、すぐに変色しませんでしたので、ガンブルーをお勧めします。
何度も上塗りをして、ムラをなくしてください。そして水洗いをして
もう一度塗ってから、水洗いそして最終工程の磨きをして2日間ほど放置するとサビか強固になります。

最終磨き工程

さび付けが終わっても、くすんだ状態になっていますから、金タワシで表面を磨くように擦っていくと、光沢が出てきます。
これが大切な裏技です。金タワシで磨くと光りますが、欲を出して磨きすぎると、はがれてしまいますから。

表フェイス面

裏側

ラウンド終了後に、自宅でのメンテナンスが必要ですが、手間のかかる分
自分のお気に入りになってきます。

一番好きなアイアンができた

ラウンド後の再生方法


使用すると、黒さびはがれてくるので再生する方法も覚えておきましょう。

簡単です。水洗いをして汚れを取り、乾燥させたら黒さびの液を筆で塗ります塗ります。
塗り終わったらすぐに水洗いをして、金タワシで表面を磨いて終了です。
10分程度で元の状態に再生できます。

では、楽しいラウンドを。
読んでいただきありがとうございます、お役に立てるといいのですが。


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