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確定申告と投票

民主主義になった日本では税金を支払う義務を負う代償として投票という権利を得ました。税金を払うことと投票することは社会の右と左の車輪のようなものです。

韓国の大統領選挙の投票率が77%と聞いて羨ましくなりました。結果も拮抗していたので自分の投じた一票が意味のある一票であると感じた有権者も多かったのではないでしょうか。

アメリカに住んでいたときに知りましたが、アメリカ人は毎年4月15日になると所得税の申告をします。会社が年末調整はしてくれません。税理士を雇うか、自分でソフトウェアを購入してPCから納税をします。この作業は自分が一体いくら税金を払っているのか嫌でもわかります。

日本に住んでいると税金は会社が年末調整してくれるし、選挙も行かないので社会に貢献している感がなんだか薄いです。今回初めてマイナンバーを使って確定申告をしましたが、以前と比べてとても納税情報を集めるのが楽になっていて驚きました。3月が近くなると毎年憂鬱でしたがこれならばちょいと頑張れば1日でできてしまいます。記帳も電子化されていますからなんと簡単なこと!

ここまで楽になっているのならば年末調整は廃止して国民は自分で申告したほうが良いのではないでしょうか?税の重みを知り投票率も上がるかもしれません。

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